• 2023.07.16 Sunday
清水エスパルス2年連続の国立競技場開催、
J2「清水エスパルス×ジェフユナイテッド千葉」を現地観戦した。


去年はクラブ創設30周年記念マッチだったけど、
今年は記念ではなく、年に1度のお祭り的な立ち位置に
一番楽しい夏祭り ずっと続いてほしいお祭り


去年は空いてるところにとりあえず置いてただけだった
パルちゃんが、撮影しやすいよう座ってフォトスポットになるなど
イベントとして去年からの進化も感じられた


それにしても暑い。東京では35.3℃と猛暑日を記録したこの日、
燃えるオレンジに清涼感はない

グッズで唯一買おうと思っていた「チェリポテ」を買えず、
16:40過ぎに入場。先着3万枚配布のシャツも配布終了…
場内も蒸し暑く、ウロウロするのはやめようと座席へ


着席。今回はSS指定席のメイン1層最後列。そりゃ見やすい。
メイン1層最後列は、広さは同じだけど席の後ろに荷物を置ける。
ちなみにこれが16:52の画像。バックスタンドに容赦ない日差し。


電気グルーヴのライブ。賛否あるだろうけど楽しくてアガる。
ピエール瀧さんは、清水が前回J2のとき全試合チェックしていたように、
静岡出身だったり、静岡に縁があるから仲間で楽しんでる感がある。


選手たちの練習がスタート
17:24だったけど、バックスタンドは2階席・3階席ともに日なた


ゴール裏からの応援熱は早くも最高潮。
ゴール裏を2分割して、立ったりしゃがんだりする「レオレオ」の応援は、
過去最高レベルの大迫力!(もちろんアイスタも近くて迫力スゴい)


選手紹介で、場内はお祭りから試合の雰囲気に
スタジアムでも乾への期待は当然高い


選手入場時、今回はコレオではなく3種類のビッグフラッグ
エスパルスのエンブレムに加え、エスパルス誕生の背景になった
清水市の少年選抜チーム「清水FC」のビッグフラッグがお披露目


ジェフのゴール裏、聞き慣れたチャントが響いていた
潜在的なファンは、もっといるような気がする


清水翔太さんの国歌独唱
国歌が持ち歌なんじゃないかというくらい、よく独唱してるイメージ


さあいよいよ試合が始まる
という18:01にも、まだバックスタンドには日差しが降り注ぐ
夏の18時開始は、やめた方がいいような…


スタジアムの空気がどんどん試合ムードに


大舞台の雰囲気ができ上がった中で


試合開始


清水が前半早くに神谷のミドルで先制するも、
直後に寄せの甘さから失点
清水の決定機が多かったものの、決めきれずに同点で前半終了


マスコットたちも間違いなくこの試合を盛り上げた大事な存在
スタジアム中の誰よりも暑さに弱い生き物たちのがんばりに感動


そして後半スタート。しかしまたも早い時間帯に失点
決定機を生かせない時間が続いたものの、
66分、途中出場のコロリのゴールで同点に。国立の興奮は高まる


入場者数は47628人(急いで撮影したけどボヤけた…)


もちろんJ2歴代最多入場者数
去年より少ないけど、J2に落ちても、何度愛想をつかしても、
静岡のクラブを応援する人が、東京でこれだけ集まるのはスゴい


その後も決定的な場面を作っていたものの決めきれず、
ラストプレイも自陣でボールを回している間に試合終了のホイッスル
全体的に面白いゲームではあったけど、
勝てた試合をミスで落とした感のあるゲーム


試合後にはゴール裏を中心に大きなブーイング
しかしそのあとチャントが響くなど叱咤激励の意味合いかと


去年を上回る、最高のライブエンターテインメントだった。

去年はコロナ禍で出せなかったチャントがスタジアム中に響いたことで、
試合を見るだけじゃない楽しさを体感した。

もちろん勝つことは大事。
そんなことは誰だって分かってる。

ただ、国立の47628人の大歓声と
スタジアムを包むチャントや波打つレオレオ、
試合終了間際のゴールコール、
こういうスタジアムの楽しさは何にも代えられない体験で、
好きなアイドルのライブで盛り上がっているようなイメージ。
ファンもライブを作ってる感覚が、アーティストというよりアイドル。

