• 2019.11.12 Tuesday
「世界野球」とか
「野球の世界一を争う、4年に1度の大会」
などと伝えられている、プレミア12。

同じ4年に1度の世界一を決める大会としては、
WBCという大会もあるけれど、
それとは別にある4年に1度の大会。

WBCはメジャーリーグが立ち上げ、
プレミア12は世界野球ソフトボール連盟が立ち上げた。


このプレミア12、野球人気があって
世界大会が好きな日本でも、
今大会はあまり興味を持たれていない。

ラグビーW杯では日本以外の試合でも
スタジアムが満員に埋まった日本で、
プレミア12は日本戦ですらガラガラ。

視聴率が10%を超えた試合もあるけど、
65歳以上男性の視聴率が圧倒的に高く、
野球とともに生きてきた世代が見ている状況。

これから勝ち上がっていけば、
ある程度盛り上がっていくんだろうけど、
野球ファンはこの大会の価値の低さを分かっている。


価値を落としているひとつの要因は、
参加国や選手たちの大会に対する姿勢。

プレミア12はメジャーリーガーがほぼ不参加。
だってオフシーズンに入った今の時期は休みたいから。
出場するメリットが何もないから。

メジャーリーガー以外も辞退や不参加の選手が続出で、
レベルはかなり低く、試合もつまらない。
フォアボールが連発したり、ミスが結構出たり。

この大会で東京五輪の出場権がかかっているけれど、
プレミア12は、それでもどうでもいい大会らしい。
(東京五輪も、どうでもいい国が多そうだけど…)

最近行われたラグビーW杯みたいに、
国の代表として全力で挑む感じはなく、
全体的な雰囲気がぬるいから、応援のしがいがない。

迫力があって気の抜けないラグビーと、
のんびりした野球の違いというだけじゃなく。

そもそも野球は各国で完結してるから、
野球選手たちの多くが、
国際大会全般にあまり乗り気じゃないわけだけど。


プレミア12という、第2の国際大会があっていいと思う。

ただ、だったらもっと各国のやる気がないと、
見ている側に、野球の魅力が伝わらない。

放映権料で稼ぐことはできないし、
大会スポンサーは日本企業くらいしかつかず、
運営側にそれほどお金がないだろうから、
賞金などでモチベーションを高められない。

WBCはまだ、活躍の先に、
メジャーリーグ移籍の夢がある。
それでも盛り上がりに欠けるとはいえ。

プレミア12に一流どころが参加しないなら、
大会全体で作って価値を上げないと、
未来にお金は生まれない。

野球はエンターテインメントなんだから、
極端な話、12か国の選手がごちゃ混ぜのドラフトをして、
いろんなチームに日本人選手がいるくらいの、
ベースボールの祭典にしちゃったっていいのかもしれない。

今のままだと、日本の自己満足の大会でしかない。

  • 2019.11.08 Friday
昨日、ボクシングの世界一を決めるWBSS、
バンタム級決勝で、井上尚弥がドネアに判定勝ち。

井上がバンタム級の世界一に輝いた。


KO勝利確実と言われていた井上が
判定勝ちだったにもかかわらず、
井上の評価を高めた試合だったと思う。

それは井上が2回にドネアのパンチを浴び、
右目の上をカットしたことで、
「ドネアが二重に見える」という難しい試合を、
巧みに操って勝利しただけじゃない。

パンチを浴びず早期KO勝ちが多かった井上が、
打たれても強く、12回まで戦えるボクサーだったことに、
底知れぬ強さを感じただけじゃない。

井上がパンチを浴び、壮絶な打ち合いになったことで、
応援したくなる存在になった試合だった。


これまで完璧で、負ける雰囲気すらない井上は、
応援しなくても勝てる存在だった。

性格としても完璧で、爽やかで、いいパパで、
ボクシングに人間模様や反骨心、泥臭さを期待する人には、
面白みに欠ける存在でもあったと思う。

そんな井上が初めて見せる「壮絶な戦い」や、
必死の形相、血を流して戦う姿、負けるかもしれない様子に、
ボクサーとしての魅力を初めて感じた人も
多かったんじゃないかと思った。

