• 2020.01.15 Wednesday
昨日、J1清水が2020年シーズンの新体制を発表。

新社長は、プロ野球・ロッテの前社長として、
黒字化成功の立役者と言われている山室晋也氏。

新GMは、昨シーズンまでセレッソ大阪で
チーム統括部長を務めるなど、
各クラブでフロントとして評価が高かった大熊清氏。

新監督は、横浜F・マリノスのコーチとして、
昨シーズンのリーグ優勝に貢献した
ピータークラモフスキー監督。

チームをまとめる各ポジションのトップが総入れ替えという、
超異例の人事で、清水は2020年シーズン以降を戦う。


イチかバチかの勝負でありつつ、
クラブチームを変えるという、決意の表れ。

しかも実績ある新社長と新GMを招聘し、
昨シーズンのJを席巻した横浜FMのようなサッカーを、
清水のスタイルとして植え付けようとするという、
クラブを一から作り直すかのような、本気の改革。

新体制会見で、大熊GMが語った

「今はチーム力ではなくてクラブ力の時代に入っている」

契約更改で、選手が口々に語った

「清水のサッカーのスタイルがほしい」

サッカークラブとしてどうしたいのか、
どんなサッカーを築き上げていきたいのか、
その答え探しに、ようやく本気になった感じがする。

清水の歴史の中でも、大きな動きだと思う。


そして、この動きができたのは、
左伴前社長がクラブ規模を大きくしてくれたことが大きい。

就任から5年間で、年商30億円前後のクラブが、
40億を超える中堅クラブに。
強化費用は13億円から20億円近くに。

クラブにお金をもたらす改革を成功させたことで、
第2段階の改革に着手できたのは間違いない。

これは、忘れちゃいけないと思う。


清水がこれで、強くなるかは分からない。

横浜FMには、モンバエルツ前監督が3年間で作ったベースがあり、
ポステゴグルー監督が2年間積み上げたことで、
ようやく優勝という結果を出すことができたという。

清水は、土台から築く状態。
いきなり結果を残せるほど、簡単じゃないし、
クラモフスキー新監督が土台作りの腕利きなのか、
建築に長けているのか、助手として優秀だったのか。
クラブチームの監督は初めてなだけに未知数。

たぶんうまく繋げずカウンターを食らったり、
ハイラインの裏を狙われて失点したり、
我慢のシーズンになりそうな雰囲気はある。

ただ、もともと足元のある選手が多いうえ、
補強も後ろからつなげる選手が加わっている分、
試合で、やりたいことは伝わってきそうな気はする。

サッカーに対するプライドがあって、
渋いパスに沸く静岡という土地で、
負けたとしても面白みのあるサッカーは、
ライト層を寄せ付けるスタイルでもあると思う。

今年はまず、方向性が定まっている中で
「変わる楽しみ」を感じながら、応援したいと思う。

  • 2019.12.24 Tuesday


サッカークラブのエンブレムに、ロゴ化の波。

ユベントスに代表されるリブランディングは、
Jリーグの清水エスパルスでも行われた。

複雑で格式が重んじられてきたエンブレムは、
今、世界的にシンプル化の流れにある。

文字が小さかったり、使用色が多いことで、
スマホ表示や小さな印刷などで文字がつぶれたり、
視認性が悪くなっていたのを改善している。

あと、グッズ化したときのカッコ良さ。
コアファンじゃなくても、
このロゴなら身につけられるというもの。

そういえば昨日、東京都心の大門駅で、
エスパルスの昔のロゴ(Sの字の左に●が3つ出てるやつ)が
あしらわれたジャンパーを着てる人がいたけども…
本当に好きじゃないと、着るのに勇気がいるファッション性。

まあ、ユベントスレベルにならないと、
アパレルでのプラス面は大きくなさそうだけど、
身につけやすくはなったと思う。

クラブとしては、エンブレムのリブランディング。
サッカーとしてはGMや監督を変え、
フィロソフィー作成チーフという謎の役職が作られ、
清水のサッカースタイルを確立させようとしている。