ピッチ上のサッカーの結果や内容だけじゃなくて、
試合前のイベントや演出、観客の声援も含めて、
国立でのホームゲームは、最高に楽しかった。

もう一度書くけど、勝つことはもちろん大事。
でも、スタジアムにまた行きたくなるかどうか、
クラブが好きになるかどうかは、それがすべてじゃない。

というか、すべての試合に勝てるわけじゃないから、
勝利以外でも楽しい体験ができるのは、
清水がファンを増やし、強くなっていくうえでもすごく大事。

引き分けで悔しいし、モヤモヤするゲームだったけど、
こうやって長々と書き残したくなるくらい、楽しかった。

ぜひ来年も国立で、
もちろんJ1で、最高のお祭りを。

夏じゃなくてもいいので…
というかできれば夏じゃないときに、楽しみにしています。

  • 2022.07.02 Saturday
国立競技場で開催された、クラブ創設30周年記念マッチ
「清水エスパルス×横浜F・マリノス」を現地観戦した。


アイスタで出迎えるパルちゃんが、ここにも!


国立競技場での試合は2012年のナビスコ杯決勝・鹿島戦以来


空いてるところにとりあえず置いてみましたパルちゃん


オフィシャルストア前 本当にホームなんだなぁと


国立競技場全体で、清水ホームの雰囲気作り


バックスタンド1Fに歴代ユニフォームの展示


さすがに監督よりもユニフォームの方が変化している


ちょっとしたミュージアムとして賑わっていた


選手が練習をスタート 炎があがるライブ演出にコンコースで震えた


そして一番高いところにあるバックスタンド3層へ
コンコースから客席へ、視界が開けたこの瞬間がたまらなく好き


相手が首位・横浜FMという非常に厳しい対戦カードは
勝敗の納得感を考えると、ある意味良かったのかもしれない


選手入場でコレオグラフィー 正面の方が絶対きれい


選手入場 横浜F・マリノスの方がきちんと整列してる


いよいよ試合が始まる


両チームが円陣を組むと証明が落ちてスポットライトに


ゴール裏ではサイリウムなどを使ったオレンジギャラクシー
ちょっと迫力不足、スタジアム全体でやってる人は多くなかった


本家のトリコロールギャラクシー 現地の方がもっときれいに見えた
(まだ場内が明るいときに撮影、しかも左の赤が切れてるけど…)


いよいよキックオフ


前半は攻める横浜FMに、きっちり守る清水という締まった内容
横浜FMが圧倒的にボールを保持するも、清水の守備も破綻せず


前半を清水1-2で折り返して後半へ


僕は期待が高まる中で後半がスタート


後半プレーが中断している間に入場者数を発表
30周年とはいえ、リーグ戦の1試合で国立に56,131人は
クラブにまだまだ潜在能力がある証だと思う


アイドルライブの「重大発表!」みたいな高揚感ある演出


僕もそうだけど東京には静岡出身者がかなりいる
以前に飲み屋で同じ静岡出身の人と清水の話で盛り上がってたら、
隣で飲んでた人が「実は僕も清水サポです」と告白してきた偶然もあった


結果は3-5という、エンターテインメントな試合。
後半はミスが増え、内容は良くなかったけれど、
清水は2度追いつき、最後まで戦う姿勢は崩さなかった
同時に、土台を我慢して築き強くなった横浜FMとの差も大きかった


そして約5万6千人の観客を集めて試合した意義は大きいと思う
ひとつは、選手たちが自分にかけるプレッシャーと覚悟が増すこと
ベンチに入らなかった選手たちも帯同し、スタジアムの光景を見たことが
これからの練習と試合につながっていけば、この試合の価値は大きい


クラブにとってもこの大イベントを成功させた体験は大きいだろうし、
新スタジアム建設へ向けたポテンシャルも示せたと思う


そして今日の楽しさを胸に、清水をまた応援しようと思った人が
どのくらいかいたのなら、それも価値があることだと思う


今日の試合はクラブ創設30周年という、
過去を称えた試合というよりも、
未来へ向けた新しい一歩だったように感じられた。

ミスチル風に言えば「半世紀へのエントランス」。

そんな思いをクラブ内外の多くの人が感じてたなら、
試合に負けたけど、大きな意味のある試合だったと思う。

  • 2019.11.03 Sunday
昨日、J1清水の試合を観るため、
1998年3月以来のIAIスタジアム日本平へ。

21年ぶりのアイスタは、
相変わらずのスタジアムだった。

悪い意味で、相変わらずだった。

【スタジアムの不満】※メインスタンドS席にて
・座席に背もたれがない

・座席が狭い
・座席に飲み物置きがない
・屋根がほとんどかかってない
・コンコースが狭い

・飲食売店の行列に並ぶ気がなくなる
・スタジアムグルメ、スタジアム外にあるタイ料理の
 タイ焼きそばが700円でこれ…しょぼい!

