• 2018.10.12 Friday
サッカー国際親善試合・キリンチャレンジカップで、
日本代表がパナマ代表と対戦し、3-0で勝利。

代表経験の浅いメンバーが中心の日本が、
正直、退屈な内容と、個でなんとかなった試合。

相手はプレスがしっかりしていただけで、
その他のクオリティは低く、
見どころの少ない試合で、なんとなく勝った。


この試合に、清水の北川航也が
後半21分から出場し、代表デビューを果たした。

トップ下のポジションに入った北川は、
最初こそ川又へのいいパスが2度ほどあったものの、
その後はプレーに絡む機会が少なく、
日本の3点目のシーンも川又とかぶって何もできず、
インパクトを残せないまま試合終了となった。


まあ、可もなく不可もなくといったところ。

代表デビューでまだ連係が発展途上ということ、
2-0の状況で後半21分に入ったこと、
いつもと違うトップ下のポジションだったこと、
そんなことが重なって、消極的に見える
プレーになってしまったんだと思う。

フラフラしているだけに見えたのは、
実際はバランスをとるなど、
いろいろ考えてプレーしていたんだと思う。

トップ下から猛然とプレスをすればスペースが空くし、
2-0だからリスクを冒すのは良くないし、
慣れない周りとのバランスは崩したくない。

というイメージ。
あくまでもイメージ。

それがいろいろ考えてしまった、ともいえるけど。
若手だから考えずにやっちゃっても良かったのはある。


次のウルグアイ戦、先発のほとんどが入れ替わっても、
大迫と南野が先発だと思う。

ただ同時に、今日と同じく交代はあるはず。
そのとき、チームを勝たせるためのプレーが、
リードを守り切るのではなく、
得点を取らなければならない状況なら、
本来見たい北川のプレーが見られるかもしれない。

ウルグアイ戦は同点のまま後半20分…
みたいなシチュエーションを、
申し訳ないけど、心のどっかで期待していたりする。

  • 2018.10.08 Monday
日本サッカー協会が、キリンチャレンジカップの
パナマ戦・ウルグアイ戦へ向けた日本代表メンバーとして、
ケガの小林悠に代わり、清水の北川航也を追加招集を発表した。

北川はフル代表初選出で、
清水からのフル代表選出は、
2012年2月の山本海人以来6年半ぶりだという。

J1で現在11得点、得点ランク上位につけ、
しかも3試合連続得点中と、
誰もが納得する結果を残しての初選出となった。


アンダー候補の常連で、
別格の存在として知られてきた怪物FWは、
プロ入り後、思うように結果を残せずにいた。

抜群のボールタッチと裏へ抜ける速さで、
1試合の中で輝く瞬間はあるものの、
消えている時間が長く、守備があまりできない、
今の時代に使い勝手の良くないストライカーだった。

しかし、少しずつ変化を始め、
磨き抜かれたボールタッチと裏への動きに加え、
今年は献身的な守備が備わった。
得点できなくても、チームに貢献できるようになった。
チャンスを作ったり、決定的な場面に持ち込むシーンが増えた。

得点を狙うだけのストライカーから、
チームを勝たせてくれるストライカーへと、
変貌を遂げたように見える。


なぜ変貌を遂げたのか。

それは本人や周りしか分からないけれど、
これまでのインタビューを読む限り、
メンタルの成長が、かなり大きいと思う。

中でも、北川のプロ意識を高めた、
GK六反の存在は、大きいんじゃないだろうか。

2017年3月、肉離れで戦線を離脱すると、
六反からプロとしての心構えを教わり、
練習前に必ず一緒に体幹トレーニングをやるように。

以前は気にしていなかった食事にもこだわるようになり、
好きなケーキを、シーズン中に封印するという初歩から、
「水までこだわる」という六反に学び、
食事にこだわるようになった。

今ではその教えを、後輩の立田に説いている。
立田は、六反と北川とともに体幹トレをしているほか、
練習後、走るスピードを高めるトレーニングや、
ヨガの動きを取り入れた筋トレをしているという。

