• 2020.03.27 Friday
プロ野球・阪神の藤浪投手など3選手から、
新型コロナの陽性反応が出た。

感染経路は分からないものの、
3人を含むチームメイトや知人と12人で、
知人宅での会食をしたことが明らかになっている。


検査を受けたり、公表したことは、
さらなる感染拡大をストップするために、
勇気ある対応、正直な発表で良かったと思う。

それに、食べ物の匂いや味が分からなくなるのが、
新型コロナの症状だということが、
広く知られたのも良かった。

公表した効果はあると思う。


ただ、原因かどうかはまだ分からないものの、
12人で会食をしたのは、
どう考えてもやっちゃいけなかった。

大人数で会食したら感染しやすいからと、
会食を自粛するよう言われている中で、
きっと球団からもそのお達しは出てるはずなのに、
意識の低さなのか、誘われて断れなかった弱さなのか。

スポーツ界がこれだけ活動を制限して、
チームの経営的にも、ファンの気持ち的にも、
なんとか早く開幕や再開をしようという中で、
あまりにも軽率な行動だったと思う。

まあ、首相の奥さんが13人で会食して、
それを首相が問題ないと言っちゃう国だから、
スポーツ選手にそこまで求められないのかもしれないけど。

明らかに、参加した選手たちは悪く、
会食を開いたり止めなかった知人も、
しょうもなかった。(首相夫人も)


といった行動の良し悪しはありつつ、

若いスポーツ選手でも新型コロナの症状が出ること。
食べ物の匂いや味がしないというのも症状だということ。
自粛を無視することが多くの人に迷惑をかけること。

この出来事が、スポーツ界だけじゃなくて、
あらゆる人の引き締めになればと。

  • 2020.03.24 Tuesday
東京オリンピック・パラリンピックの
1年程度の延期が決定。

新型コロナの感染拡大が始まってからは「ようやく」、
延期の検討が公表されてからは「早くも」発表された。

たぶん感染拡大が始まったころから、
それなりに検討はされてはいたけれど、
でもいろんな配慮なのか、思惑なのかがあって、
「予定通り開催」を貫き、やっと発表に至った。

妥当な形に落ち着いた。


テレビ業界は、これで夏の枠がガラガラになった。

オリンピックがある7〜9月クールまで、
単発の枠がかなり埋まっていた状況は変わりそう。

オリンピックへ向けて企業に人気だったミニ枠は、
延期後の来年に向けてもまた、人気になるんだろうか。


通信業界の5Gは、今年オリンピックだと、
まったく普及していない状況だったのが、
来年のオリンピックだと、
少しずつエリアが広がるし、ユーザーは増える。

それでもまだ限定的とはいえ、
ラグビーW杯でも積極的にプロモーションをしていたように、
スポーツコンテンツに積極的な5G。

来年の東京五輪では、
5G関係のコンテンツが増えるかもしれない。


国内のスポーツ界は、中断していたJリーグも、
開幕が延期になっていたプロ野球も、
これでオリンピック期間もシーズンに使える。

まだ再開や開幕のメドは立っていないけど、
日程の消化を考えると、ホッとしたところだと思う。


などなど、オリンピック延期が決まったことで、
いろんなことが動き出せる。

思ったより早めに決まって良かった、
あらゆる業界が、そう思ったんじゃないかと。

  • 2020.03.19 Thursday
今年7月の東京五輪開催が、
世界的な新型コロナウイルス感染拡大で、
かなり難しい状況になっている。

今、国と国を移動する渡航が各国で制限され、
世界中でスポーツが延期や中止。
その結果、五輪予選もストップしている。

7月になれば、
今ほど悲観的な世の中じゃないかもしれないし、
薬が開発されているのかもしれないけれど、
今のところは感染拡大が続いている。

世の中は、オリンピックどころじゃない。

巨大ビルのワンフロアが
五輪準備室になっている電通も、
元の状態には戻っていない。


近代オリンピックの父・クーベルタン男爵は、
オリンピックのシンボルになった、
五輪のマークを考案した。

青、黄、黒、緑、赤の5つの色は、
下地になっている白を加えると、
世界の国旗のほとんどを描けるから選ばれたという。

そしてオリンピックのあるべき姿“オリンピズム”として…

 「スポーツを通して心身を向上させ、
  さらには文化・国籍など様々な差異を超え、
  友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、
  平和でよりよい世界の実現に貢献する」