僕もこれまでは「何回でKOするかな?」と、
どれだけスゴいものを見せてくれるのかを
期待する思いで見ていたけれど、
この試合は、初めて応援に力がこもった。


人を惹きつける試合。
次も応援したくなる試合。

最高の判定勝ちだったと思う。

  • 2019.11.06 Wednesday
箱根駅伝の予選会で6位に入り、
本戦出場を決めた、筑波大学。

筑波は6月に全日本大学駅伝の“予選”の出場権を逃し、
7月にはトラック種目に専念したいと考えた
当時の主将をはじめ、約10人の選手がチームから離れた。

そんなどん底状態から3か月後、
予選会で6位に入り、本戦出場を勝ち取った理由のひとつが、
「目標管理シート」だったという。


目標管理シートは、青山学院大学の原監督が導入し、
青学を箱根駅伝4連覇に導いた目標管理方法。

原監督が中国電力で営業マンをやっていたころ、
新規事業の創立メンバーになり、
上司から見せられたのが、A4で1枚のこんな内容だった。

 1年後、中国地方で業界トップ
 3年後、単年度黒字
 5年後、累積損失解消


大目標を認識させ、その達成に必要なことを示す。
クリアするために何をしなければならないか、
チームのメンバー全員の頭に刷り込まれていく。
これがのちに、原監督の「目標管理シート」になる。

青学の場合は、1年、1か月、1週の目標を書き、
それを寮に貼り、選手たちがグループで進捗を確認する。
これがひとつの要因で、青学の選手は伸びたという。


筑波大学の選手たちも、選手の大量離脱後、
目標管理シートによって、年間の大きな目標を立てて、
月々の目標を立てた。
これを食堂に貼り、ミーティングで意見を交換した。

「箱根駅伝予選会」へ向けたアプローチが具体的になり、
何をすればいいのかが明確になった。
話すことで意識が大きく変わったという。


自ら考えたり、自分を管理するというやり方は、
筑波にも合っていたんだと思う。

筑波大生は、それまでの人生で学力を高めるため、
自分をそれなりに管理できてきた人が多い。

そして筑波大という環境は、周りが筑波の学生だらけで、
何かに打ち込めばとことん打ち込める反面、
甘さがあれば、周りの緩いムードに飲み込まれる。

目標管理シートが何番煎じだろうと、
筑波にガチッとハマった強化方法なんだろうと思う。


箱根駅伝の本大会に向けて、
筑波がどうアプローチをして、どれだけ伸びるのか。

シード権獲得へ、あと何段階もの伸びが必要な中、
どれだけ目標達成に近づけるのか、達成できるのか。

予選突破という目標を達成できたことが、
もうひと伸びにも影響するんじゃないだろうか。

  • 2019.11.05 Tuesday
2日にラグビーW杯決勝が行われ、
南アフリカがイングランドを下して優勝。

6週間にわたる日本開催のラグビーW杯は
大きく盛り上がり、大成功に終わった。

決勝の平均視聴率は20.5%。
(日テレ/土曜17:45〜166分間)

日本戦ではないにもかかわらず、
20%を超える視聴率をとれたのは、
ラグビーW杯自体への関心の高さの表れ。

年齢・世代別の視聴率を見ても、
どの世代もまんべんなく高く、
世の中全体がラグビーW杯に興味を持ってることが伺えた。


テレビ視聴率として20%超えは高い。
「ラグビーとしては」高い視聴率。

ただ一方で、日本開催の大イベントの決勝として、
20.5%はそこまで高くない。

「日本×南アフリカ」の41.6%
(NHK/日曜19:10〜136分間)と比べると、
日本戦が在宅率の高い日曜夜で、
決勝が在宅率低めの土曜の、少し早い時間帯とはいえ、
「にわか」は決勝を見るほど興味を持たなかった。


2002年の日韓サッカーW杯、
最も高かった日本戦の「日本×ロシア」
(フジ/日曜20:00〜174分間)で66.1%。

そして決勝の「ドイツ×ブラジル」(NHK/日曜19:20〜)は、
前半ブロックが50.2%(89分間)、
後半ブロックが65.6%(93分間)という、
日本戦と遜色ない視聴率をたたき出した。