さらには、金子や松原のような若手が、
熱く真摯にサッカーと向き合っているから、
「高め合う空気」ができているんだと思う。

心の成長が、プレーの成長につながった。


北川はこの2試合で、必ず出番がある。

FWは出場機会が巡ってきやすいポジションなうえ、
DFの背後へ抜けるプレーを得意とする北川は、
代表の縦にボールを入れるサッカーと相性が良さそう。

成長後の清水でのプレーと同じように、
スプリントも守備も愚直に続ければ、
結果を残す可能性は、かなりあると思う。

そして結果が出なくても、持ち帰った材料で、
また次の段階へと成長できるようなメンタルがある。

岡崎慎司が、そうして成長を続けたように、
北川も、同じ道を辿っていく雰囲気を持っている。

  • 2018.10.07 Sunday
昨日のJ1第29節、清水はホームで
磐田との静岡ダービーを戦い、5-1で勝利した。

清水は前半開始わずか50秒、
ドウグラスの中盤でのボール奪取から、
ショートカウンターで北川がゴール。

さらにそのあとも追加点を重ね、
終わってみれば2トップが2ゴールずつを挙げての圧勝。

チーム力、個の能力、まとまり、ダービーへの熱さ、
すべてにおいて磐田を上回った清水が、
静岡ダービーを制した。


結果と同時にうれしかったのは、静岡ダービーへ向けて、
清水の選手たちが口々に闘争心をむき出しにし、
その気持ちをピッチ上で表現できたことにある。

これまでは磐田の方に、よりダービーへの熱さを感じていた。
それはチームを率いる名波監督が
「清水はじゃんけんでも負けたくない相手」と話すように、
見る側に伝わる言葉が、磐田の方が強かった。

一方で清水の選手たちは、ここ数年の低迷で
ダービーよりもJ1残留で精一杯だったり、
生え抜きの選手が少ないことで、静岡ダービーに
心から熱くなる選手が少ない時期もあって、
どこか「34試合のうちの1試合」という雰囲気があった。

それが1年前に磐田に0-3で敗れたとき、
北川が涙を流したように、徐々に変わり始め、
今日の試合、清水の選手たちの熱さは、
磐田の選手たちを大きく上回っているように感じた。

磐田戦へ向けた選手たちの「ただの1試合ではない」というコメント。
本来は良くないことではあるけれど、
ドウグラスが大久保から悪質なラフプレーを受けたとき、
北川が大久保へ真っ先に詰め寄った姿。
試合終了後に喜びを隠さずピッチ上で記念写真を撮る姿。
勝ちロコ前、キャプテンの竹内が、なんか叫んでる姿。

清水のスタメンの多くは、
全員清水でキャリアをスタートさせた生え抜きで、
生え抜きが主力になったことで、熱さを発信する選手が増えた。
サポーターと同じ感覚と温度で、ダービーを戦った。

「磐田が嫌い」「清水が嫌い」
なぜか?J参入時の因縁?1999年チャンピオンシップ?
きっとよく分からない。なんか嫌いだから、でいい。

小さな因縁や、ピッチ上でのいざこざ、選手の言葉、
近場にいるお互いのファンの存在、メディアの煽り、
そして今日の5-1という結果。あらゆる要素が積み重なって、
静岡ダービーはダービーであり続けるんだと思う。


正直、試合内容としては、今日の清水は普通だった。
カウンターを狙うあまり、縦に蹴り過ぎて、
リズムを崩してしまう時間帯もあった。
選手同士の距離は、最近の中ではさほど良くなかった。

ただ、それでも前線のドウグラスがチートだった。
北川もスーパーな選手に成長した。

ちぐはぐな磐田のディフェンスラインは、
清水の2トップにとって、格好の餌食だった。

前線の2人でなんとかしてしまう。
だから縦へ蹴り過ぎてしまうわけだけど。

とはいえ、チームの全員が
しっかりと相手に寄せられていたし、
連動したプレーは随所で見られた。

こうした連動性はもう、チームのベースとして、
でき上がってきていると言っていい。

熱い気持ちがピッチから伝わってきたのは、
このベースがあるからで。


この結果、残り5試合で自動降格圏まで勝ち点差10。
暫定ながらJ2との入れ替え戦(プレーオフ)まで勝ち点差9。
とりあえず残留は大丈夫だと思う。

それよりも近いのは3位のACL圏内。勝ち点差6。
上位陣が足踏みを続ける中、可能性がなくはない。

シーズン終盤にこのポジションにいるのが久しぶり過ぎて、
どう捉えればいいか分からないけれど…
とりあえず、このチームが野心をむき出しにして、
上を目指す姿を見たい。

