• 2018.09.12 Wednesday
日本時間の9日朝、
全米オープンで大坂なおみ選手が優勝した。

20歳の大坂が、四大大会で23回の優勝を誇る
セリーナを、深いストロークで圧倒。

セリーナは、審判に暴言を吐いてしまうほど、
精神的に追い詰められ、自滅のように見せた力負け。

大坂は、四大大会初優勝を成し遂げた。


実力的にも、キャラクター的にも、
ずっとスター候補だった大坂なおみが、ついに花開いた。


実力を発揮させたのは、やっぱりメンタル。

その能力は疑いないものだったけれど、
感情にムラがあり、試合中に崩れると立て直せず、
長いトーナメントはどこかで切れてしまう、
そんなイメージの選手だった。

それが今、メンタル的に成長し、
ポイントをとればガッツポーズをし、
ミスをして落ち込みそうになれば
体を叩いて鼓舞したり、無理にでも笑顔を作る。

「テニスはメンタルのスポーツだ」
とか言うけれど、スポーツってだいたいそう。

上手いか下手かは技術の差だけど、
勝つか負けるかはメンタルの差が大きく影響する。

自信を持ってプレーすれば決まるショットも、
自信なく打てばアウトになったり、
相手の正面に飛んでしまうもので。

ただ、ここからは試合に勝つメンタルだけじゃなく、
第一線で活躍し続けるという、別のメンタルの強さが必要になる。

ここをひとつ乗り越えて、勝ち続けてほしいと思う。


そしてキャラクターの魅力。

準決勝に勝ったあと、決勝の対戦相手・セリーナについて、
「憧れ」であり「I love you」と言ってしまったり、
その直後には照れてしまったりする、
天真爛漫で素直な“少女”的なかわいさ・面白さと、

試合中に尊敬できないほどの
暴言やふるまいを見せたセリーナに対して、
勝利インタビューで「セリーナと全米の決勝で
対戦するのが夢だった」「プレーしてくれてありがとう」と
やはりセリーナ愛を口にする、ブレなさと品のある美しさ。

そして、文句なく強いカッコ良さ。

そんな、女性が友達にしたくなる魅力が詰まった
大坂選手は、このまま活躍を続ければ、
スポーツの枠に収まらない注目を集め続けると思う。


ちなみに大坂選手は優勝後のインタビューで
今晩のお祝いについて聞かれて
「寝ることと、ビデオゲームかな!」と返答。

この夏にはOverwatchのeスポーツ大会に
姉妹で観戦に行ったほど、ガチっぽい。

錦織選手もツアーで転戦する中、
スタッフとゲームするほどゲーム好きで…
雑音をシャットアウトして熱中できるゲームは、
トップ選手にとっていいかもしれない。

…eスポーツの大会か番組に、出てくれたらなぁ。

  • 2018.08.26 Sunday
アジア大会で、男子バスケットボールの
日本代表選手4人が、日本代表ウエアを着て
歓楽街へ繰り出し、買春を行った問題。

4人は処分を受けてすぐに帰国することとなり、
帰国後すぐ、日本バスケ協会の三屋裕子会長同席のもと、
“顔をさらす”謝罪会見を開いた。

この対応に、三屋裕子さんはさすがと思った。
選手のことを本当に考えての対応だと思った。


僕は、大学の体育の授業を思い出した。

というのも大学3〜4年の体育でバレーボールの担当が、
当時筑波大学の非常勤講師をしていた、三屋先生だった。

僕はスポーツが好きだから、
スポーツが盛んな筑波を選んだという経緯もあり
(パソコンに向かい続ける学部だけど…)
三屋先生担当ということで迷わずバレーボールを受講。

普通の学部のただの授業だったんだけど、
三屋先生は、僕ら生徒と本気で向き合ってくれた。
バレーボールが楽しくてたまらなかった。

今思えば、大学の体育の授業とは思えない熱さだった。

授業では年間を通して、数人のチームを組み、
毎回練習と試合をやっていくというスタイルなんだけど、
体育の授業のあと、他の講義がないときは、
そのまま体育館で自主的な居残り練習。
そこでも三屋先生は、指導してくれた。

あと多くのチームが、授業以外でも集まって
練習したり、他のチームと練習試合をしていた。
大学の体育館をとったりして。

たぶん大学4年間のすべての授業の中で、
一番熱が入った授業だったんじゃないかと思う。
学部の授業がそれ以下なのはどうかとは思うけど…
それは置いといて、単位さえとれればいい体育で、
こんなにも本気になれたのは、三屋先生のおかげだった。


