- 2018.12.28 Friday
東京マラソン2018に出場したメモを、
今さらながら、でも2018年のうちに。
左足の坐骨神経痛で、
お尻のあたりが鈍くてじんわりとした痛みの中、
東京マラソンに出場した記録です。
■6:00
白米軽く、みそ汁を一緒に。
スタートまでに栄養系のゼリーを
2つお腹に入れた。
■7:50
新宿駅でトイレへ。
会場のトイレはどこがすいてるか分からないから、
トイレは駅で済ませた方がいい。
■8:00
GATE2へ
Eブロックスタートは、GATE2だった。
ちなみにEブロックになったのは、
ベストタイム3時間47分25秒、
今回の予想タイム3時間45分00秒。だいぶ前。
ゲートはかなり混雑してるけど、
じわじわと進んで問題なく入れた。
隅の方がスイスイ動いてた。そういうのよくある。
■8:22
手荷物を預ける
で、念のためトイレへ行こうと思ったけど、
近くのトイレは混んでて、
空いてるトイレがどこか分からないから、
トイレは諦めて、スタート地点へ。
スタート地点へ向かう途中の階段で、
脇にそれて、止まってストレッチ。
■8:35
Eブロック到着
気温9.2度 湿度30%という、
マラソンにはちょうどいいコンディション。
スタート地点で30分くらい止まって待ってたけども、
人がぎゅっといるのと、風が強くないから、
凍えることなくいられた。
ちなみにスター前の寒さが耐えられなければ、
もう着ないウエアを着ていって…
スタート前に脱いでEブロックの「洋服ポスト」に
投げ入れるっていうのもアリだった。
その服は、海外に寄付されるらしい。
■9:10
スタート
Eブロックはそれなりに前ではあるんだけど、
それでもスタートの合図から
スタートラインを通るまで、5分07秒かかった。
左足に違和感があるから、出だしは慎重。
で、やっぱり左足の動きが悪く、
ここのところ10キロ走れば痛んでた左膝が、
マラソンでも痛むのは時間の問題だろうなと。
ただ慎重すぎてペースが遅くなって、
このままだと自己最高記録を塗り替えられない。
そこで、とりあえずペースを上げて、
予定の4分50秒/kmでいけるとこまでいくことに。
なるべく上下動をなくして、膝に負担をかけない走り。
そして沿道から遠いサイドを走る。
声をかけてもらいたい感満載でユニフォーム着てるのに、
反応しないのは申し訳ないから、
フォームを崩さないよう淡々と走った。
そして「給水地点の水をぜんぶ飲む」大作戦。
給水所が来たら、スルーせずに必ず水分をとる。
できることならスポーツドリンク。
■10km
外国人に話しかけられる。
スペイン語で何か言ってるのは分かった。
なぜなら、大学の第2外国語でスペイン語を習ってたから。
でも、何を言ってるのかは分からなかった。
なぜなら、1年しかスペイン語を習わなかったから。
僕の時計を指さしてたから、
とりあえず今の時間と今のタイムを言ったものの、
聞きたいのはそれじゃない感じのジェスチャー。
「トレス」(3)という言葉だけは聞き取れた。
しばらくまったくかみ合わず、
僕が「アルヘンティーナ?」と聞いたら、
外国人は「メヒコ」と答えたときだけ会話になった。
途中でこんなメッセージも
■15km
不安だった左膝に痛みが出始めたけれど、
痛みは断続的。痛んだり、やんだり。
しばらく走ってるうちに、
ペースもまだ落とすことなくいける感じで、
これなら完走はできるだろうという余裕が。
そうして心に余裕が出てきたことで、
淡々と走ってて、全然楽しんでないじゃん!という気持ちに。
これじゃ川沿いを淡々と42キロ走るのと変わらない。
そこで沿道近くを走るようにして、
声援を浴びながら、応えながら、マラソンを楽しみ始めた。
で、そんな状態がずっと続いた。
ペースも維持。
たまに膝を大きく曲げたりして、
膝がずっと痛まないようにしつつ走った。
あと去年は走ってる間にお腹がすいて、
どこか力が抜けてく感じがあったんだけど、
今年はお腹がすく前の10km地点から、
エネルギージェルを10kmごとに食べたことで、
エネルギー不足を防げたのはありそう。
と、吸水ごとにスポーツドリンクを飲んだ。
水じゃなくて、スポーツドリンク。
給水所でペースを緩めることになっても、
水分をこまめに補給するのは大事。
■35km
ここで、さすがにきつくなってきた。
35kmは膝に痛みがなくても、きつい。
ただ、足が前に出ないわけじゃなく、
関節が痛いというもの。
37km
手足のしびれも出てきた。
ラストの給食で、干し梅を2個ゲット。
2011年の東京マラソンに出たとき、
干し梅が最高に美味しくて感動したものの、
去年の東京マラソンでは余裕がなくて取れず。
7年越しの干し梅は、やっぱ美味しかった!