サッカーが例外的なスポーツとはいえ、
ラグビーW杯決勝へ世の中の関心は薄れていた。


その原因のひとつが、日本の敗退以降、
日テレ以外の報道量が減ったこと。

ラグビーW杯の試合を日テレやNHK以外が
放送するためには、●分●万円というお金がかかる。

ラグビーが盛り上がっているからといって、
そう軽々と番組でラグビーW杯の試合を流せなかった。

試合間隔が空いたのも、
盛り上がりを維持するのが難しかった要素だけど、
盛り上がりを保つのが難しかった。

  • 2019.10.30 Wednesday


ラグビーW杯決勝の3日前、
売り切れてたチケットが買い物かごに入っちゃう。

今回はキャッチ&リリース。

開幕戦のチケットをとったときもそうだったけど、
こういうチケットは、だいたい復活する。

  • 2019.10.26 Saturday
第96回箱根駅伝予選会が行われた。

各校12人中上位10人の合計タイムで競い、
10位以内が本戦出場となる戦い。

最大のトピックスとなったのは、
筑波大学の26年ぶりの予選突破だった。

筑波は10kmの合計タイムで12位と
まずまずの位置につけると、
15km地点では8位に順位をアップさせ、
最終的に6位まで順位を上げてフィニッシュ。

1994年の第70回大会以来、
26年ぶり63回目の箱根駅伝出場を果たした。


まさか今大会で、母校・筑波大の
箱根駅伝出場が叶うとは思わなかった。

強化に取り組んでいるとはいえ、
選手たちが持っている1万メートルのタイムは、
全体の20位前後、ボーダーラインの遥か下。

「今年は去年より上の15位以内に入って、来年勝負かな」
なんて、正直なところ思っていた。

ところが予選では20度を超える暑さもあってか、
タイムが上がらない選手が続出。

その中で筑波の選手たちは確実に力を発揮し、
じわじわと順位を上げていき、
ボーダーでもない6位で本戦出場を決めた。

きっと、チームとして仕上がっていた。


筑波は63回目の箱根駅伝出場というように、
前身の東京高等師範学校、東京教育大学と合わせて、
1980年代までは、箱根駅伝の常連校だった。

ちなみに箱根駅伝を創設したひとり、
日本マラソンの父・金栗四三の母校であり、
1920年に行われた第1回の優勝校が東京高等師範学校。
(来年はちょうど100年!)
第1回大会以来、100年間優勝がない。

しかし1989年に、日テレが箱根駅伝の
完全生中継をスタートさせると、
上位校の知名度がアップし、入学志望者も増加。
私立大学が、箱根駅伝の広告効果に着目し、
才能ある高校生ランナーをどんどん集めるようになった。

一方で国立大学の筑波は、
スポーツを学ぶ体育専門学群があるものの、
推薦で選手を集めるのは限りがあり(他のスポーツもあるので)、
予選会を勝ち抜くことができなくなった。

前回出場できた1994年の第70回大会は、
20校中20位でビリ。
この大会を最後に、筑波は箱根駅伝から遠ざかった。

嘆いてばかりいられない大学は、
2011年から「筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト」と銘打ち、
「5年以内に本戦出場、10年以内に優勝」を目標に、
チーム強化に取り組んできた。

しかし5年目に出場を逃したことで、
さらなる強化策として、2015年に弘山監督が着任。
弘山監督は、筑波が箱根駅伝に出場していた1980年代、
箱根駅伝に4年連続出場し、男子マラソンでも活躍した人物。

資生堂の監督を務めていたころは、
のちに奥さんとなる晴美さんを育て、
オリンピック3大会連続出場に導いた実績もある。

さらに国立大のため学生の部費だけで活動してきた中、
これまで4度のクラウドファンディングで1352万円を集め、
合宿費用にしたり、設備、栄養サポート、体制などを強化。
常設の筑波大学基金でも支援を募ってきた。

有望な選手も徐々に集まるようになった。
そのひとりが、駅伝の強豪・佐久長聖高(長野)で、
主将としてチームを準優勝へと導いた相馬選手。

そんな逸材が筑波を選んだ理由は、
「国立大学が、箱根駅伝の舞台に再び立つために、
私学に挑戦している姿に感銘を受けたから」だった。

すると1年からチームを押し上げ、
2年になった前回大会では、関東学連の一員として、
筑波大生としては12年ぶりに箱根路を走った。
(去年も選ばれたものの直前のケガで走れなかった)

そうしたさまざまなレベルアップを経て、
今回、ついに箱根駅伝出場を成し遂げた。

国立大学としても、前回の筑波以来26年ぶりの出場となった。

やばい…書いてるだけで熱くなる!


さあ、来年1月2・3日の箱根駅伝本大会、
目指すはきっと、シード権を得られる20校中10位以内。

予選会はスローペースが幸いしただろうから、
本大会はかなり厳しい戦いになると思うけど、
予選で見せた強さを、箱根でも発揮してくれればと!