・トイレが狭い(キャパ考えれば十分かもしれないけど)

【スタジアム演出の不満】
・大型ビジョンの2基のうち1基が稼働してない
※稼働させていないのは電力確保のためらしい

・動いてるビジョンは視野角が狭くて下から見にくい
 (一番価格帯の高いメインスタンドから見にくい)

・選手紹介するのが早すぎる(試合40分前)

【アクセスの不満】
・駅からスタジアムまで歩いて行けない(遠い)
・静岡駅からシャトルバス乗り場への道順が書かれてない
・静岡駅のバス乗り場の目印が旗しかない
・アイスタから帰るときのバスが大行列

1990年代に取り残された感がある、
昔ながらのスタジアムと雰囲気だった。

飲食売店で個性を出していたり、
男性用トイレにもおむつ交換台があったりと、
満足度を上げようという努力は分かるけれど、
立地や設備として限界が見えるスタジアム。

清水を応援したい気持ちや、
サッカーを楽しみたい気持ちが強くないと、
次もまた行こうという思いが湧きにくい。

しかも、ここ数年は勝てない試合が多く、
内容がつまらないことも多いから、
楽しかった体験ができずに帰宅することも結構あるはず。

立地、設備、強さを考えると、
1万数千人も入り続けていることが奇跡だと思う。


僕は、スタジアムで試合を観る行動を、
日常の中にあるのが理想だと思っている。

例えば川崎のように、
仕事帰りや休日の楽しみの1つとして、
気軽に、サッカー以外も楽しみに行けるのが、
特に今の時代は大事だと思う。

アイスタは、ちょっと遠いとこから
行こうとすれば、1日がかりの大イベント。
バスで渋滞も多いから、行き帰りの時間も計算できない。

古き良きサッカースタジアムかもしれないけれど、
これじゃ観客は増えにくいし、
クラブが大きくなる未来を感じられなかった。

サッカーが日常に溶け込んだ土地で、
サッカー観戦が非日常なのは、もったいない。

ふと立ち寄れるスタジアム。
人を気軽に誘えるスタジアム。

相変わらず進まない新スタジアム計画を、
どうにか進めてほしいと思った、
21年ぶりのアイスタだった。

  • 2019.11.02 Saturday
J1第30節、清水はホームで磐田と対戦。

リーグ戦通算50回目の静岡ダービーは、
清水が1-2で敗れ、通算19勝6分25敗となった。

そんな試合を、東京からアイスタへ行って観戦しました!


21年ぶりのアイスタ(日本平) 1998年の市川大祐Jデビュー戦以来!


関東アウェイにしか行ってないから、オレンジだらけが新鮮!


テセの奥さんの手作りの味「テセキムチ」900円。美味しかった話は後日。


コンセプトの分からない装飾あって…


メインスタンドのゲートへ向かう途中…


クラフトビールの「S-PULSE ALE」を飲みました。
イメージ通りのエールビール。美味しい!


こパルちゃんがいたりもして…


メインゲートちっちゃい!手荷物検査もない!
古き良きといえば聞こえはいいけども…


グッズショップは陳列が分かりやすい。電子マネー対応。


ピッチが近い!コンパクト!やっぱ専用スタジアムはいい!


試合40分前に選手紹介。昔もそうだったけど、早すぎません?
遅く来た人も気持ちが盛り上がるよう、もっと遅くしてほしい…


試合に向けて盛り上がる清水ゴール裏
(ちなみにこの電光掲示板はロゴのまま変わりません…不便!)


磐田ゴール裏 2階席を一部清水に開放 入りは悪い


そして選手入場でコレオ


中にいると見えない…


清水ゴール裏は「今年磐田に4連勝で最後の星も掴んじゃおうぜ」コレオ


スタジアム全体でコレオしてました


いよいよキックオフ


スタメンはこの通り でも前半5分…


ファンソッコ退場で早くも清水が10人に

前半、10人で防戦一方の清水は攻撃を組み立てられず、
先制されて何もできない時間帯が続いた。


後半にかける清水


数的優位を生かしたい磐田

後半の入りは清水が修正し、互角の戦いに。
すると清水が二見のロングスローからのオウンゴールで同点。
しかし終盤、選手交代後だからか一瞬のスキが生まれ
磐田に追加点を許して敗戦…


盛り上がりに欠ける50回目の静岡ダービーだった


清水が開始5分で壊した試合。

ファンソッコがゴール前での決定機阻止で一発退場。
相手が大げさに転んだのはあるかもしれないけど、
贔屓目のファンも「今のはソッコだめだよ」と思うほど、
レッドが出て当然のプレーだった。