ここ数年で、最高の静岡ダービーだった。

  • 2018.09.30 Sunday
雨の3万人超えということで、
帰りの飛田給駅までの道は大渋滞。

しかもマリノスが負けたことで、
さっさと帰る人も多かったかもしれない。

スタジアムを出てから駅まで
10分足らずの道のりに、25分くらいかかった。
と言っても、十分短いけれども、

埼スタくらい駅まで距離があった方が、

昨日の味スタ・FC東京×清水の試合。
バックSU南側の様子について。



バックSU指定席・南側は、
ビジターの応援もOKなエリアで、
完全に屋根の下で雨に濡れることがなく、
メインスタンドの同じ角度の席より安い。

難点は飛田給駅側がメインスタンドだから、
行き帰りにスタジアムをぐるっと回る必要があること。
特に帰りは、今回みたいに雨で3万人以上入ると激混みで、
駅に辿り着くまで時間がかかってしまうこと。
普通なら10分で駅に着くのが、25分くらいかかっていた。

その程度と言えばその程度だし、
勝ったあとだから全然ガマンできたけど、
負けたあとイライラしてたら、なかなかつらい。

ちなみにホームチームを応援してもOKなエリア。
基本はビジター・清水を応援する人が多いけど、
そこに混ざってFC東京を応援する人も。

僕の隣は、ヨーロッパ系の夫婦だった。

ガタイのいい旦那はビールを片手に、
首にマリノスのタオルマフラーを巻いて、
いいプレーに「ウー」と唸り膝を叩く。

なんだかヨーロッパ気分。

ちなみに他にも、前半の終わりごろには
社長とホステス的な派手な人が来たりと、
少々(S)うら珍しい(U)空間のバックSU席。

アウェイで楽しむのには、おススメです。

  • 2018.09.29 Saturday
J1第28節、清水はアウェイで
FC東京と戦い、2-0で勝利した。

残留争いから1歩抜け出す勝ち点3は、
10試合ぶりの無失点試合となった。

そんな試合を、味スタで観戦した。


2年連続で雨の味スタ


FC東京のクラブ創設20周年記念試合


入場ゲートでは3万枚限定「20周年記念ユニフォーム型Tシャツ」が配られた
サッカーの練習着の素材っぽくて、結構しっかりしていた


ちなみに清水応援エリアは、FC東京ユニ着用が不可。
清水ユニを着てる清水サポが、このエリアに入るとき、
配られた記念ユニを肩にかけていたら、警備員から
「ホームユニフォームでこのエリアは通れません」と注意されていた…


FC東京は20周年のゴールドのユニフォーム


清水のユニは本来オレンジと白なので、ゴールドとの
視認性の問題があり、もう着ない予定だった黒ユニフォームに


試合直前のFC東京ゴール裏 スマホの光をキラキラさせていたけれど、
まばらなうえに17時でまだ明るく、微妙な演出に…


清水ゴール裏はいつも通り


雨だけどピッチコンディションは問題なし


キックオフ(バックSU指定席 南側で観戦、雨に全然濡れない場所)


清水は不動の11人で戦った結果…


北川・ドウグラスのゴールで2-0


試合終盤、バックスタンド上層階の子どもたちからは
「FC東京〜!!」という悲鳴のような連呼が響いていました


残留争いから一歩抜け出す勝利


内容的にも完勝といった感じでした

※参考:2012年J1第8節(2012年4月28日)

ちなみにアウェイFC東京戦は、この試合以来6年ぶりの勝利
清水が2人の退場者を出して9人になってから
11人の相手に、カウンターで高原が運び、
高木俊幸が突き刺した1点で勝った試合でした。


あと6年前のこの試合、太田の移籍初年度で、
一挙手一等足に猛ブーイングが飛んでいた。
今日の試合でも、紹介や最初のコーナーでブーイングが。
もはや様式美。6年もすれば習慣。