と提唱した。(JOC公式サイトより)

このオリンピズムの精神を考えると、
世界的に流行している感染症で、
参加できない国や地域が出てしまう状況では、
オリンピックは開催できない。


とはいえ、巨額のスポンサー料が動き、
さまざまな企業が絡むようになっている今、
オリンピックを延期する判断は、IOCには簡単にできない。

延期となると、大事なスポンサーに、
かなりのお金と時間を、追加で負担させてしまう。

例えばスポンサー各社がオリンピックを最大限に利用し、
広告やキャンペーンを展開している。

延期になれば、スポンサーにとっては、
かなりの追加費用が発生する。
新たな創作物の製作費、夏以降の広告費用、
それらの展開を考えるための時間などなど。

1年以上の延期になれば「TOKYO 2020」という、
今となっては厄介な西暦も入っているから、
グッズやロゴが入ったあらゆる物も、使えなくなる。

IOCは、五輪のマラソンを東京から札幌に変えるような、
スポンサー以外が困ることは簡単に決められても、
スポンサーが困ることは簡単に決められない。


中止は、オリンピズムの精神としても、
スポンサーを考えても、ありえない。

延期は、スポンサーを考えると選びたくない選択肢で、
決断するにしても、調整に時間がかかる。

だから「開催」と言って、
時間稼ぎをしているとしか思えない。

今回挙げたのは、延期をすぐに判断できない
たくさんある理由のひとつだと思う。
もっと大きな放映権も含め、お金がらみの調整は時間がかかる。

スポンサーで懐を温め、
オリンピズムで着飾っているIOCが、
いつの段階で、どんな判断を下すのか。

IOCはとりあえず、
「世の中がこんなだけど、予定通り開催したいんです!
判断は、もうちょっとだけ待ってください!」
くらいのことを言ってから、考えてほしい。

  • 2020.02.25 Tuesday
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
Jリーグが3月15日までの全公式戦
94試合の延期を発表した。

2011年の東日本大震災以来の大規模な延期で、
自然災害以外では初となる中断が決まった。


こういう前例のない問題に直面したとき、
Jリーグは行動が早い。

東日本大震災のときもそうで、
Jリーグは震災の6日後、
チャリティーマッチの開催を発表した。

ベガルタ仙台は被災地に残り、
復旧活動やサッカー教室での触れ合いなど、
地元の人たちと一緒に活動した。

東北出身の選手たちが中心になって、
被災地でのボランティア活動を積極的に行った。

Jリーグが先陣を切った様々な対応が、
他のスポーツも立ち上がるための肩になり、
スポーツは多くの人が立ち上がる杖になった。


今回、国が「これから1〜2週間が急速な拡大に進むか、
収束できるかの瀬戸際」と発表したことで、
Jリーグは即座に「中断」という重い決断をした。

それはJリーグが、ルヴァン杯という
翌日に行われる試合があったからというのは大きい。

ただ、ここに至るまでも、
全クラブのWEB会議で議論が重ねられ、
今日のWEB会議、全会一致で決断が下された。

Jリーグとして今どうするべきか、
議論できる組織で、決断できるトップがいる。
周りの様子を伺わず、スパッと決められる。

しかもプロ野球や大相撲、Bリーグに
断りを入れて、この決断を発表する配慮もあった。

Jリーグっていいな、と思える決断だった。


そして同時に「延期しない」
「中止しない」と決断する団体があっても、
そこに正当な理由があれば、いいことだと思う。

例えば東京マラソン。

一般参加がなくなり、エリート選手だけが走るなら、
東京の道路を走るだけだから、問題ないと思う。

沿道での応援自粛も要請しているわけで、
運営やら警備やらボランティアやら人は集まるけれど、
それが大きな感染リスクにならないのでは。

中止しない決断を、医学的な説明とともに、
しっかりと伝えれば、理解は得られると思う。

  • 2020.02.17 Monday
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
東京マラソン2020の一般ランナーの参加が中止。
エリートランナー200人規模の大会になった。