これで清水のゲームではなくなってしまった。

相手の磐田が今、状態が悪いとはいえ、
もともと攻守にちぐはぐな清水が、
10人で85分間を戦えるほど、甘くはない。

清水はしっかり守ってカウンターの形をとったけど、
そもそも最近カウンターがうまくいっていない清水が、
10人でどうにかなるはずがなかった。


一方で、磐田の内容も悪かった。
10人の清水を攻め切れず、細かなミスも多い。

厳しく言えば、ボロボロの矛とボロボロの盾で、
つつき合ってるような試合だった。


スタジアム内も、開始早々のソッコ退場で、
清水が負けてもしょうがないという空気が漂っていた。

しかも磐田はチーム状態が悪い中で、
勝ち点差を離された最下位という厳しい状況。
スタジアムで周りからは、チームへの失望の声もあった。

清水はJ1残留を争っているとはいえ、
下がいて残留できるんじゃないかという空気もある。
勝ち進んでいる天皇杯の方が、楽しみという人も多いと思う。

リーグ戦の状況として、
勝つ喜びも、負ける痛みも、
お互いファンにとってそこまで大きくない状況。


リーグ戦50回目の静岡ダービーという、
決戦の雰囲気漂う試合だったものの、
いろんな要素が重なって、
スタジアムがどこか緩い雰囲気で、90分間が過ぎていった。

良かったのは、天気だけだった。

負けても「まあいいや」と思えるほど、いい天気だった。


不完全燃焼というか、
燃焼するもの自体が乏しかった静岡ダービー。

2019年の清水と磐田が、
お互い悪いシーズンだったと刻まれるのも、
それはそれで、ひとつの歴史なのかもしれないけれど。

  • 2019.04.06 Saturday
J1第6節、清水はアウェイでFC東京と対戦。
1-2で敗れ、開幕から6戦未勝利となった。

そんな、清水が最下位に転落した試合を、
味スタで観戦しました。


FC東京は開幕から負けなし、清水は開幕から勝ちなしと対照的


暑くも寒くもなく観戦日和


清水ゴール裏はいつも通り、メインスタンドは少なめだった


選手入場


ちなみに選手紹介で一番のブーイングは、サブの太田へのもの


清水は緑スパイクが多め






試合開始


こんなスタメン 清水はヘナトが初スタメン


前半は清水優勢ながら0-0で折り返す


後半早々に先制したものの、2失点して逆転負け


開幕6試合未勝利も、内容は良かっただけに、ゴール裏からは拍手も…


ここからは絶妙なメンタルが必要になりそう


清水の試合内容は、決して悪くなかった。
同点にされるまで、今日は勝てると思った。

75分に同点に追いつかれるまでは、
清水が優勢だった。

特に良かったのが、初スタメンのヘナト。
幾度となくボールを奪い、空中戦でも強さを発揮、
相手の攻撃を封じていた。
連係がさらに良くなれば、かなり大きな戦力になりそう。

前節の途中交代で悔しい思いをしたはずの金子も、
攻守にわたってスプリントや相手への寄せを繰り返し、
清水の起点になり、相手のチャンスを阻止していた。

そうした守備のリズムの良さから、
カウンターで決定的なチャンスシーンを何度も作り、
きっちり決めていれば2点目、3点目を奪えていた。

しかし決めきれずにいると、
何度か許していたFC東京のサイド攻撃で決められ、
さらに中央での寄せの甘さが出て、逆転を許した。

もったいない試合だった。


清水は開幕から6戦勝ちなしとはいえ、
内容は良くなってきてるわけで、
この戦い方を変えちゃいけないと思う。

開幕から勝っていない6戦のうち、
最初の3試合は不慣れな3バックの問題が大きく、
試合内容もかなり悪かった。勝てそうになかった。

その後、4バックに戻してからの3試合は
試合内容が大きく向上し、
徐々に勝てそうな状態にはなってきている。

6試合をひとくくりにすべきじゃなくて、
ここ3試合で、昨シーズンの戦い方に戻したことが、
うまくいきつつあるわけで、さらに形を変えるべきじゃない。


変えるべきは、選手個々のわずかな部分。
相変わらず出てしまう「甘さ」や、
細かいところでの「ミス」。

甘さは2失点目の場面のように、
中央で寄せられず相手をフリーにして、
自由に危険な場所へボールを入れられてしまうところ。

ミスは、ワンタッチ目が大きくなったり、
パスがズレたりすることでの、0コンマ数秒のロス。
これでチャンスが消えたり、ボールを奪われる。

どちらもワンプレーごと集中をして、
失敗を恐れない自信あるプレーをすることで、
どのくらいか改善できるはず。
それが難しいんだろうけど。

そのうえで、長期的に変わらなきゃならないのが、
清水が何年も抱え続けている課題
「臨機応変な戦い方」ができるようになること。

前節でいえば、風が強い中で風上のときに
シュートを積極的に打たなかったこと。
今日でいえば、試合終了直前の場面で、
放り込まずに最終ラインでボールを持ったまま、
試合終了のホイッスルが鳴ってしまったこと。

清水に足りないのは、余裕と厳しさと柔軟性。
だから、追い詰められた気持ちになったら、終わる。


ちなみに今日の試合で途中出場した
復帰2試合目のドウグラスは、まだまだ本調子からは程遠い。
ルヴァンでコンディションを上げてほしい。


そしてFC東京の久保建英。



スゴい選手になってきた。
元からのテクニックや身のこなしに強さが備わり、
守備にも労を惜しまない、闘える選手に変貌。

そんな選手が出てる試合に、観客数は2万2千人ちょっと。
久保のプレーを見に来ないなんて、もったいない。

日本で久保を見られるのは、今年限りだろうな。


2016年11月、J3デビュー戦の久保建英・15歳 そりゃプレーも変わる

  • 2018.08.29 Wednesday
J1第18節、台風で延期になっていた試合、
清水はアウェイで横浜FMと戦い、2-1で逆転勝利。
6試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。

この試合を日産スタジアムで観戦しました!


とはいえ、仕事があって試合開始に間に合わず。

電車の中でチケットを買って、QRコードで発券。
便利な時代になったな〜と思いながら、
そうだ便利といえばDAZNで試合を見れるなぁと、
電車を降りて、ついさっき始まった試合をチェック。

すると…あれっ!
もう0対1!?

試合が始まって62秒で先制されていた。

スタジアムへ向かって、あの子もこの子もみんな
いそいで歩いている中、僕も急いでスタジアムへ。




とりあえず大型ビジョンを眺めていると、
特に接触プレイがあったわけじゃないのに、
ピッチ内ではクリスランが担架で運ばれ交代。

もはや何がなんだか分からないまま、
スマホでリアルタイム検索しながら、やっと試合に入った。


日産スタジアムはやっぱピッチまで遠い…


だからこそこういうスペースもあるわけだけど


ハーフタイムのマリノスゴール裏


清水ゴール裏


マリノスの久保建英は途中交代 脅威になれていなかった
ただ、周りに指示を出しながらボールを要求する姿、
そして動きやポジショニングは、17歳の雰囲気じゃなかった


結局逆転した清水が2-1で勝利 両チームお疲れ気味


何はともあれ6試合ぶりの勝利は大きい


試合内容は、疲労からかお互い低調だった。
動きが鈍いというか、どこか重い感じはあった。

で、後半にマリノスの選手が退場になったけど、
そんな10人になった相手に押し込まれた。

もともと清水は、柔軟な対応ができないチーム。
相手がフォーメーションを変えて試合に臨んだり、
老獪な選手が自在にポジションを変えたりすると、
対応できずに、防戦一方になることがある。

それに加えて5戦勝ちなしで、
どうしても慎重になってしまう状況。
さらに疲労で体が動かず、寄せられず、
引いて守るしかなく、押し込まれっぱなしに。

去年の悪い清水を見ているようだったけど、
それでも勝ち切れたことは大きいと思う。

成長した姿を生で見たかったけど、
勝てたことだけで、満足すべきかと。

「パスの出しどころがある」
ということだけでも成長かもしれない。

これで思い切りの良さが戻ってきて、
疲れがとれれば、またいいサッカーが戻ってくるんじゃないかと。


ただ次節は中2日、しかもアウェイで相手は休養十分。
疲れがとれず、厳しい戦いが続きそう。

本来なら選手を少し入れ替えて戦いたいけど、
ケガ人で選手層が薄く、なかなか替えにくい。

そんな厳しい状況を考えても、
今日の勝利は、かなり大きかったと思う。

  • 2018.04.15 Sunday
J1第8節、清水はアウェイで
浦和と戦い、1-2で敗れた。

この試合を埼玉スタジアム2○○2で観戦しました!






この位置でも十分見やすい


今Jリーグで最もキャラ立ちしている浦和暫定監督・大槻毅。
筑波大出身とは思えない風貌でモチベーター。分析のプロでもあるらしい。


選手入場


いつもの盛り上がり


ぎゅっと


整列


熱い槙野


高める


試合開始 客の入りは連戦だからか浦和にしてはちょっと寂しい


スターティングラインナップ お互い両サイドの攻撃がカギだった中…


清水の両サイドバックが精彩を欠くなど1-2で敗れた
試合後、清水ゴール裏からはブーイングも


清水の前半は酷い出来だった。

選手の動きが少なく、動いてない選手同士が
足元へのパスを繰り返すだけだから、
ボールを回せない、奪えない、
単純なミスでボールを失い、反撃できない。

一方で後半は、選手が動きながらプレーしたからか、
ボールを持った選手に選択肢があって、
人もボールも動いてチャンスを作れていた。
そして浦和の運動量が落ち、出足が鈍くなったこともあってか、
ボールを持てるようになり、試合を支配していた。

だから前半も後半も、アウェイ側のコートで
ほとんど試合が行われていた印象。
アウェイの席で見やすかったのはそのおかげかも。

本来なら同点、逆転もできたはずの試合で、
ボールタッチの悪さ、フィニッシュ前の精度の悪さで
チャンスをつぶし、1点しか奪えなかった。


その最大の問題は、両サイドバックのように見えた。
立田は対面での1対1の守備に力を発揮するけど、
スペースへ抜け出されると対応が悪かったり、
守備から攻撃に移ったとき策がなく攻撃につながりにくい。
そういうシーンが目立つと、周りもフォローする動きになり、
攻撃に厚みは生まれない。

松原も全く良くなかった。
完全に調子を落としてるというか、
ファーストタッチのコントロールが悪いし、
抜くこともできないし、クロスの質も良くない。
失点シーンでは、ぶち抜かれてクロスを上げられた。

中央にクリスランという絶対的なストライカーがいる中で、
サイド攻撃がこれだけ停滞すると、
清水は迫力をなくしてしまう。


ちなみに松原と重なるのが、
代表で活躍を始めたものの、
クラブで精彩を欠いた一時期の岡崎。
試合の中でも試行錯誤して、ボールを失っていた。

松原はまだその位置まではいけてないけれど、
自分にないものを身に着けようとするのか、
精彩を欠く時期があるのは仕方ない。

岡崎は成長につなげ、
今やテクニックも抜群の選手になった。
走って泥臭くプレーする原点に立ち返った。
松原も今を乗り越えられるのか。
一度外すのか、使い続けるのか、
どっちが松原に合うかをヨンソン監督には見極めてほしい。


ここでチームも、選手個々も、
しっかりと立て直すことができるのか。
立ち返ることができるのか。

誰を起用するか含めて、変化が必要かもしれない。

  • 2017.10.29 Sunday
J1第31節、清水はアウェイで
FC東京と対戦し、0-0で引き分けた。

・・・という試合を、
味の素スタジアムで観戦しました!


京王線で飛田給へ向かったつもりが、
京王稲田堤という知らない駅へと運ばれ、試合開始間際に到着
(京王線が調布で枝分かれしてるのを知らなかった…)


台風の接近で、試合開始直前になって豪雨に


ゴール裏は両チームとも、なるべく屋根の下で観戦
僕はメインスタンド下層の26列目で、風が強く吹いてもほぼ濡れずに済んだ
(今日は少し風があって、20列目あたりが濡れる境界線だったと思う)