チームとしてのベースアップを、
確認できた試合だったと思う。

前半こそドウグラスとの連係がうまくいかず、
攻撃がちぐはぐな場面があったものの、
後半はしっかり修正して連動した攻撃ができていた。

そしてその連動では、必ずフリーの選手を作れていて、
パスコースがあるから、ボールを前に運びやすく、
守備でも相手を自由にさせる場面が少なかった。

さらに序盤、今週練習したというサイドチェンジを多用。
六反からのフィードもつなぐ姿勢がしっかり見えた。
このあたりはまだまだ改善の余地があるけれど、
チームとして積み上げている様子も見えた。


この試合、FC東京のチーム状態が悪いのか寄せが甘く、
柏戦と同じように、清水は自由にプレーさせてもらえた。
ラクに前へ運べたから、勝てたのはあると思う。

ここ数試合、例えば勝った柏戦も、負けたガンバ大阪戦も、
清水の出来は今日の試合と同じようなもの。
勝ち負けの違いは、清水や相手が決めきれたかどうか、
相手が連動していたかどうかだったと思う。

そんな中、今日はここ数試合との違いもあって、
清水の集中力が最後まで途切れることがなかった。
しっかり寄せて、相手を自由にさせないまま、
試合終了のホイッスルが鳴った。

これだけの内容で戦えれば、
中位以上の結果は残せると思うし、
勝っても負けても、見ていて楽しい。

昨シーズンよりも、だいぶ良くなっている。


これで暫定だけど、3位のACL圏内との勝ち点差が8、
17位の自動降格圏との勝ち点差が7という中位に。

数年前なら、中位って退屈だと思っていたけど、
毎年残留争いや昇格争いをしていると、
何もない平和って幸せ。

とはいえ、まだ下とも詰まっているから気は抜けないし、
もっともっと上を目指してほしい。

そしてまずは、次の静岡ダービーです。

  • 2018.09.22 Saturday
昨日のJ1第27節、清水はホームで
ガンバ大阪と戦い、1-2で敗れた。

清水は、前半早々の緩い守備から2失点。
その後は立ち直り猛攻を仕掛け、
再三のチャンスを作ったものの決めきれず、
追いつけないまま試合終了。

勝ち負けを交互に繰り返し、
なかなか残留争い付近から抜け出せずにいる。


試合内容は、勝った前節と変わっていない。
ここ最近ずっと、基本はしっかり戦えている。

ただ同時に、前節はその前節の
負けた試合とも変わっていない。

つまりいい部分はいいままで、
悪い部分は悪いまま。
相手の調子によって勝敗が決まる。


いい部分は、全体の距離感と連動性によって生まれる、
チーム全体での守備と、攻撃に移ったときの迫力。

ここ数シーズンの中では一番良いチームになっていて、
たぶん選手たちも手ごたえを感じていると思う。

でも悪い部分として、守備での軽さというか、
緩さというか、簡単に得点されてしまう。

前節の柏戦も、チーム全体で守れているのに、
単発の攻撃で簡単に失点してしまい、
完勝のはずが3-2という数字になっていた。

90分間では戦えているけれど、
1秒1秒で戦えていないときがある。

それが今日の場合は敗戦となってしまったということ。


団子状態のJリーグ、連勝すれば上位争いに加われて、
連敗すれば残留争いに引きずり込まれる。

そんなリーグだからこそ、
今の清水の状態はもどかしくもある。

昨シーズンと比べれば、明らかに良くなった。
だから今は、これで良しとすべきだとは思うけれど、
ここからもう一段階良くなれば、
順位としては大きくジャンプアップできる可能性がある。

負けたけど決して悪いチームじゃないからこそ、
もったいない。

  • 2018.09.15 Saturday
J1第26節、清水はアウェイで
柏と戦い、3-2で勝利した。

柏の寄せがかなり甘く、
自由にやらせてもらえた試合は、
前半に多くの決定的な場面を作ったものの
決めきれず、スコア上は競った試合に。

それでもソッコがケガでスタメンから外れた中、
勝たなければいけない質だった相手に、
きっちり勝てたことは大きく、
降格圏とは一定距離を保てている。


清水は竹内が復帰したことで、
白崎を前で使えるようになり、
全体のクオリティが上がった印象。

前半は特に距離感が非常に良く、
五分五分のボールはだいたい取れていた。

まあ、柏が五分五分のボールに全然来ず、
清水がやりたいようにやらせてもらえていたから、
手放しで喜べるものじゃないけれど、
それでも清水のここ数試合は内容がいいのを考えると、
チームとして良くなっているのは分かった。

降格するときは、こういう楽な試合でも、
勝ち点を失ってしまうわけで。


ちなみに試合で感動したのは、松原の右足!