約3万8千人の一般ランナーは、
今大会の参加料の返金がなかったものの、
来年の東京マラソンの出場権が与えられた。


中止は妥当な判断だったと思う。
これまで東京マラソンに出た経験でいうと…

・スタート地点は30〜40分間密集状態
・エネルギー補給の給食を、たくさんの人が触る
 (去年まではトレーにどっさり入ってたから触りまくり。
  コロナ対策で個包装だったとしても、
  その包装を手で触るから、結局手にウイルスがつく可能性がある)
・手で汗をぬぐうと、目・鼻・口に触れる
・沿道の人とハイタッチする(今回は自粛だっただろうけど)
・フィニッシュ後の更衣室の密閉状態はウイルスが蔓延しやすい
・フルマラソン後は免疫力が落ちる

外を大勢で走るだけなら、
屋外だからそんな心配しなくていいと思うけど、
さすがにスタートの体がくっつく距離での長時間と、
更衣室の密閉状態は良くなさそう。

何より、手にウイルスがつく可能性が結構あるうえに、
その手を目・鼻・口へもっていく可能性が高い。

疲れた中で思考能力が落ちるから、
無意識に、それらをやってしまう。


単に屋外で観るだけのスポーツイベントは、
今のところ感染リスクはそこまで高くないはずだから、
中止しなくていいと思うけど、市民マラソンは特殊。

自分がもし当選していたら、
2度のハーフマラソン出場を経て、
先週最後の25〜30kmのロングランで
一番苦しい練習が終わったころ。
やっと本番だ!というタイミングでこれだから…
しばらく絶望感に苛まれていたと思う。

でも、妥当な判断。

今年参加できたはずのランナーを思うと、つらい。
けど、仕方ないとしか言いようがない。

来年、楽しんでください!

  • 2020.01.24 Friday
テニスの大坂なおみ選手を見ていると、
スポーツはつくづくメンタルだと実感する。

全豪オープン3回戦、前回チャンピオンの大坂は、
昨年の全米で圧勝した15歳のガウフにミスを連発。
ストレート負けを喫した。

試合後、大坂が挙げた敗因は分かりやすかった。

・チャンピオンとしての精神的な強さがない
・絶対有利という重圧
・相手は前回負けていることで向かってくる重圧

そしてこう語った。

「15歳に負けたくなかった」


同じ「勝利」を目標に戦ったとしても、
メンタルひとつで、人のパフォーマンスは大きく変わる。

「勝ちたい」というメンタルだと前向きになれて、
集中力がアップ、好プレーを連発することが多い。

逆に「負けたくない」というメンタルだと後ろ向きになり、
集中が欠け、ミスを連発することがある。

簡単に言えば、勝ちたい気持ちは「強気」で「積極的」、
負けられないという気持ちは「弱気」で「消極的」。

消極的になれば体の使い方が狂い、
判断が遅れたり、プレーにズレが生まれやすい。

そして「負けたくない」という気持ちは、
1つのミスで「負けられない」になり、
「負けたらどうしよう」「負けるかもしれない」と、
心が坂道をどんどん転げ落ちてしまう。