低迷期脱出へ。

変わらないといけない状況の中、
クラブがこれだけ行動が伴って本気を見せれば、
クラブの雰囲気作りとしてプラスに働くと思う。

選手全員がこの本気を感じ取ることで、
練習や生活すべてで本気度が増してくれれば、
何より大きな改革になると思う。

  • 2019.12.21 Saturday
2019年天皇杯、清水は準決勝で
神戸に1-3で敗れ、決勝進出はならなかった。

リーグ戦の残留を決めて、
ネガティブなプレッシャーから解き放たれた清水は、
リーグ戦終盤よりは動きが良かったものの、
決定的な場面で決めきれず、
後半に3点目を決められると、バラバラになり終了。

新国立競技場のこけら落としの元日決戦に、
進むことはできなかった。


今日の試合前、清水はリーグ戦より
パフォーマンスが上がると思っていた。

残留争いの追い詰められた状況ではなくなったことで、
メンタル面がポジティブになるだろうということ。
最終ラインからつなぐ神戸に対し、
これまで得点を奪えていて、相性がいいこと。

清水の酷いリーグ終盤戦と違って、
十分勝てるんじゃないかと思っていた。


確かに今日の試合、後半途中まで、
清水の内容は比較的悪くはなかった。

冷静にボールをさばけていた場面が多く、
相手ターンが続くようなことはなかった。
相手の最終ラインにプレッシャーをかけ、
ミスを誘発することにも成功していた。

ただ、決められなかった。
そして、決められた。

すると、メンタルはネガティブになったように見えた。
3失点目からは、ボールを前に運べなくなった。

残留争いの、悪い清水になってしまっていた。

どうやって攻め切りたいのか、
どうやってボールを運びたいのか、
チグハグなまま、ピッチ内で修正できず終わった。

で結局、今シーズンの清水らしい負けっぷりになった。


しょうもないミスや気の緩みで
安い失点を重ねてきたのが、今シーズンの清水。

2失点目は、金子がファールを受けたという
セルフジャッジをしてしまい、
プレーを止めている間に、相手に運ばれて失点。

ドウグラスが決定機を2本外して試合を落としたのも、
ドウグラス頼みのサッカーをしてきたわけで、
仕方ないと思う。

ボールを持っても崩す術がないのに、
崩し切ろうとこねくり回してボールを奪われるなど、
結局最後まで、ボールを持つと弱かった。


これで2019年シーズンが終了。
来シーズンは現横浜FMヘッドコーチの
ピーター クラモフスキー新監督のもと、
チームのスタイルを構築する年になりそう。

横浜F・マリノスのようなサッカーを標榜するなら、
偽SBとしてようやくエウシーニョが活き、
本来は足元がうまいはずの選手たちが力を発揮し、
しっかり走れる2列目が活躍し、
ドウグラスがフィニッシャーとして力を発揮するという…

そんな理想的なチームになるまでに、
結構な時間がかかると思う。
1シーズンを棒に振るかもしれない。

そういうサッカーになるか分からないし、
新監督にどれだけの手腕があるのか分からない。
選手がそのまま残るかも分からない。

ただ、もう何年も我慢のシーズンだったわけで…
ずっとなかったチームのスタイルを構築できるのなら、
1年くらいの我慢は大したことない。

つまらないサッカーで負ける日々の方がしんどい。
選手たちも、チームのスタイルがなくてうまくいかず、
伸び悩むのはしんどい。

基盤を作ろうと、何人も監督が入れ替わり、
スタイルもそのたびかわり、
結局ずっと未完成の清水のスタイルが、ようやくできるのか。

とはいえサグラダファミリアよりも工事は難しくないはずで、
今度こそ、スタイルを完成させてほしいと思う。

未完成の美しさは、ないわけで。

  • 2019.12.20 Friday
適度なプレッシャーは、
パフォーマンスを高める。

過度なプレッシャーは、
パフォーマンスを落としてしまう。


「仕事が成功したらボーナス」というプレッシャーは、
パフォーマンスを高める。

「仕事が失敗したらクビ」というプレッシャーは、
パフォーマンスを落としてしまう。


勝てば決勝進出というプレッシャーは、
パフォーマンスを高める。

負ければ降格に近づくプレッシャーは、
パフォーマンスを落としてしまう。


明日は、天皇杯準決勝。

清水は過度なプレッシャーから解放され、
適度なプレッシャーの中で、
リーグ戦よりパフォーマンスが上がると思う。

勝って、新国立競技場のこけら落としの舞台へ!