で、何が言いたいかというと、
三屋さんは選手のことを本気で思ってくれるし、
乗せてくれる人だということ。

今回、バスケ界で問題は起きたけれど、
三屋さんが会長なのは、明るい材料だと思う。

日本のバスケ界は、三屋さんを手放さずに、
しっかりサポートしてほしいと思う。

  • 2018.08.23 Thursday
高校野球の投球数問題ついでに
サッカーのインターハイについて。

7日間で6試合、しかも昼間の炎天下という、
メチャクチャなスケジュール。

世間から注目されていないから、
問題になっていないだけで、
本来はもっと問題化していいレベル。

肩を壊すスポーツじゃないけれど、
「35度を超えたら運動は中止を」と言われてる中、
連戦の疲労がとんでもない状態だと思う。

試合時間を午前中にするなど、
気温への対策は立てているものの、
連戦の問題はどうにもなっていない。

気温も時代も、変わってきている。

  • 2018.08.22 Wednesday
甲子園で準優勝した金足農業のピッチャー・吉田が、
決勝までの14日間で、6試合を881球投げた。

この投球数と間隔にやっぱり賛否が出ていて、
将来ある選手を酷使するのは良くないから、
球数制限を導入しようという意見が噴出。

これまで何度も問題視されてきた球数問題が、
解決しないまま、また問題となっている。

そもそも現代の医学では
「ピッチャーの肩は消耗品」というのが常識で、
酷使で選手が壊れる危険は高まる。

「タバコを吸っても90歳まで元気に生きている人が
 たくさんいるから、タバコを吸っても健康に問題がない」
というのがおかしな理論であるように、
肩を酷使すれば、確率として肩は壊れやすくなる。

だから「球数制限をすべき」が正論で、
僕もずっとその意見だった。
球数制限のない高校野球は、非常識でしかない。


ただ、その非常識がなくなったら、
野球界はどうなるか考えたとき、
難しい話なんだろうなとも思い始めている。

なぜなら、野球界にとって、
高校野球でスターが生まれるというプラス面は、
酷使で選手が壊れるマイナス面を上回るから。


高校野球は、野球界を盛り上げるための
「プロモーションの場」でもあると思う。

高校野球で盛り上がっている人の多くが、
高校野球の選手たちに求めているのは、ドラマ。

人は夢を追っていたり、困難に立ち向かいながら、
ジャンプ漫画みたいに「友情・努力・勝利」を目指す姿を
応援したくなるわけで、それが高校野球は分かりやすい。

そしてドラマの続きを、プロ野球で追うことになる。

だから、高校野球で誕生したスターが、
プロで活躍する流れこそが、日本の野球界には必須で、
それがなくなると、野球界は盛り上がりにくくなる。

野球が世界的なメジャースポーツじゃない分、
プロになったあとの「夢」が、
日本代表として世界の頂点に立つことじゃないから、
高校野球は、スターを生む大事な機会。

それを考えると野球界は、球数制限をするという
「ど正論」を、受け入れにくいんじゃないだろうか。

プロ野球側としても、世間の声を考えると
「球数制限をした方がいい」と言うかもしれないけど、
本心は、そうでもないんじゃないかと思う。

興行としては、スターが生まれた方がいい。


僕は、そんな野球界が嫌いだけれど、
そうなっちゃうのが仕方ないのも理解はできる。

ただ、社会は変わってきているから、
このままというわけにはいかないだろうけど。

  • 2016.09.10 Saturday
パラリンピックを見ていて。

24時間テレビを見て感動してる人は、
パラリンピックを見るべきだと思った。


この前の24時間テレビの裏で、
Eテレのバリバラが、
障害者の姿を感動的に仕立て上げることを、
欧米で「感動ポルノ」と呼ぶことを紹介した。

僕はそれと同時に、もうひとつの問題として、
多くの人が「感動ポルノ」しか、
障害者を目にしていないという状況が、
良くないんじゃないかと思った。

言い方がちょっと悪いかもしれないけど、
大事なのは、パラリンピックを見ていると、
障害者の存在に「見慣れること」が、
すごく大事なことだと思う。


日本人が昔、外国人を見ただけで、
特別なものだと感じていたのが、
今や外国人がどこにでもいて、
ハーフの子もいっぱいいる中で見慣れて、
上に見る人も、下に見る人も減った。

それと同じように、
手がなかったり、足がなかったり、
目が見えなかったり、体にマヒがあったり、
それが容姿として少数派で特別に思うから、
上に見る人も、下に見る人も減らない。

パラリンピックを見ていると、
出ている選手がみんな障害を持っているから、
障害を持つ人がいる世界が普通になる。

目が見えない人の表情、
手や足がない人の体の切断面、
動かずやせ細った足など。

そうした人が普通にいるという感覚を持つことが、
障害者と一緒に暮らす社会として、
すごく大事なことなんじゃないかと思う。


NHKのパラリンピック中継は、
スポーツとして、淡々と競技が続いている。

どんな障害を持っているかは、
感動させるための道具じゃなくて、
競技を不足なく伝えるための情報。

その選手はどんな障害を持っていて、
どんなきっかけでその障害を持つことになったのか、
最低限の情報をふまえたうえで、
どう競技が行われているか解説される。

その中で、感動や驚きは自然に生まれる。

競泳では両手がない分、水の抵抗を受けずに、
背泳ぎのバサロがめちゃめちゃ速い選手がいた。

卓球ではやはり両手がない選手で、
口でラケットをくわえて返しまくる選手がいた。

過剰な演出なく、見ていて面白い。


障害を持っている人は、
特別な存在であっていいと思う。

不便な人をサポートするのは当然のこと。
ただ“障害者がいること”が、
特別じゃなくならないといけない。

外国人に親切にするのと同じ。

道を聞かれたら、日本人相手以上に丁寧になるし、
外国人がちょっと日本人と違う行動をとっていても、
文化が違うからねと許せたりする。


パラリンピックは、もちろん地味なスポーツもあって、
つまらなかったりするかもしれないから、
面白そうな競技だけでも見ると、
いいんじゃないかなと思った。

  • 2016.08.31 Wednesday
オリンピックが盛り上がった8月。

深夜から朝にもかかわらず、
オリンピック中継の視聴率は高かった。

でも、オリンピック後にあった
メダリストを集めた特番の視聴率は、
思うように伸びなかった。


前々から言われているように、
日本人が見たいのは、
柔道でもレスリングでも卓球でもなく、
オリンピックで、世界に勝つ日本人。

もっと言えばオリンピックで勝つ日本人を見て、
自分が気持ち良くなりたいとか、

オリンピックという4年に1度の舞台に、
すべてをかけて戦う日本人のドラマを見たいとか。

そしてそれらは、リアルタイムだからこそ、
ドキドキワクワクしながら楽しめるもの。

と同時に、コミュニケーションツールでもある。


スポーツを通して快感を得るのが目的。
スポーツを通してコミュニケーションをとるのが目的。

単純にそういうものとして、
伝える側は頭に入れとかないと、
世の中の空気を見誤る。

オリンピックで盛り上がった人は、
今、タレントの事件に夢中だったりする。

でも人間って、そういうものだと思う。
それが自然だと思う。

  • 2016.08.22 Monday
リオ五輪は17日間の戦いが終わり、
日本時間の朝から閉会式が行われた。

その中で注目されたのが、
2020年の開催地・東京が見せた、
8分間のプレゼンパフォーマンス&VTR。

素敵すぎる内容だった。


日本らしくテクノロジーをきっちり使い、
伝統とポップさを混ぜたパフォーマンス。

日本がここ30年前後で築いた、
アニメやゲームといった文化を使い、
日本に来たときのワクワク感を煽った映像。


昔ながらの日本じゃなくて、
今と未来の日本を見せていた。

僕も日本の魅力はそこにあると思う。

何に世界がワクワクできるか。
世界は日本に何を期待しているか。

これぞ「おもてなし」だと思った。


そしてこの8分間プレゼンの一番の効果は、
日本人をワクワクさせられたことにあると思う。

4年後の東京オリンピックが、
楽しみに思える人は確実に増えた。

都民をはじめ日本の空気が、
東京オリンピックにより協力的になる、
ひとつのきっかけを与えてくれた。

東京オリンピックを盛り上げよう、
自分が何かしたい、そんな人がきっと増えた。

だって、楽しそうだから。


今日の閉会式の東京プレゼンは、
東京オリンピックを成功させるうえで、
とても大きな8分間だったと思う。

  • 2016.08.19 Friday
リオ五輪、日テレアナウンサーが、
レスリング・吉田沙保里の試合の中継で、
ポエムをさく裂させた件。

またやったんだなという感じ。
日テレの悪いクセが出た。

駅伝とプロ野球で培ってきた、
資料読みや感動を演出する実況は、
目まぐるしく状況が変わるスポーツや、
そのコンテンツにすでに力がある大会で、
これまでも耳障りになっていた。