ミスがミスを呼び、立て直せなくなる。

これはどんなスポーツでも、そうだと思う。


必要になるのは、自信。

普段から自信を持つ発言をする、
いわば自己暗示のようなことをできれば、
自然と試合でも自信を持てるもの。

どこかで不調になるし、うまくいかないことがある。
絶対的な自信を得ることは永遠に難しい。
だから、根拠のない自信を持つことが大事。

でも、謙虚さがジャマをすることがあるし、
「調子に乗ってる」と言われるんじゃないかと、
想像してしまうことがある。

この意識を変えるのは、結構難しい。



という、誰にも当てはまる、メンタルの重要さ。

だから、大坂選手を応援したくなる。

  • 2020.01.03 Friday
お正月の風物詩・第96回箱根駅伝に、
母校の筑波大学が26年ぶりに出場。

天気が良く、気温が下がり、
絶好のコンディションとなった大会は、
シューズの進化もあり、超ハイペースな戦いに。

優勝した青学は、大会記録を6分46秒も更新。
さらに7区間で区間新が出る大会となった。

そんな中で筑波大学は、予選会の気温が高く、
スローペースだったことも味方して、
予選6位通過だったものの、
スピード勝負となった本大会では力負け。

最下位の20位に終わり、ほろ苦い復活の大会となった。


それでもフィニッシュ地点、
箱根路を走った選手たちは、笑顔だった。

シード権獲得を本大会での目標に掲げた中で、
もちろん悔しさはあると思うけど、
全力を出し切ったうえでの最下位は、
納得できるものだったのかもしれない。

区間20位となった選手でも、
個人記録を見ると僅差ばかりで、
大きく遅れたわけじゃない。

今後それぞれが少しずつ力をつけることで、
上を目指せそうと思えた、2日間だった。


選手たちの成長を促す大会になったと思う。

これから目標はどんどん高くなっていくし、
要求も高くなっていくだろうけど、
「次の大会からひとつ上の目標を持てる」だけで、
本大会出場の意義は大きいはず。

選手たちが、より高い目標を、
より現実的なものとして持てることは、
成長するために大きな意味があったと思う。


今後の環境整備としても、
本大会に出場したことは、かなり大きな意味があった。

国立の筑波は、私立のような潤沢な資金がないため、
「箱根駅伝復活プロジェクト」で、
クラウドファンディングや基金が行われてきた。

予選最大のサプライズとして大きく報道され、
卒業生を中心に支援の輪が広がったことで、
予選突破後のクラウドファンディング第5弾では、
過去4回の合計額をも上回る、1500万円以上の支援が集まった。

今後も必要に応じてクラウドファンディングが行われるはずで、
常設されている筑波大学基金もあり、
資金はさらに集まっていくと思う。


今大会の予選突破が「サプライズ」と言われたように、
選手個々が持つ記録としては、
現段階で予選落ちの位置にいる。

ただ、26年ぶりの本大会出場という収穫で、
大事な種を手に入れることができた。

次の収穫を楽しみにしながら、
成長をずっと見守っていきたいと思う。

  • 2019.12.02 Monday
筑波大学の箱根駅伝復活プロジェクト、
クラウドファンディングが、かなり盛り上がっている。

箱根駅伝出場を決めてから
初めて行われているクラウドファンディングは、
今大会でのシード権獲得に向けた練習サポート費などに使われる、
第1目標の200万円を軽々と突破。