世界的スターの共演を楽しみにしてる人たちを、
ガッカリさせてやればいい。

  • 2019.12.07 Saturday
J1第34節、清水は最終節にホームで
鳥栖と対戦し、1-0で勝利を収めた。

自力で残留を決めるには勝利が必要だった清水は、
いつものようにミスは出ていたものの、
積極的な守備、寄せの速さで致命傷には至らず。
攻撃でもわずかながら、組み立てができた場面も。

すると後半、ドウグラスのスーパーゴールで先制。
その1点を守り切り、7試合ぶりの勝利となった。

その結果、最終節でJ1残留が決定。
序盤戦と終盤戦で苦しんだシーズンは、
最終的に12位という、なんだか残留争いを
していない風の位置でフィニッシュした。


今日も内容は、決して良くなかった。
相変わらず攻撃の組み立てはうまくいかず、
守備ではあたふたする場面もしばしば。
失点につながりそうな危険なミスも1度じゃなかった。

それでも内容は、チームが調子を落とす前に少し戻った。
集中して守り、ドウグラス頼みのサッカーで
勝ち点を拾えていたころの、現実的なサッカー。

前半戦の対戦同様、鳥栖にミスが多く、
個でもある程度の余裕を持てたことで、
いわゆる「気持ちを見せて」戦う姿が見てとれた。

攻守に積極性を失わずに戦えたのは、大きかった。


これまで不甲斐なかった試合でも、
選手たちは気持ちを見せようとしていたと思う。
でも、結果として気持ちが見えないプレーになることもあった。

原因は、チームとしての自信のなさや不安のような、
消極性にあるんじゃないかと思ったりする。

守り切れない不安、得点できない不安、
そんな中で戦うから、プレーに迷いが生じる。
それが一瞬の遅れになり、球際に激しくいこうにも、
相手に寄せる前に回される。寄せきれない。

あと試合前に準備していたことが通用しなかったとき、
修正できないまま攻撃を受け続ける場面も多かった。

これまでピッチ内で声がもっと出ていれば、
準備していたことと違っても、
選手同士でやることが明確になるから戦いやすくなり、
判断スピードが上がり、積極性も増してなかっただろうか。


今日の試合の場合、自力残留には勝つしかなく、
不安より、なんとかしてやるという気持ちが上回り、
積極的な戦い方になった部分があるかもしれない。

そのおかげか、ミスも出ていたけれど、
ミスを気にせず次のプレーもチャレンジできていた。
試合を通して気持ちが見えたし、
守備での寄せが速くなっていた。

この精神状態で毎試合戦えていれば、
終盤の大失速はなかったんじゃないだろうか。

ドウグラス頼みとはいえ、勝ち点を拾えていた気がする。


そしてもうひとつ、もっと根本的な問題として、
クラブとしての何かが足りていない。

というのも、監督が何人変わっても、
選手がどれだけ入れ替わっても、
チームがまったく良くならないわけで、
クラブとして、問題があるとしか思えない。

例えば鹿島は、選手が入れ替わっても、
強い時代が長く、新たな選手が次々と活躍する。
チームにしっかりとしたスタイルというか、
鹿島の空気のようなものがある。

清水には、そういったクラブの色が見えない。
清水はどんなサッカーをやりたいのか分からない。

いつまで経っても試合に敗れた理由として
「ピッチ内で意思疎通が図れていなかった」
「選手同士で声が出せていなかった」
その程度のレベルの声があがってしまう。

クラブとして強くなるための「空気」が感じられない。

それは選手個々の問題であるのと同時に、
クラブとしても雰囲気作りが足りていない証拠。
選手が入れ替わってもそうなるということは、
クラブ全体に漂う何かが、欠けているとしか思えない。

心臓の病気で、脳を手術しても、病は治らない。


今シーズンはまだ天皇杯があるけれど、
クラブとして変化しなければ、
また来シーズンも、残留争いになってしまいそう。

変わらないと、ずっとこんなだと思う。

  • 2019.11.30 Saturday
J1第33節、清水はアウェイで
セレッソ大阪と対戦し、1-2で敗れた。

清水は前半、それなりに戦えていて、
コーナーキックから先制点を奪ったものの、
後半は試合を支配されて2失点。

リードされてからは
守備の固い相手を崩すことはできず、
いつもながら攻守ともに冴えず逆転負け。

J2とプレーオフを戦う16位にいる湘南が勝利し、
最終節を残して、勝ち点差1まで詰められてしまった。


チームのパフォーマンスは、ずっと悪い。

攻撃ではオロオロ、守備ではアタフタして、
プレーに意図が感じられない。

細かなミスやパスのズレがあって、
ボールを奪っても前に運ぶのが遅れ、
プレスを受ければ後ろへ下げるか、
パスコースを限定されてパスカットされる。
チャンスシーンがあっても決め切れない。

前節の大分戦は、
大分対策として前線からのプレスがハマり、
その積極性があらゆるプレーの積極性を高め、
全体的なパフォーマンスも上がっていた。

でも、今日のようにいつもの戦い方をするとまた、
全体的に消極的なプレーになってしまう。

ただ、今シーズンはもう諦めていた。
勝てる試合に勝てればいいと。


なぜならシーズン中盤までは、ここまで酷くなかったから。

第25節のあと、残り9節となったときに、
僕は「勝てる相手に勝てば十分残留できる」と思っていた。

内容的には悪い試合が多かったものの、
ドウグラス頼みでも、相性のいい相手や、
ミスの多い相手には勝てることが多く、
残りの相手を見たとき、残留は難しくないと思っていた。

ところが、名古屋・湘南に連勝したあとは、
1分5敗で勝ち点を伸ばせなかった。

浦和戦あたりから内容がどうにもならなくなった。
ドウグラス頼みすらできなくなっていた。
以前なら勝てそうだった相手にも負けるようになっていた。

ヘナトをはじめ、後ろの選手にケガ人が増えた。
磐田戦では開始早々に退場者を出してしまった。

不安は頭の余裕をなくし、プレーの判断を遅れさせ、
攻撃を受け続ける試合が増えた。
あらゆる精度が落ちた。

さらに試合中の修正ができず、
試合前のプランが崩れると、何もできない試合が増えた。

下手になったんじゃなく、頭がクリアになっていない。


最終節の鳥栖戦は、16位湘南の結果次第で、
清水が引き分け以下だと、
J1プレーオフ行きの可能性がある。

ピッチ内で意識統一をすること。
ピッチ内で声を掛け合うこと。

最終節、大事なのはそういう基本だと思う。

  • 2019.11.23 Saturday
J1第32節、清水はホームで
大分と対戦し、1-1で引き分けた。

最終ラインからボールを回す大分に対して、
清水は前線から積極的にボールを追う対策がハマり、
何度もゴール前に迫ったものの、
フィニッシュとそれに至る質が足りずゴールが遠かった。

そうこうしているうちに、前半終了間際に失点。
しかしそこで沈まず、アグレッシブな戦いを続けると、
終盤にセットプレーからドウグラスのオーバーヘッドを、
ゴール前でジュニオール ドゥトラが合わせて引き分けに。