視聴率を上げるために、
スポーツを盛り上げようとする工夫が、
すでに盛り上がっているスポーツでは、
邪魔でしかない。


例えば箱根駅伝のように、
そもそもドラマを楽しみにして見てるものは、
資料読みが、楽しく見るための要素になる。

あと駅伝やマラソンもそうだし、
そこに出ている選手を知らなかったり、
なんとなく見続ける時間があるスポーツは、
増田明美小ネタ解説のように、情報は楽しい。

でも吉田沙保里選手の場合、
それが特にオリンピックという舞台では、
視聴者は数分間の試合を集中して見ていて、
そこへかける思いも伝わってきていて、
すでに感情移入している。

そこへ感情を動かそうとする資料読みが入ると、
すでに感情移入している視聴者は、
感情を誘導されている気分になる。


伝える言葉の選び方と、
言葉の量というのは、そもそも難しい。

ただ、今回のは方針の問題。
余計なことをやめるのはできる。

時と場合によって、変わってほしいと思う。


と同時に、オリンピックでは
各局アナウンサーをシャッフルしてる中で、
日テレアナの中継が、地上波では
日テレで放送されて良かったなと思った。

他局がとばっちりを受けず済んで良かった。

  • 2016.08.18 Thursday
リオ五輪、歓喜の木曜日。

先週木曜日の朝は、
柔道・ベイカー茉秋、田知本、
体操・内村の逆転金メダル、

そして今日の木曜日の朝は、
レスリングの女子3人、
登坂、伊調、土性の大逆転金メダル。

その瞬間を、仕事先の、
リオを伝えるための現場で迎えた。


試合終了の数分後には
ニュースの映像として出すため、
現場はその試合を見守ったわけだけど、

2週連続で、編集ブースが並ぶ部屋には、
大きな歓声と拍手があがった。

さながらパブリックビューイング。

この興奮は、忘れられない。
というかこんな奇跡が次々と訪れるなんて、
そうそうあるもんじゃない。


ということはつまり、
内村も、レスリング3人も、
奇跡じゃなかったんだなと思う。

伝えるときには、
視聴者の心に訴えたいがために、
安易に「奇跡」と使っちゃうけれど、
実際は起こるべくして起こった、
奇跡という見え方をした、実力の勝利。

連続して起こった偶然に、
選手たちの力を、実感した。

  • 2016.08.15 Monday
日本時間の昨日の夜から始まった、
リオ五輪のレスリング競技。

その男子グレコローマン59kg級で、
日本の太田選手が銀メダルをとり、
日本レスリング勢は幸先のいいスタートを切った。


そんなレスリングの試合を見ていたら、
マットの周りにいる人が、マット上に
ぬいぐるみを投げ入れるシーンが何度もあった。







激しいマット上に放り込まれる、
なんとも脱力する、ぐでっとしたぬいぐるみ。

調べてみると、このぬいぐるみ、
実はチャレンジシステムという、
ビデオ判定を要求するためのもの。

セコンドが投げ入れたものだった。

どうしてこんな脱力感のある
チャレンジシステムなのか調べてみると…


昔はホワイトボードを掲げることで、
ビデオ判定を要求していた。



しかし、審判団がそれに気づかないケースがあり、
ガマンできなくなったセコンドが、
ホワイトボードを投げ入れることがあった。



それは危ないからと、
やわらかいスポンジを投げ入れるシステムに変更。
それぞれのコーナーの色、
赤と青のスポンジを投げ入れる。
(ロンドン五輪のときは四角いスポンジだった)



それがリオ五輪では、
今大会のマスコットキャラクターの
ぬいぐるみを投げ入れている。
ちなみに胴体の色が、コーナーの色。


セコンドに放り投げられ、
審判につまみ上げられるマスコット。

屈強な男たちに雑に扱われながらも、
自分の役割をまっとうするマスコットに、
健気さすら感じる場面だった。


Calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

Twitter

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • 中国で買ったお菓子[7] 茯苓夾餅
    イチカワ
  • 中国で買ったお菓子[7] 茯苓夾餅
    上村 知子
  • Golden OREO(Mondelez)
    おねつ
  • 揚げパスタ グリーンカレー(杵屋)
    まかな
  • キングアイランド ココナッツウォーター
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    tom
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    ccdmm2000
  • キングアイランド ココナッツウォーター

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM