- 2024.02.04 Sunday
アジアカップ、日本はベスト8でイランに敗れて敗退した。
中東らしい縦へのロングボールに苦しみ、押し込まれ、
精彩を欠いた選手たちは、成す術なく敗れた。
そうなると、就任当初からずっとくすぶり続けていたものの、
W杯で結果を残したことで誰も言えなくなっていた、
森保監督への不満が爆発するもので。
なぜ、戦術的な選手交代ができないのか。
なぜ、コンディションが悪そうな板倉選手を使い続けたのか。
なぜ、選手任せのようなサッカーを続けるのか。
そもそも、森保監督は何をしているのか。
などなど。
代表は準備期間が短いから、戦術はそこそこに、
選手たちのクオリティで戦うものだとは思う。
ただ、それが選手任せになりすぎると、
劣勢になったとき、修正がきかないことがある。
疲労が蓄積して個でなんとかならなくなったとき、
よりどころになるものがなくて、機能不全に陥ることがある。
ボランチの守田が、試合後に分かりやすく指摘していた。
「もっとアドバイスとか、外からこうした方がいいとか、
チームとしてこういうことを徹底しようとかが欲しい」
「結局、だれが出てるかの人次第、質次第になっている」
「こういうことをしようというものがないと、
受け身になり始める。相手の雰囲気だったり、
同点ゴールを決められて、オフサイドだったけど
追加点も取られそうになって、
僕自身を含めてボールを握るのが怖くなる」
(ゲキサカ 2/4配信より)
選手たちは、経験である程度は戦えるわけだけど、
今回のように相手に研究され、ピッチ内で修正できなくなったとき、
選手同士で解決できない状態になったとき、
ベンチワークや、監督からの指示がきっと足りていない。
選手たちは自信を持てずに攻守のクオリティを落とし、
後手を踏み、消極的になり、相手に支配され、ミスが起き、立て直せない。
試合終了間際に決壊して点を取られたりする。
そんなチームが、Jリーグにもあったような・・・
というのはさておき。
ここから日本代表が、選手の質だけではない、
チームとして戦えるようになるには、
監督を変えるか、アイデアを授ける有能なコーチをつけることになる。
やっぱりJリーグのあのチームを例に出すと・・・
J2清水は昨シーズン、いつもながら監督の途中交代もあって、
個への依存が高いサッカーで昇格を逃した。
試合中に監督は修正するけれど、クラブとしてどう戦うのか見えなかった。
それを反省してなのか、秋葉監督が群馬・水戸の監督時代に
コーチを務めていた依田氏を、今シーズンはコーチとして呼んだ。
それが成功するか分からないけど、参謀の力は大事なはずで、
町田にはJ経験が浅い黒田監督のもと、経験ある金明輝コーチがいて、
そのおかげもあるのか躍進し、J1昇格を決めた。
選手に考えさせるサッカーは大事だけど、
だからといって選手が苦しいときにも、
選手に考えさせる指揮官なら、誰がやってもいい。
親善試合ならまだ、苦しい状況を味わわせて、
自分たちでどう立ち直るか試練を与える考えもいいと思う。
でも今回はアジアカップという大事な大会。
アジアカップという公式戦で、
あえて試練を与えたという見方もできるけど・・・
コンディション的に良くなさそうな選手を出し続けるという、
試練になり得ないことを、指揮官はなぜやってしまったのか。
この先の試合、たぶんまた日本はそれなりに勝ってしまう。
個の力でねじ伏せてしまう。
森保監督は、人の心を動かせる監督だから、
監督を変えるよりも、試合を動かせるコーチをつけた方がいいような…
それが今のコーチ陣でもできるのか…分からない。
中東らしい縦へのロングボールに苦しみ、押し込まれ、
精彩を欠いた選手たちは、成す術なく敗れた。
そうなると、就任当初からずっとくすぶり続けていたものの、
W杯で結果を残したことで誰も言えなくなっていた、
森保監督への不満が爆発するもので。
なぜ、戦術的な選手交代ができないのか。
なぜ、コンディションが悪そうな板倉選手を使い続けたのか。
なぜ、選手任せのようなサッカーを続けるのか。
そもそも、森保監督は何をしているのか。
などなど。
代表は準備期間が短いから、戦術はそこそこに、
選手たちのクオリティで戦うものだとは思う。
ただ、それが選手任せになりすぎると、
劣勢になったとき、修正がきかないことがある。
疲労が蓄積して個でなんとかならなくなったとき、
よりどころになるものがなくて、機能不全に陥ることがある。
ボランチの守田が、試合後に分かりやすく指摘していた。
「もっとアドバイスとか、外からこうした方がいいとか、
チームとしてこういうことを徹底しようとかが欲しい」
「結局、だれが出てるかの人次第、質次第になっている」
「こういうことをしようというものがないと、
受け身になり始める。相手の雰囲気だったり、
同点ゴールを決められて、オフサイドだったけど
追加点も取られそうになって、
僕自身を含めてボールを握るのが怖くなる」
(ゲキサカ 2/4配信より)
選手たちは、経験である程度は戦えるわけだけど、
今回のように相手に研究され、ピッチ内で修正できなくなったとき、
選手同士で解決できない状態になったとき、
ベンチワークや、監督からの指示がきっと足りていない。
選手たちは自信を持てずに攻守のクオリティを落とし、
後手を踏み、消極的になり、相手に支配され、ミスが起き、立て直せない。
試合終了間際に決壊して点を取られたりする。
そんなチームが、Jリーグにもあったような・・・
というのはさておき。
ここから日本代表が、選手の質だけではない、
チームとして戦えるようになるには、
監督を変えるか、アイデアを授ける有能なコーチをつけることになる。
やっぱりJリーグのあのチームを例に出すと・・・
J2清水は昨シーズン、いつもながら監督の途中交代もあって、
個への依存が高いサッカーで昇格を逃した。
試合中に監督は修正するけれど、クラブとしてどう戦うのか見えなかった。
それを反省してなのか、秋葉監督が群馬・水戸の監督時代に
コーチを務めていた依田氏を、今シーズンはコーチとして呼んだ。
それが成功するか分からないけど、参謀の力は大事なはずで、
町田にはJ経験が浅い黒田監督のもと、経験ある金明輝コーチがいて、
そのおかげもあるのか躍進し、J1昇格を決めた。
選手に考えさせるサッカーは大事だけど、
だからといって選手が苦しいときにも、
選手に考えさせる指揮官なら、誰がやってもいい。
親善試合ならまだ、苦しい状況を味わわせて、
自分たちでどう立ち直るか試練を与える考えもいいと思う。
でも今回はアジアカップという大事な大会。
アジアカップという公式戦で、
あえて試練を与えたという見方もできるけど・・・
コンディション的に良くなさそうな選手を出し続けるという、
試練になり得ないことを、指揮官はなぜやってしまったのか。
この先の試合、たぶんまた日本はそれなりに勝ってしまう。
個の力でねじ伏せてしまう。
森保監督は、人の心を動かせる監督だから、
監督を変えるよりも、試合を動かせるコーチをつけた方がいいような…
それが今のコーチ陣でもできるのか…分からない。
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- by イチカワ