これで連敗を4で止め、残り2試合で、
J1プレーオフの16位との勝ち点差は4となった。


前半戦で対戦したときもそうだったけど、
大分に対して、清水はうまく対応できていた。

つなぐ大分に対し、清水は高い位置でボールを奪う、
そんな明快な戦い方というのも、
臨機応変な戦いが苦手な清水にとってやりやすかったはず。

そして奪うという積極的な戦い方は、
選手の意識も積極的にさせたのかもしれない。
仕掛ける場面が多く、金子を筆頭にミドルも狙い、
4連敗中にはなかった積極性が見えた。

ヘナトアウグストの復帰も大きく、
特に大分のようなつなぐ相手に対して、
追う守備・奪う守備ができるヘナトの存在は頼もしかった。

しかもヘナトは、豊富な運動量で、
ボールを持った味方近くへ、頻繁に顔を出してくれる。
他の選手の積極性もあったけど、
今日は清水陣内でパスの出しどころに困るシーンや、
苦し紛れのロングボールが減っていた。


ただ、全体的に攻撃での質は低めだった。

浮きまくるフィニッシュ、組み立てでの停滞、
プレーの意外性の少なさ、パスのわずかなズレ。

唯一の得点シーンをアシストした、
ドウグラスのオーバーヘッドは例外として。

ミスとまではいかない精度の低さで、
ゴールに迫りながら、ネットを揺らせなかった。

4連敗中で残留争いという厳しい状況で、
積極的な戦いができただけでも、進歩だと思うけど。

欲を言えば勝ち点3が欲しかっただけに、
もったいなさも感じた。


さあ、残り2節で、
J1プレーオフの16位湘南との勝ち点差は4。

15位 清水 勝点36 得失差-24
16位 湘南 勝点32 得失差-24
17位 松本 勝点30 得失差-16

今日は、清水が引き分けに持ち込んだのと同時に、
湘南が試合終了間際の失点で、
引き分けに持ち込まれたのも大きかった。

最後の数分で、運命は大きく変わった。

これで順位が入れ替わる条件は、
・清水2敗、湘南1勝1分or2勝(それか松本2勝)
・清水1分1敗or2分、湘南2勝
※ちなみに最終節は湘南と松本の直接対決

今日の積極性のまま、残り2節も戦ってほしい。
ビビらず、縮こまらず、丁寧になりすぎず。

  • 2019.11.10 Sunday
J1第31節、清水はアウェイで
仙台と対戦し、0-2で敗れた。

この日も清水は冴えない戦いで、
あらゆることがうまくいっていなかった。

ミスとセットプレーで2失点という、
絵に描いたような清水の悪い試合。

これで4連敗となり、残り3試合で、
J1プレーオフの16位との勝ち点差は4。
残留争いの厳しい戦いが続いている。


何がダメかといえば、全部ダメ。

素早いプレスを受けただけで、
清水は簡単に無力化されてしまった。

自信なさげな清水の選手たちは、
ボール回しではフリーの味方にボールを預けるだけ。

安全なプレーばかりを選択するけれど、
分かりやすいパス回しは相手に読まれ、
消極的な気持ちがミスを生み、
ボールを奪われると簡単にゴール前まで運ばれる。

メンタル面で完全に負けていたように思う。


ケガ人の続出がひとつの原因だろうけど、
選手の質だけで順位が決まるわけじゃないのは、
Jリーグのいろんなクラブが証明している。

清水の場合は、残留争いの中で、
自信を持ったプレーができていないこと、
思い切りのいいプレーができずにいることが、
90分を通してうまくいかない大きな原因だと思う。

能力以下のプレーしかできていない。


次の相手は、選手の質だけじゃないことを、
いい意味で証明している大分。

シーズン前半に戦ったときは、
ヨンソン前監督の退任で、篠田新監督体制の初戦。
前線からのプレスで大分のミスを誘発、
引き分けだったものの、絶好調の大分を封じることに成功した。

ただそれは、清水がそれまでと違う戦い方をしたことで、
大分がうまく対策できなかったのもあるはずで、
次の試合は大分も同じ過ちはしないはず。

それでも、うまく戦えた自信と感覚を持って、
清水は大分と戦ってほしい。

前回の対戦のようにうまくいかなくても、
自信を失うことなく、積極的に戦ってほしい。

その気持ちだけで、結果は変わると思う。

下のチームも勝ち点を積み上げられていない中、
大分との試合に勝てば、残留にかなり近づける。

逆に負ければ…と考えず、積極的な姿勢で臨んでほしい!