まだまだぎこちないけれど、
3度右足でクロスを上げて、右もあることを見せていた。

この前から右足でチャレンジしてはいたけれど、
余裕があったのもあるのか、今回は最高の3度。

こういう少しずつの成長が、
チーム力をアップさせてくれるし、
海外移籍や代表入りに近づくことができる。

抜け出しもキープも見事な北川もそうだし、
1対1で抜群の強さを見せている立田、
相変わらず貢献度の高い金子と、
若手の成長が、今のチームを支えている。

外国人選手や、今日得点した中堅の選手たちも、
もちろん貢献度は高いんだけど、
中規模のクラブで若手の成長は欠かせない。

そして意識の高い若手の成長は、
次の若手の成長を生むはずで。

勝ち点はそこまで大きく積みあがっていないけれど、
明らかに昨シーズンよりいいチームになっていると思う。


次のガンバ大阪戦は、ドウグラスが出停から復帰し、
ソッコも戻れる感じかもしれない。
いよいよ今シーズンのベストメンバーが見られそう。

前回の対戦では、柏同様に寄せが甘かったガンバ。
どこまで復調しているかにもよるけれど、
清水は、今日のチャンスメイクに加えて、
ドウグラスの決定力と、ソッコの守備範囲の広さで、
今日よりいい結果を出し、きっちり勝ってほしい。

  • 2018.09.01 Saturday
J1第25節、清水はアウェイで
仙台と戦い、1-2で敗れた。

またセットプレーで失点をし、
またドウグラスの力強いヘッドで同点に追いつくも、
またクロスでマークにつききれず失点し敗戦。

また試合内容としては悪くなかったものの、
ちょっとした緩さが失点に結び付いてしまった。


チーム全体で、よく戦えていたとは思う。

ホームから中3日で戦った
水曜の横浜FM戦よりも、
中2日でアウェイ連戦となった
今日の試合の方が走れていた。

連動性や寄せの速さもあって、
悪い戦いはしていなかった。

でも、セットプレーの失点など、
守備の緩さで簡単に失点してしまう。

チーム全体でのディフェンスは、
だいぶできてきているんだけど、
局面での守備がうまくできていない。

連戦や暑さでの集中力の問題か、
個の能力の問題かは分からないけど、
もったいない勝ち点の失い方が続いている。


ディフェンスラインからの
フィフティフィフティのロングボールが
増えているのも気になるところ。

フレイレの意図したロングキックも、
飯田のアバウトな蹴り出しも、
ドウグラスに任せたりすること自体は、
戦い方のひとつとしてアリだと思うんだけど、
今の清水はその方向で戦っていない。