残り4試合で降格圏と勝ち点差3 負けられない試合


開幕戦以来、ケガから戻って来た河井が先発してキックオフ


とんでもない豪雨 幸い、風はそこまで強くない


バックスタンドが見えないほどの雨 ただ中継よりも現地は見やすかった


ハーフタイム 東京ドロンパが何かをぶっ放していた かわいい


0−0のまま試合終了


清水は球際に勝ち、セカンドボールを拾い、内容的には良かった


久しぶりに「勝ち点3を取れなかったのが残念」な試合だった


2年前に降格した日付「10月17日」 選手がこれで奮起するかは不明…
※横断幕以外は加工してあります


残り3試合で降格圏と勝ち点差4に この引き分けはでかい


試合が終わっても雨 台風で崩壊することなくチームはむしろ整った


前半途中から水を含んだピッチは、
ところどころボールが止まる、タフなコンディション。

そんな中、清水の方が球際に強く、
ボールコントロールも正確で、
かなりの時間、試合を支配していた。

その中心にいたのが、開幕戦で大けがをして以来、
8か月ぶりに公式戦の舞台に戻ってきた河井だった。

ただやかましくなりがちな試合に、
正確なプレーとタイミングのいい寄せで、
リズムを奏でることに成功した。


前節、犬飼がケガから復帰したことで、
守備陣に安定感が生まれていた。

偶然守りきれた試合が続いてきた中で、
前節はしっかりと守り切ることができた。

そして今節、河井のケガからの復帰で、
攻撃にリズムが生まれていた。

偶然じゃないと得点の匂いがしなかった中で、
サイド攻撃や裏への仕掛けなど、
意図を持ったプレーで得点しそうな気配があった。


ピッチ状態がいい試合だったら、
今日よりフィジカルコンタクトを受けるはずで、
次の試合で、河井がどこまでできるか分からない。

それに今日は、FC東京の繋ぐサッカーが、
水浸しのピッチと相性がかなり悪く、
逆に清水が最近割りきってやってる、
裏へ出してFWを走らせるサッカーが、
逆にピッチとかなり相性が良かったのはある。

ただ、今日の試合は残留へ向け、
大きな希望を持てる内容でもあった。
選手たちも、自信を持てる試合だったんじゃないだろうか。


そして何より、勝ち点1をとったことで、
降格圏の広島とは、残り3試合で勝ち点差4に。

J1残留へ、大きな引き分けになったと思うし、
前節の引き分けにも価値が生まれた。


ちなみに今年の清水の試合は、
関東アウェイ4試合(川崎、浦和、横浜FM、FC東京)へ行って、
4試合とも引き分けという結果だったけど、
どれも引き分け以上の興奮を味わうことができた。

川崎戦は、アディショナルタイムのチアゴ同点弾、
浦和戦は、0-2から3得点で一度は逆転しての引き分け、
横浜FM戦は、PKストップに2度の同点ゴールでドロー。

ここまで極端なシーズンはなかなかないけれど、
こういう最高の興奮を味わえたのは、
緊張感と簡単に勝てない試合が続く、J1だからこそ。

来シーズンもJ1で、試合を観たい。
J1で、戦ってほしい。

  • 2017.07.29 Saturday
J1第19節、清水はアウェイで
横浜FMと対戦し、2-2で引き分けた。

リーグ戦8戦負けなしの相手に、
2度のリードを奪われながらも、
2度追いついて引き分けに持ち込み、
アウェイで十分な結果を残した。


・・・という試合を、
日産スタジアムで観戦した!



雨降りしきる日産スタジアム。小机駅からの道は水たまりがいっぱい。


スタジアム2階席は屋根があるから快適


清水の選手は夏限定黒Tシャツを着て入場


すぐ脱いで白ユニフォームで撮影


多くの人が屋根の下で応援するほどの強い雨


清水側も横一杯に広がって屋根の下から声を枯らす


そんな豪雨の中でキックオフ


試合は横浜FMが2度のリードを奪いながらも、
清水のツートップ、テセ・長谷川悠が1ゴールずつを挙げ…


2-2のドローで試合終了。


試合後のアウェイ席全体から大きな拍手


インタビューに答えていたテセは1人遅れてゴール裏へ挨拶


わざわざ端の方まで行って挨拶するテセ キャプテン


コーナーからのカウンターで
簡単にやられた不甲斐ない横浜の1点目に、

なんとなく入りそうな清水の最近のセットプレーで、
遠い方のゴールでなんとなく入った、
長谷川悠の清水1点目。

特に点の匂いがしない雰囲気のパス回しから、
簡単にサイドを運ばれ、あっさりやられた横浜の2点目。

そして横浜の不可解なPK判定、
清水・六反のPKストップで清水側アウェイ席は大興奮。

66分、竹内がボールを奪ったあと、
ファウルなんじゃないかと一瞬空気が止まると、
反応したテセのミドルシュートがバーに直撃。
ここでスタジアムの雰囲気も、流れも明らかに変わった。

直後、竹内のループ気味のミドルシュートは
相手キーパーのファインセーブに阻まれたものの、

アウェイ席が最高潮になったのは70分。
松原がデュークとのワンツーで抜け出し、
中にいるテセへグラウンダーのクロス、
それをテセが相手に体を預けて
倒れ込みながらのゴール。
久しぶりに見た完璧な崩しで、2点目を挙げて同点にした。