  • 2019.10.23 Wednesday
2019年天皇杯、清水は準々決勝で
鳥栖と対戦し、1-0で勝利を収めた。

リーグ戦のここ2試合、浦和戦や広島戦と同じように、
前半のうちに先制し、そのあとは防戦一方の状態。

しかし清水が寄せの速さや、球際で負けないという、
ここ2試合とは違う顔を見せたことで、
なんとか踏ん張り逃げ切った。

これで清水は天皇杯5年ぶりのベスト4、
神戸との準決勝に進出した。


正直、ここ2試合と内容はさほど変わらない。

鳥栖は、浦和や広島よりも精度や連係が良くはなく、
寄せたり、球際に行きやすかったから、
清水が速く寄せられたり、球際の戦いが良かったのはある。

しかも雨が強く降り、ピッチコンディションも悪く、
ボールコントロールが難しかったことで、
鳥栖が攻め切れなかったのも大きかった。

清水は前の試合よりも良かったけれど、
チームの成長かといえば、そこまででもない。

攻撃に移ってもボールをすぐ奪われるし、
プレスを受ければ後ろへ戻し、
あとは縦へ蹴り出し、ドウグラス頼み。

トーナメントだから勝てばいいんだけど、
次に勝てるかどうかは運次第といった勝利。

ただこれをあと2回やれば優勝で、
賞金1.5億円も、ACL出場権もゲットできる。

相手との相性次第でいけるのがカップ戦。


準決勝の相手は神戸。

神戸にはリーグ戦ここ5試合で3勝2分け。
相手次第の清水にとっては、悪くない相手。

ただ神戸は、フェルマーレンと酒井高徳の加入で
守備が安定し、ここ最近のようにはいかなさそう。

どっちに転ぶか分からない。

ただ、清水の内容が悪い割には、
新国立に行ける可能性が十分ある相手だと思う。

  • 2019.10.19 Saturday
J1第29節、清水はホームで
広島と対戦し、1-2で敗れた。

きっちり守り、早い時間帯に得点を決め、
清水にとっては勝ちパターンだったものの、
重心が守備に偏り過ぎて失点すると…

少ないチャンスを決めきれないうちに逆転を許して敗れた。

…って前節とほぼ一緒。
残留争いから抜け出せずにいる。


前節と同じで、先制すると気持ちが守りに入るのか、
あらゆるプレーが消極的になる。

パスがつながらず、プレーの精度が低く、
プレスもかからず、ボールを運ばれるとズルズル下がり、
相手のやりたい放題、やられてばっかり。

こうやって勝ったり負けたりで、
今シーズンはしのげるんだろうけれど、
希望の見えない戦いは、失望感が大きく、
ホームスタジアムへの足を遠のかせてしまうのが心配。

何がしたいのか分からない戦いは、
ストレスがたまるだけ。

守ってどうカウンターにつなげるのか、
戦術ドウグラスが封じられたときどう打開するのか、
守備がハマらなくなったときどう守るのか、
あまりにも無策に見えて、ワクワク感がない。


準備していた通りのことをやって、
うまくハマれば勝ち、うまくハマらなければ負ける。

ハマらなかったときにどうするか、
ピッチ内での修正ができていないのか、
準備が足りていないのか。

何度監督が代わっても、うまくいかないわけで、
「チームが若いから」と言い続けて、
それなりに中堅どころが多いチームになってもまだ、
同じ問題を抱え続けている。


リーグ戦、残り5試合。

ハマりやすいはずの相手が多いわけで、
自信を持って、余裕を持って、
柔軟な戦い方を見せてほしいと思う。


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