みんながドウグラスの縦にかけるサッカーをするなら、
その準備もできているし、効果的かもしれないけど、
潰されたときにすぐ、攻撃を受けることになる。

バランスの問題なんだけど、
そうしたブレが全体のバランスを崩して、
他の選手のパフォーマンスまで落としてしまう。

この2週間で改善してほしいと思う。


ちなみに今日のアジア大会で、
21歳以下の日本代表の3バックで戦った立田が、
Jでも見せている個の強さを発揮し、
23歳以下の韓国相手に十分戦えていた。

今シーズン、成長を続ける20歳は、
右サイドバックも、センターバックもできる。

ここから代表ウィークのインターバルで、
Jリーグは2週間中断する。

どっちのポジションでもいいから、
中断後にまた、清水のスタメンで見たいと思った。


そして中断明けの柏戦は、
出場停止のドウグラス抜きで戦うことになる。

クリスランもテセもケガという中で、
かなりのピンチではあるけれど、
全体がリフレッシュすることで、僕は十分戦えると思う。

あとは最後の決定力。

リフレッシュした北川に、かかる期待は大きい。

  • 2018.08.25 Saturday
J1第24節、清水はホームで
札幌と戦い、1-2で敗れた。

またも先制してからの逆転負けで、
攻守ともに、どことなく冴えない印象。

これで引き分けを挟んで5試合勝ちなし、
残留争いに巻き込まれそうな位置まで、
沈んできてしまった。


清水は昨シーズンと比べて、
大きな部分での質は上がっていると思う。

チーム全体としての動きの質、
攻守にわたって連動して動く質、
選手個々も全体的には能力が上がって、
いい内容の試合ができるようになっている。

ドウグラス・北川のカウンターは脅威で、
2人だけで得点できそうな気配がある。

ただ個の細かな質に、ここ最近は問題が出ている。

チャンスで決めきれない、
チャンスを作り切れない、
相手の動きを捕まえきれず、守り切れない。

シュートの精度が上がらない、
クロスの精度が上がらない、
ディフェンスで簡単に抜けられる。

試合内容が悪いわけじゃないんだけど、
微妙にバランスが崩れている。


選手たちが100%の能力を発揮できるような、
チーム状況ではないんじゃないだろうか。

例えばチーム全体で守備をしていて、
これまでうまくいっていたわけだけど、
右サイドの守備に不安があるからか、
周りの選手が少しずつ、
ケアのために気を遣っているのかもしれない。

そうすると、これまでバランスがとれていた
チーム全体での守備がちょっと歪になり、
どこからともなく崩壊する瞬間が出る。
気になる分、攻撃でも思い切った攻めができなくなる。

例えば守備から攻撃へと移るとき、
これまではつないでいたボールが、
余裕なく前へ蹴り出されてしまったら、
攻撃の始まりは、守備の始まりへと変わってしまう。

例えば攻撃でボールを預けようとしたときに、
相手に奪われる怖さがあると、
そこでためらったり、パス精度に神経を使い過ぎて、
テンポがわずかに悪くなってしまう。

特に気になるのは、右サイドバックとセンターバック。
元から横たわっていた、選手層の問題でもある。


次の試合は水曜日。
延期になっていた横浜FM戦。

選手層が試されるこの試合は、
勝てれば楽になり、負ければ不安になる。

今はとにかく連動性だけは失わず、
チャンスの回数を増やすしかない。

決して悪いわけじゃない。

  • 2018.08.19 Sunday
J1第23節、清水はホームで
浦和と戦い、3-3で引き分けた。

両チーム合計28本のシュートが放たれ、
枠内シュート数も多かった試合は、
清水が3度リードし、3度追いつかれた。

そして清水はみごとなゴールと、
ミスからのつまらない失点という、
プラスもマイナスもあった試合。

勝ち点3をとれる試合だったけれど、
連敗を3で止めることができたと、評価しておきたい。


清水は3失点したものの、
全体が連動したいいサッカーをしていた。

攻撃での連動性はもちろん、
距離感が良くて寄せが速いから
相手を自由にさせず、
3失点したとはいえ危ない場面は多くなかった。

ボランチが前後にしっかり顔を出し、
中盤は全体的に運動量が豊富で献身的。

そして水曜に試合があって連戦にもかかわらず、
最後まで運動量が大きく落ちることはなく、
集中して戦えていた。


実は3連勝から3連敗を喫したけれど、
基本的に内容はずっと変わらなかった。

単純に相手の調子や戦力、相性によるものが大きく、
大きな崩れ方もしていない。
失点はミスからのものが多い。

後半戦7試合での上積み材料は、
選手の成長と、ドウグラスの加入。

金子はもはや代えのきかない選手になり、
ブレイク直前の岡崎のような雰囲気が漂う。
献身性と運度量、そしてキープ力。
もとからの謙虚で貪欲な性格も似ていて、
自分に足りない部分を周りから吸収している。

最近少しうまくいっていない北川も、
チャンスを作れているし、守備でも貢献。
疲れなのか、気負いなのか分からないけど、
心身がリフレッシュすればまた活躍できそうな、
向上心を常に持っている。

そしてドウグラス。
競り勝てるし、キープできるし、走るし、
決定力あるし、バランスがとれた万能型FW。
ソッコと並んで、ここ最近の当たり外国人。
相手を崩せるようになってきているのも、
周りがドウグラスを頼れるのが大きい。

さらに大きいのは、
今日のようにドウグラス・北川先発でも、
交代でクリスランを入れることができる。
交代カードが厳しかったこれまでとは違う。


今日は勝てる試合を、個のミスで引き分けた。

でも組織的な攻撃が、できてきた。
組織的な守備は、もともとできている。

ここのところの試合を見る限り、
勝ったり負けたりはあるけれど、
負け続けることはないと思った。


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