お互いチャンスを作りながら、
最後の場面の精度を欠いて引き分けるという、
試合内容自体は悪かったけれど、
清水を応援する側にとっては面白い試合だった。

決して清水の内容は良くなかったけれど、
2度追いついたのと、不可解判定のPKストップが
アウェイ席を思い切り熱くしていた。


清水は、まだまだ守備の仕方にも
攻撃の組み立てにも難はあるけれど、
セットプレーで「点を取りそうな気配」のする
チームになったのは、とても大きい。

負けていても同点に持ち込めるんじゃないか、
同点でも勝ちに持ち込めるんじゃないかと、
思えるようになる。

そのメンタルで戦えるだけで、
プレーはポジティブになり、精度は上がる。


気になったのは緩さ。
寄せが甘くて相手を自由にし過ぎたり、
相手のドリブルにズルズルと下がる。

トラップが大きくて
相手のボールになるシーンも多い。

セットプレーという武器が備わったことで、
一桁順位はいけるかもしれない。
でも緩さが直らない限り、その上へはいけない。

…と、上を見る気持ちになれただけでも、
成長ではあるんだけども。

  • 2017.05.20 Saturday
J1第12節、清水はアウェイで
浦和と対戦し、3-3で引き分けた。

清水は前半、どうにもボールが収まらず、
後手を踏み、浦和にボールを回され続け、
失点が1で済んで良かったという内容。

清水は後半にも失点して0-2になり、
今日もダメかという空気が流れた中、
64分から7分間で怒涛の3ゴールを挙げ逆転。

すぐに返されて引き分けたものの、
首位・浦和を相手に、
J2上がりがアウェイで上出来のドローとなった。

・・・という試合を、
埼玉スタジアム2○○2で観戦した!



等々力と同じように、J1に帰ってきたことを実感


気温27.7℃の夏日…昼間に試合やるもんじゃない


埼スタはこの角度でも見やすい
スタジアム観戦自体、日陰も画像よりDAZNより見やすい


浦和ゴール裏はさすが迫力がある


清水は狭いエリアながらいつものように団結


見る側は屋根の下で半袖でちょうどよかったけど


選手は日差しのもと、相当な暑さだったはず


そんな中、キックオフ


そして壮絶な打ち合いの末、3-3のドロー


暑さの中、柏木やチアゴなどが足がつったタフな試合


2点差を一時逆転した清水のファンは選手を称えた


今シーズンの清水のアウェイ力がスゴい。
今節を終えた時点での上位5クラブのうち、
柏に勝ち、ガンバ・浦和・川崎と引き分けた。
県外のアウェイは負けていない。

一方で、ホーム力がまったくない。
ホームの勝利はなく、
エコパで行われたアウェイ磐田戦含め、
県内の試合は勝ちがない。

強豪にアウェイで大善戦し、
勝つべき相手にホームで敗れる。

希望と失望のループ。

その中で今日の試合も、
大興奮と希望をもたらす試合だった。

清水ゴール裏の目の前で決まった、
テセ・テセ・チアゴの3ゴール連発に、
アウェイ席はトランス状態。

直後に追いつかれて引き分けたものの、
試合後、選手たちに大きな拍手が送られた。


ただ冷静に試合を振り返ると、
2点差を逆転したことを良かったと考えるべきか、
引き分けに持ち込まれて3失点したことを
悪かったと考えるべきか、評価が難しい。

まあ、どっちも言える。

・攻撃の破壊力はJ1で戦える
・守備の崩壊はJ1で戦えない

ということ。


テセ・チアゴの2トップは、
明らかにJ1で戦える破壊力を持っている。
今日の3ゴールは、個の力によるところが大きい。

特に3ゴールすべてに絡んだチアゴは“本物”。
周りを使えて、キープできて、決められる。

足を振るモーションが早く、
ボールスピードが速いから、
相手が対応できない。

今日の2点目・3点目では、
斜めに入ってきたロングボールを収めて、
独特の間合いでゴールへ迫って
決定的な場面を作ったり、決めきるという、
ひとつのパターンが生まれていた。

そしてデュークも高さ、献身性で、
番犬のように追い回しては噛みつき、
相手にリズムを作らせなかった。

清水の攻撃に破壊力が生まれ、
J1で戦えるだけの力を発揮しつつある。


ただ一方で、守備がもろい。

相手に寄せ切れていなかったり、
どこか抜けたディフェンスで、
失点を喫している。

個の力でサイドを破られるのは、
能力の問題だから仕方ない部分もある。

それより連係の問題なのか、
頭がしっかり働いていないのか、
相手を捕まえられずに失点を重ねるのは、
すごくもったいない。

センターバックの相次ぐケガが、
原因として大きいとは思うけれど、
他のメンバー含めてディフェンスは怪しい。
ディフェンスに人数がいるのに決められる。

暑さで、ただでさえ集中力が切れがちな夏、
今のままじゃ危ない。


・・・って、今は思うけれど、
現地は冷静になんてなれるわけない!

昨シーズンから、関東のアウェイは
スタジアム観戦的に神試合が多すぎる!


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