さらに2020年夏までの練習サポート費などに使われる、
第2目標の650万円も上回り、寄付総額はまだまだ増えている。

クラウドファンディングを知らなかった人や、
そもそも筑波大の駅伝復活に興味がなかった人など、
応援・支援の輪が広がっている。


メンバーは今から1週間前の記録会で、
出場19人中13人が、自己ベストを更新。

この記録会にピークを持ってきたわけじゃなく、
あくまで練習の一環として走ったらしい中で、
記録がグングン伸びている。

それでもまだ、平均記録は出場校の中で一番下の方だけど、
何かが起こりそうな雰囲気を醸し出している。

だいたい予選会のころの記録も、
出場校の中で10数番手〜20番手だったのに、
6位で本戦出場を決めたわけだから、何があるか分からない。

少なくとも選手たちは、何かを起こそうとしているだろうし、
応援している側は、何かが起こると信じている。


クラウドファンディングや基金への参加で、
自分事になる、筑波の箱根駅伝挑戦。

このワクワク感は、正月にテレビをつけるだけじゃ味わえない。

と、スポーツが好きで筑波大学の普通の学類に入った卒業生は思う。

  • 2019.11.12 Tuesday
「世界野球」とか
「野球の世界一を争う、4年に1度の大会」
などと伝えられている、プレミア12。

同じ4年に1度の世界一を決める大会としては、
WBCという大会もあるけれど、
それとは別にある4年に1度の大会。

WBCはメジャーリーグが立ち上げ、
プレミア12は世界野球ソフトボール連盟が立ち上げた。


このプレミア12、野球人気があって
世界大会が好きな日本でも、
今大会はあまり興味を持たれていない。

ラグビーW杯では日本以外の試合でも
スタジアムが満員に埋まった日本で、
プレミア12は日本戦ですらガラガラ。

視聴率が10%を超えた試合もあるけど、
65歳以上男性の視聴率が圧倒的に高く、
野球とともに生きてきた世代が見ている状況。

これから勝ち上がっていけば、
ある程度盛り上がっていくんだろうけど、
野球ファンはこの大会の価値の低さを分かっている。


価値を落としているひとつの要因は、
参加国や選手たちの大会に対する姿勢。

プレミア12はメジャーリーガーがほぼ不参加。
だってオフシーズンに入った今の時期は休みたいから。
出場するメリットが何もないから。

メジャーリーガー以外も辞退や不参加の選手が続出で、
レベルはかなり低く、試合もつまらない。
フォアボールが連発したり、ミスが結構出たり。

この大会で東京五輪の出場権がかかっているけれど、
プレミア12は、それでもどうでもいい大会らしい。
(東京五輪も、どうでもいい国が多そうだけど…)

最近行われたラグビーW杯みたいに、
国の代表として全力で挑む感じはなく、
全体的な雰囲気がぬるいから、応援のしがいがない。

迫力があって気の抜けないラグビーと、
のんびりした野球の違いというだけじゃなく。

そもそも野球は各国で完結してるから、
野球選手たちの多くが、
国際大会全般にあまり乗り気じゃないわけだけど。


プレミア12という、第2の国際大会があっていいと思う。

ただ、だったらもっと各国のやる気がないと、
見ている側に、野球の魅力が伝わらない。

放映権料で稼ぐことはできないし、
大会スポンサーは日本企業くらいしかつかず、
運営側にそれほどお金がないだろうから、
賞金などでモチベーションを高められない。

WBCはまだ、活躍の先に、
メジャーリーグ移籍の夢がある。
それでも盛り上がりに欠けるとはいえ。

プレミア12に一流どころが参加しないなら、
大会全体で作って価値を上げないと、
未来にお金は生まれない。

野球はエンターテインメントなんだから、
極端な話、12か国の選手がごちゃ混ぜのドラフトをして、
いろんなチームに日本人選手がいるくらいの、
ベースボールの祭典にしちゃったっていいのかもしれない。

今のままだと、日本の自己満足の大会でしかない。

  • 2019.11.08 Friday
昨日、ボクシングの世界一を決めるWBSS、
バンタム級決勝で、井上尚弥がドネアに判定勝ち。

井上がバンタム級の世界一に輝いた。


KO勝利確実と言われていた井上が
判定勝ちだったにもかかわらず、
井上の評価を高めた試合だったと思う。

それは井上が2回にドネアのパンチを浴び、
右目の上をカットしたことで、
「ドネアが二重に見える」という難しい試合を、
巧みに操って勝利しただけじゃない。

パンチを浴びず早期KO勝ちが多かった井上が、
打たれても強く、12回まで戦えるボクサーだったことに、
底知れぬ強さを感じただけじゃない。

井上がパンチを浴び、壮絶な打ち合いになったことで、
応援したくなる存在になった試合だった。


これまで完璧で、負ける雰囲気すらない井上は、
応援しなくても勝てる存在だった。

性格としても完璧で、爽やかで、いいパパで、
ボクシングに人間模様や反骨心、泥臭さを期待する人には、
面白みに欠ける存在でもあったと思う。

そんな井上が初めて見せる「壮絶な戦い」や、
必死の形相、血を流して戦う姿、負けるかもしれない様子に、
ボクサーとしての魅力を初めて感じた人も
多かったんじゃないかと思った。

僕もこれまでは「何回でKOするかな?」と、
どれだけスゴいものを見せてくれるのかを
期待する思いで見ていたけれど、
この試合は、初めて応援に力がこもった。


人を惹きつける試合。
次も応援したくなる試合。

最高の判定勝ちだったと思う。


Calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • 年が明けてから引越した人の「収支内訳書」の「住所」の書き方
    Mr. B
  • 中国で買ったお菓子[7] 茯苓夾餅
    イチカワ
  • 中国で買ったお菓子[7] 茯苓夾餅
    上村 知子
  • Golden OREO(Mondelez)
    おねつ
  • 揚げパスタ グリーンカレー(杵屋)
    まかな
  • キングアイランド ココナッツウォーター
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    tom
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    イチカワ
  • VAIO ZをWindows 10にして生じた、ちょっとした不便
    ccdmm2000

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM