• 2019.10.21 Monday
ラグビーW杯、昨日の話のつづき。

ラグビー人気はどうなっていくのか。


ラグビーは、応援する対象があるから面白い。

自分がピッチ上の選手たちと一緒に、
押したり、耐えたり、ぶつかったり、駆け抜けたりと、
自分ごとのように力が入るから興奮する。

僕は、2015年の1月の大学選手権で、
母校の筑波大学が活躍してからラグビーを見始めた。
そこには母校という気持ちが入る対象があった。
社会人のトップリーグよりレベルは低くても、
熱くなれたし、ラグビーが好きになった。

たぶん母校が活躍してなければ、
ラグビーにそこまで興味を持っていなかった。


ラグビーは、バレーボールのように、
頻繁に大きな国際大会が開かれるわけじゃない。

ラグビーのトップリーグは企業スポーツだから、
サッカーのJリーグや、バスケのBリーグのように、
地域密着型に舵を切れてもいない。

サントリーとパナソニックの試合が面白くても、
そこに代表選手が在籍していても、
にわかからだと、応援熱は保ちにくい。

「ラグビーの面白さを知った」という人は、
もちろんラグビーの競技自体にも興味を持ったけど、
日本代表という熱くなれる対象があったから。
各国代表が戦う世界最高峰の舞台が日本に来たから。

その興奮が、ラグビーの面白さにつながっている側面もある。


たぶん今後、トップリーグに足を運ぶ人は結構いると思う。

とはいえ、その後も企業のチームを
応援し続けるかといえば難しい。

日本のスポーツといえば野球だった時代の
プロ野球とはワケが違う。
プロ野球も今や、地域密着が重要になっている。

しかも2021年秋には、
プロリーグがスタートする構想もあり、
今の企業チームが参戦するのか、
それとも新規クラブが参戦するかは分からない。

にわかファンの受け皿は、大きくない。


その2021年秋に発足するとウワサの、
ラグビーのプロリーグ。
地域密着を掲げてスタートする構想だという。

Jリーグ創設の1990年代からずっと、
日本スポーツの進むべき方向性とされ、
今、バスケでも成功を収めつつある地域密着。

本来は今年すでにプロ化されていて、
日本を応援したあとは、地元を応援するという流れが、
理想だったとは思う。

日本を応援する気持ちは、
地元を応援する気持ちに置き換えられる。

Jリーグ開幕前年に、ナビスコカップが行われ、
そのときすでに大きな盛り上がりを見せていたように、
来年のリオ五輪後に、どれだけ盛り上げられるか。

そして地域密着のプロリーグと、
トップリーグから移行する社会人チームのリーグの
2つができる可能性があるわけで、
その棲み分けはどうなるのか、課題は多い。

それにラグビーは競技人口が少ないだけに、
クラブをそう多く作ることはできないはずで、
地元にクラブチームがない、という状況も生まれるはず。

でも、地域密着のプロ化しか、
今のところ成功する道はないと思うし、
今なら成功の可能性はあると思う。


ラグビーは、熱くなるためのツール。

しかも、ラグビーは全力の場面が多いから、
熱くなるという意味では、
いろんなスポーツがある中でも特に優れている。

W杯で日本の活躍に熱くなったように、
応援したくなる対象があることが大事だと思う。

  • 2019.10.20 Sunday
ラグビーW杯・準々決勝。
世界ランキング6位まで上がった日本は、
4位の南アフリカ対戦。

前半、ミスの目立つ南アフリカに対して
日本はなんとか食らいついて3-5のロースコアで折り返し。

しかし後半は、南アフリカに主導権を握られ、
スクラムやモール、ラインアウトなど、
日本は多くの場面で圧倒される展開に。

日本は南アフリカに力でねじ伏せられ、3-26の完敗。
自国開催のW杯は、ベスト8に終わった。


これもラグビー。

勝利を重ねる4試合を見てきた人にとっては、
後半、ストレスの溜まる内容だったかもしれないけれど、
ラグビーはこういうもの。

強い相手と戦うといいところを出せずに終わるし、
もっと実力差があれば、もっと試合は一方的になる。

完敗とはいえ、日本の今の実力を考えると、
善戦だったと思う。

これまであまりにも劇的な試合が多かったけど、
こうやって実力通りの結果になることが多い。


格上相手に奇跡を起こした前回大会、
実力で格上を下した今大会。

今大会の予選プール3位以内に入ったことで、
4年後のW杯フランス大会への出場が決まった。

日本ラグビーは強くなってきた。
日本中が盛り上がった。

次は、この強さと人気を維持できるかどうか。

2015年のW杯でも、
ラグビーはかなり盛り上がったというのに、
あんなに五郎丸ポーズが流行ったというのに、
今大会が開幕するまで、ラグビーW杯への興味度は低かった。

その間、日本代表の試合も、
サンウルブズの試合もあったし、
トップリーグや大学選手権もあったけど、
2015年のW杯後、大量にいた「にわか」はだいぶ消えた。

そんな4年ぶりのにわかも含めて、
今大会のにわかファンの興味を、どこへ導けるのか?