ちなみに、珍しくキャラ立ちしている筑波大学。

・第1回大会優勝校(前身)で、それからちょうど100年の大会
・第1回以来100年優勝から遠ざかっている
・箱根駅伝創設のひとりで、日本人初の五輪陸上選手である金栗四三の母校
・筑波大として、国立大として26年ぶりの出場
・古豪復活へクラウドファンディングなどの支援で強化
・五輪選手を育てた弘山監督が率いている

日テレアナが、資料を読みやすい。
あとは、中継に映るほどの走りを見せられるか。

正月はずっと駅伝を見るという、
おじさん的な過ごし方になっちゃうんだろうな…。


現在クラウドファンディングは行われてないですが、
筑波大学基金では、常に駅伝の支援金を募集中なのでぜひ!
(このタオルは2017年のときのお礼の品で、
 2019年10月時点では送られてこないと思います)

  • 2019.10.21 Monday
ラグビーW杯、昨日の話のつづき。

ラグビー人気はどうなっていくのか。


ラグビーは、応援する対象があるから面白い。

自分がピッチ上の選手たちと一緒に、
押したり、耐えたり、ぶつかったり、駆け抜けたりと、
自分ごとのように力が入るから興奮する。

僕は、2015年の1月の大学選手権で、
母校の筑波大学が活躍してからラグビーを見始めた。
そこには母校という気持ちが入る対象があった。
社会人のトップリーグよりレベルは低くても、
熱くなれたし、ラグビーが好きになった。

たぶん母校が活躍してなければ、
ラグビーにそこまで興味を持っていなかった。


ラグビーは、バレーボールのように、
頻繁に大きな国際大会が開かれるわけじゃない。

ラグビーのトップリーグは企業スポーツだから、
サッカーのJリーグや、バスケのBリーグのように、
地域密着型に舵を切れてもいない。

サントリーとパナソニックの試合が面白くても、
そこに代表選手が在籍していても、
にわかからだと、応援熱は保ちにくい。

「ラグビーの面白さを知った」という人は、
もちろんラグビーの競技自体にも興味を持ったけど、
日本代表という熱くなれる対象があったから。
各国代表が戦う世界最高峰の舞台が日本に来たから。

その興奮が、ラグビーの面白さにつながっている側面もある。


たぶん今後、トップリーグに足を運ぶ人は結構いると思う。

とはいえ、その後も企業のチームを
応援し続けるかといえば難しい。

日本のスポーツといえば野球だった時代の
プロ野球とはワケが違う。
プロ野球も今や、地域密着が重要になっている。

しかも2021年秋には、
プロリーグがスタートする構想もあり、
今の企業チームが参戦するのか、
それとも新規クラブが参戦するかは分からない。

にわかファンの受け皿は、大きくない。


その2021年秋に発足するとウワサの、
ラグビーのプロリーグ。
地域密着を掲げてスタートする構想だという。

Jリーグ創設の1990年代からずっと、
日本スポーツの進むべき方向性とされ、
今、バスケでも成功を収めつつある地域密着。

本来は今年すでにプロ化されていて、
日本を応援したあとは、地元を応援するという流れが、
理想だったとは思う。

日本を応援する気持ちは、
地元を応援する気持ちに置き換えられる。

Jリーグ開幕前年に、ナビスコカップが行われ、
そのときすでに大きな盛り上がりを見せていたように、
来年のリオ五輪後に、どれだけ盛り上げられるか。

そして地域密着のプロリーグと、
トップリーグから移行する社会人チームのリーグの
2つができる可能性があるわけで、
その棲み分けはどうなるのか、課題は多い。

それにラグビーは競技人口が少ないだけに、
クラブをそう多く作ることはできないはずで、
地元にクラブチームがない、という状況も生まれるはず。

でも、地域密着のプロ化しか、
今のところ成功する道はないと思うし、
今なら成功の可能性はあると思う。


ラグビーは、熱くなるためのツール。

しかも、ラグビーは全力の場面が多いから、
熱くなるという意味では、
いろんなスポーツがある中でも特に優れている。

W杯で日本の活躍に熱くなったように、
応援したくなる対象があることが大事だと思う。

  • 2019.10.20 Sunday
ラグビーW杯・準々決勝。
世界ランキング6位まで上がった日本は、
4位の南アフリカ対戦。

前半、ミスの目立つ南アフリカに対して
日本はなんとか食らいついて3-5のロースコアで折り返し。

しかし後半は、南アフリカに主導権を握られ、
スクラムやモール、ラインアウトなど、
日本は多くの場面で圧倒される展開に。

日本は南アフリカに力でねじ伏せられ、3-26の完敗。
自国開催のW杯は、ベスト8に終わった。


これもラグビー。

勝利を重ねる4試合を見てきた人にとっては、
後半、ストレスの溜まる内容だったかもしれないけれど、
ラグビーはこういうもの。

強い相手と戦うといいところを出せずに終わるし、
もっと実力差があれば、もっと試合は一方的になる。

完敗とはいえ、日本の今の実力を考えると、
善戦だったと思う。

これまであまりにも劇的な試合が多かったけど、
こうやって実力通りの結果になることが多い。


格上相手に奇跡を起こした前回大会、
実力で格上を下した今大会。

今大会の予選プール3位以内に入ったことで、
4年後のW杯フランス大会への出場が決まった。

日本ラグビーは強くなってきた。
日本中が盛り上がった。

次は、この強さと人気を維持できるかどうか。

2015年のW杯でも、
ラグビーはかなり盛り上がったというのに、
あんなに五郎丸ポーズが流行ったというのに、
今大会が開幕するまで、ラグビーW杯への興味度は低かった。