ずっと口に残る梅の味が、ずっとうれしい。
■39km
足がつりそうになってきた。
左足じゃなくて、右足の足の裏。
靴の中で足がずれる感覚
ここからはだましだまし走る。
■41km〜
ラスト1kmでペースを上げた。
余力があって、上げることができた。
だからラップタイム的には、
ほとんど落ちることなく最後まで走れた。
■フィニッシュ
公式記録3時間35分20秒、
スタート地点を通ってフィニッシュするまでの
ネットタイムで3時間30分13秒。
もっと前から少しペースを上げれば、
3時間30分を切れた気もするけど…つる怖さに勝てなかった。
実際、ペースを上げてたら、つってたかもしれない。
左足の膝と股関節、右足の腿も痛んでたし、
実際はギリギリのところだったんだろうなと。
で、東京駅フィニッシュの東京マラソン、
今年も走ったあとは歩かされた。
フィニッシュ直後
歩き始め
水や
バナナなどの
給食もいただきつつ歩く
で、寒い!体が冷える!朝より寒い!
途中でペットボトルを捨てるために一度止まったら、
ふくらはぎがつって、動けなくなりそうだった。
体を保温するアルミシートをかけてくれるんだけど、
風でバサバサッと翻って、寒さをあまり防げず。
というか、このタオルもかけてもらってるし、
さっきの給食やら水やらを次々とくれるから、
バサバサなるアルミシートを押さえる手が空いてない。
いろいろ補給できてありがたいんだけど…
「大根あげるわよ」「みかんもあるわよ」という
近所のおばちゃんに会ったみたいなフィニッシュ後。
去年より手荷物受取場所までの距離が短かったのは、
スタートが前目だったから?
■走り終えて…
日比谷公園では食べ物・飲み物を支給してくれる中…
やっぱトマトが一番美味しい。
適度な水分と、空腹を和らげる固形物と。
という感じで、至れり尽くせりではあるけれど、
とにかくフィニッシュ後のケアを、
どうにかしてほしい東京マラソン。
来年は3月開催ということで、
寒さは今年より若干和らいでる時期かもだけど、
フィニッシュまでで力を使い果たすと、
駅までの“完走”がきつくなることを頭に入れておかねばと。
今さらながら、でも2018年のうちに。
左足の坐骨神経痛で、
お尻のあたりが鈍くてじんわりとした痛みの中、
東京マラソンに出場した記録です。
■6:00
白米軽く、みそ汁を一緒に。
スタートまでに栄養系のゼリーを
2つお腹に入れた。
■7:50
新宿駅でトイレへ。
会場のトイレはどこがすいてるか分からないから、
トイレは駅で済ませた方がいい。
■8:00
GATE2へ
Eブロックスタートは、GATE2だった。
ちなみにEブロックになったのは、
ベストタイム3時間47分25秒、
今回の予想タイム3時間45分00秒。だいぶ前。
ゲートはかなり混雑してるけど、
じわじわと進んで問題なく入れた。
隅の方がスイスイ動いてた。そういうのよくある。
■8:22
手荷物を預ける
で、念のためトイレへ行こうと思ったけど、
近くのトイレは混んでて、
空いてるトイレがどこか分からないから、
トイレは諦めて、スタート地点へ。
スタート地点へ向かう途中の階段で、
脇にそれて、止まってストレッチ。
■8:35
Eブロック到着
気温9.2度 湿度30%という、
マラソンにはちょうどいいコンディション。
スタート地点で30分くらい止まって待ってたけども、
人がぎゅっといるのと、風が強くないから、
凍えることなくいられた。
ちなみにスター前の寒さが耐えられなければ、
もう着ないウエアを着ていって…
スタート前に脱いでEブロックの「洋服ポスト」に
投げ入れるっていうのもアリだった。
その服は、海外に寄付されるらしい。
■9:10
スタート
Eブロックはそれなりに前ではあるんだけど、
それでもスタートの合図から
スタートラインを通るまで、5分07秒かかった。
左足に違和感があるから、出だしは慎重。
で、やっぱり左足の動きが悪く、
ここのところ10キロ走れば痛んでた左膝が、
マラソンでも痛むのは時間の問題だろうなと。
ただ慎重すぎてペースが遅くなって、
このままだと自己最高記録を塗り替えられない。
そこで、とりあえずペースを上げて、
予定の4分50秒/kmでいけるとこまでいくことに。
なるべく上下動をなくして、膝に負担をかけない走り。
そして沿道から遠いサイドを走る。
声をかけてもらいたい感満載でユニフォーム着てるのに、
反応しないのは申し訳ないから、
フォームを崩さないよう淡々と走った。