「4年後のW杯が楽しみ」ではなくて、
普段から観たくなるスポーツになる必要がある。


2021年秋に発足するといわれている、
プロリーグの重要度は、かなり高いと思う。

地域密着。

Jリーグ創設の1990年代から、
日本でもこの考え方が一般的になり、
今、バスケのBリーグでも成功を収めつつある。

日本代表を応援したときの熱は、
地元を応援する熱にうつりやすい。

ラグビーは、競技の特性上、
応援する対象があるから、特に熱くなれる。

興味の対象が次々と見つかる時代に、
2年先はちょっと遠い話だけど、
前回より芯まで温まったラグビー熱。

地元に応援するクラブが生まれれば、
この4年間以上に、にわかは定着すると思う。

  • 2019.10.19 Saturday
J1第29節、清水はホームで
広島と対戦し、1-2で敗れた。

きっちり守り、早い時間帯に得点を決め、
清水にとっては勝ちパターンだったものの、
重心が守備に偏り過ぎて失点すると…

少ないチャンスを決めきれないうちに逆転を許して敗れた。

…って前節とほぼ一緒。
残留争いから抜け出せずにいる。


前節と同じで、先制すると気持ちが守りに入るのか、
あらゆるプレーが消極的になる。

パスがつながらず、プレーの精度が低く、
プレスもかからず、ボールを運ばれるとズルズル下がり、
相手のやりたい放題、やられてばっかり。

こうやって勝ったり負けたりで、
今シーズンはしのげるんだろうけれど、
希望の見えない戦いは、失望感が大きく、
ホームスタジアムへの足を遠のかせてしまうのが心配。

何がしたいのか分からない戦いは、
ストレスがたまるだけ。

守ってどうカウンターにつなげるのか、
戦術ドウグラスが封じられたときどう打開するのか、
守備がハマらなくなったときどう守るのか、
あまりにも無策に見えて、ワクワク感がない。


準備していた通りのことをやって、
うまくハマれば勝ち、うまくハマらなければ負ける。

ハマらなかったときにどうするか、
ピッチ内での修正ができていないのか、
準備が足りていないのか。

何度監督が代わっても、うまくいかないわけで、
「チームが若いから」と言い続けて、
それなりに中堅どころが多いチームになってもまだ、
同じ問題を抱え続けている。


リーグ戦、残り5試合。

ハマりやすいはずの相手が多いわけで、
自信を持って、余裕を持って、
柔軟な戦い方を見せてほしいと思う。

  • 2019.10.18 Friday
ラグビーのちょっとした話
「ヘッドギアをつける目的とは?」

4年前のW杯でラグビー人気が爆発したあと、
国会図書館でじっくり調べた内容の一部を記します。


●ヘッドギアはある程度のクッションにはなる

・ヘッドギアといえば頭から衝撃を守るもので、
 確かにその役割はある。

・ただ、12〜21歳のラグビー選手3686人を対象の調査で、
 脳震盪の発生率は変わらなかったという結果も。
 (今は性能が上がって、脳震盪から守れるようになってるかも)


●ヘッドギアをつけるリアルな理由は「耳を守るため」

・現場の選手によると、耳を守るという意味合いも大きいという。

・ラグビーではスクラムやタックルで、耳が擦れる。
 ときには、パックリと切れることもある。

・耳は腫れて、回復しないまま擦れたり切れると
 腫れてつぶれたままの“カリフラワー耳”になる。

・それがイヤなので、ヘッドギアをつける選手がそれなりにいる。


●でもヘッドギアはジャマ

・ただヘッドギアをつける選手は多くない。
 それは「視界が狭まる」「ずれると前が見えなくなる」などの理由。

・さらに「暑い」「蒸れる」といったストレスも。

・選手の頭(と耳)を守るため、
 メーカーは不満を解消できるよう改良中らしい。

  • 2019.10.17 Thursday
ラグビーの疑問
「トライで点が入るのに、なぜ挑戦(TRY)なのか?」

4年前のW杯でラグビー人気が爆発したあと、
国会図書館でじっくり調べた内容の一部を記します。


●ラグビーの原型は、1点取ったら勝ちのお祭りだった

・ルールはひとつ、設定したゴールへ、先にボールを運んだ方が勝ち

・例えば村全体をフィールドに、村人が東側と西側に分かれて、
 数百人対数百人で、押し合いへし合いボールを運ぶ。

・反則は特になく、ケンカしたり、家を壊したり。

・決着がつくまで2〜3日かかることもあるので、
 途中でごはんを食べたり、居酒屋に入ってお酒を飲んだりも。


●「ボールを運んだあとのゴールキックで勝ち」というルールになった

・祭りが楽しいから、どうすれば祭りを長引かせられるのか考えた。

・点が決まらなければ試合が終わらないから、
 各地で“点が決まりにくいローカルルールが作られた。

・「ボールを運んだあと、距離の長いゴールキックを決めたら勝ち」
 「ボールを運んだあと、投げたボールをボレーシュートで
  ゴールを決めたら勝ち」など。

・このとき「トライ」は、ゴールキックをするための
 “挑戦権”を得るためのプレーになった


●お祭りの名残が、19世紀のラグビー競技の得点ルールに

・当初トライは0点で、トライ後のキックをゴールに決めて1点。

・1886年に3トライで1点入るようになった。

・その後トライの価値がどんどん上がって、
 今ではトライが5点、その後のキックで2点になった。


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