その間、日本代表の試合も、
サンウルブズの試合もあったし、
トップリーグや大学選手権もあったけど、
2015年のW杯後、大量にいた「にわか」はだいぶ消えた。

そんな4年ぶりのにわかも含めて、
今大会のにわかファンの興味を、どこへ導けるのか?

「4年後のW杯が楽しみ」ではなくて、
普段から観たくなるスポーツになる必要がある。


2021年秋に発足するといわれている、
プロリーグの重要度は、かなり高いと思う。

地域密着。

Jリーグ創設の1990年代から、
日本でもこの考え方が一般的になり、
今、バスケのBリーグでも成功を収めつつある。

日本代表を応援したときの熱は、
地元を応援する熱にうつりやすい。

ラグビーは、競技の特性上、
応援する対象があるから、特に熱くなれる。

興味の対象が次々と見つかる時代に、
2年先はちょっと遠い話だけど、
前回より芯まで温まったラグビー熱。

地元に応援するクラブが生まれれば、
この4年間以上に、にわかは定着すると思う。

  • 2019.10.18 Friday
ラグビーのちょっとした話
「ヘッドギアをつける目的とは?」

4年前のW杯でラグビー人気が爆発したあと、
国会図書館でじっくり調べた内容の一部を記します。


●ヘッドギアはある程度のクッションにはなる

・ヘッドギアといえば頭から衝撃を守るもので、
 確かにその役割はある。

・ただ、12〜21歳のラグビー選手3686人を対象の調査で、
 脳震盪の発生率は変わらなかったという結果も。
 (今は性能が上がって、脳震盪から守れるようになってるかも)


●ヘッドギアをつけるリアルな理由は「耳を守るため」

・現場の選手によると、耳を守るという意味合いも大きいという。

・ラグビーではスクラムやタックルで、耳が擦れる。
 ときには、パックリと切れることもある。

・耳は腫れて、回復しないまま擦れたり切れると
 腫れてつぶれたままの“カリフラワー耳”になる。

・それがイヤなので、ヘッドギアをつける選手がそれなりにいる。


●でもヘッドギアはジャマ

・ただヘッドギアをつける選手は多くない。
 それは「視界が狭まる」「ずれると前が見えなくなる」などの理由。

・さらに「暑い」「蒸れる」といったストレスも。

・選手の頭(と耳)を守るため、
 メーカーは不満を解消できるよう改良中らしい。

  • 2019.10.17 Thursday
ラグビーの疑問
「トライで点が入るのに、なぜ挑戦(TRY)なのか?」

4年前のW杯でラグビー人気が爆発したあと、
国会図書館でじっくり調べた内容の一部を記します。


●ラグビーの原型は、1点取ったら勝ちのお祭りだった

・ルールはひとつ、設定したゴールへ、先にボールを運んだ方が勝ち

・例えば村全体をフィールドに、村人が東側と西側に分かれて、
 数百人対数百人で、押し合いへし合いボールを運ぶ。

・反則は特になく、ケンカしたり、家を壊したり。

・決着がつくまで2〜3日かかることもあるので、
 途中でごはんを食べたり、居酒屋に入ってお酒を飲んだりも。


●「ボールを運んだあとのゴールキックで勝ち」というルールになった

・祭りが楽しいから、どうすれば祭りを長引かせられるのか考えた。

・点が決まらなければ試合が終わらないから、
 各地で“点が決まりにくいローカルルールが作られた。

・「ボールを運んだあと、距離の長いゴールキックを決めたら勝ち」
 「ボールを運んだあと、投げたボールをボレーシュートで
  ゴールを決めたら勝ち」など。

・このとき「トライ」は、ゴールキックをするための
 “挑戦権”を得るためのプレーになった


●お祭りの名残が、19世紀のラグビー競技の得点ルールに

・当初トライは0点で、トライ後のキックをゴールに決めて1点。

・1886年に3トライで1点入るようになった。

・その後トライの価値がどんどん上がって、
 今ではトライが5点、その後のキックで2点になった。


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