そして「給水地点の水をぜんぶ飲む」大作戦。
給水所が来たら、スルーせずに必ず水分をとる。
できることならスポーツドリンク。
■10km
外国人に話しかけられる。
スペイン語で何か言ってるのは分かった。
なぜなら、大学の第2外国語でスペイン語を習ってたから。
でも、何を言ってるのかは分からなかった。
なぜなら、1年しかスペイン語を習わなかったから。
僕の時計を指さしてたから、
とりあえず今の時間と今のタイムを言ったものの、
聞きたいのはそれじゃない感じのジェスチャー。
「トレス」(3)という言葉だけは聞き取れた。
しばらくまったくかみ合わず、
僕が「アルヘンティーナ?」と聞いたら、
外国人は「メヒコ」と答えたときだけ会話になった。
途中でこんなメッセージも
■15km
不安だった左膝に痛みが出始めたけれど、
痛みは断続的。痛んだり、やんだり。
しばらく走ってるうちに、
ペースもまだ落とすことなくいける感じで、
これなら完走はできるだろうという余裕が。
そうして心に余裕が出てきたことで、
淡々と走ってて、全然楽しんでないじゃん!という気持ちに。
これじゃ川沿いを淡々と42キロ走るのと変わらない。
そこで沿道近くを走るようにして、
声援を浴びながら、応えながら、マラソンを楽しみ始めた。
で、そんな状態がずっと続いた。
ペースも維持。
たまに膝を大きく曲げたりして、
膝がずっと痛まないようにしつつ走った。
あと去年は走ってる間にお腹がすいて、
どこか力が抜けてく感じがあったんだけど、
今年はお腹がすく前の10km地点から、
エネルギージェルを10kmごとに食べたことで、
エネルギー不足を防げたのはありそう。
と、吸水ごとにスポーツドリンクを飲んだ。
水じゃなくて、スポーツドリンク。
給水所でペースを緩めることになっても、
水分をこまめに補給するのは大事。
■35km
ここで、さすがにきつくなってきた。
35kmは膝に痛みがなくても、きつい。
ただ、足が前に出ないわけじゃなく、
関節が痛いというもの。
37km
手足のしびれも出てきた。
ラストの給食で、干し梅を2個ゲット。
2011年の東京マラソンに出たとき、
干し梅が最高に美味しくて感動したものの、
去年の東京マラソンでは余裕がなくて取れず。
7年越しの干し梅は、やっぱ美味しかった!
ずっと口に残る梅の味が、ずっとうれしい。
■39km
足がつりそうになってきた。
左足じゃなくて、右足の足の裏。
靴の中で足がずれる感覚
ここからはだましだまし走る。
■41km〜
ラスト1kmでペースを上げた。
余力があって、上げることができた。
だからラップタイム的には、
ほとんど落ちることなく最後まで走れた。
■フィニッシュ
公式記録3時間35分20秒、
スタート地点を通ってフィニッシュするまでの
ネットタイムで3時間30分13秒。
もっと前から少しペースを上げれば、
3時間30分を切れた気もするけど…つる怖さに勝てなかった。
実際、ペースを上げてたら、つってたかもしれない。
左足の膝と股関節、右足の腿も痛んでたし、
実際はギリギリのところだったんだろうなと。
で、東京駅フィニッシュの東京マラソン、
今年も走ったあとは歩かされた。
フィニッシュ直後
歩き始め
水や
バナナなどの
給食もいただきつつ歩く
で、寒い!体が冷える!朝より寒い!
途中でペットボトルを捨てるために一度止まったら、
ふくらはぎがつって、動けなくなりそうだった。
体を保温するアルミシートをかけてくれるんだけど、
風でバサバサッと翻って、寒さをあまり防げず。
というか、このタオルもかけてもらってるし、
さっきの給食やら水やらを次々とくれるから、
バサバサなるアルミシートを押さえる手が空いてない。
いろいろ補給できてありがたいんだけど…
「大根あげるわよ」「みかんもあるわよ」という
近所のおばちゃんに会ったみたいなフィニッシュ後。
去年より手荷物受取場所までの距離が短かったのは、
スタートが前目だったから?
■走り終えて…
日比谷公園では食べ物・飲み物を支給してくれる中…
やっぱトマトが一番美味しい。
適度な水分と、空腹を和らげる固形物と。
という感じで、至れり尽くせりではあるけれど、
とにかくフィニッシュ後のケアを、
どうにかしてほしい東京マラソン。
来年は3月開催ということで、
寒さは今年より若干和らいでる時期かもだけど、
フィニッシュまでで力を使い果たすと、
駅までの“完走”がきつくなることを頭に入れておかねばと。