• 2018.07.03 Tuesday


2018ワールドカップロシア大会・
決勝トーナメント1回戦。
日本はベルギーに2-3で敗れ、
史上初のベスト8入りは、ならなかった。

第1戦・第2戦と同じ先発で臨んだ日本は、
FIFAランク3位で優勝候補のベルギー相手に、
後半早々、2つのゴールで初のベスト8が見える展開に。

しかし、ベルギーが上背のある選手を入れると
押され始め、立て続けに失点。
そして後半アディショナルタイム、
日本のコーナーキックからロングカウンターを
鮮やかに決められて逆転負け。

日本はまたも、ベスト16の壁を破れなかった。


悔しかった。

期待したから、勝てると思ったから、
負けてとんでもなく悔しかった。
自分が戦ったかのように、悔しかった。

日本で、多くの人が抱いたこの悔しさは、
日本サッカー界をとりまく環境において、
これから大きな意味を持つと思う。

ワールドカップに無関心だった日本の人たちが、
サッカーに対してこんなにも熱くなれて、
日本代表の挫折のストーリーを味わった。

「ドーハの悲劇」と似ている。
1993年のあの戦いは、今も、
強烈な喪失感として心に残っている。
25年後の今でも、炭火みたいに、ずっと燻り続け、
風が吹けば燃え上がる熱い感情。

今大会の悔しさも、ドーハの悲劇のように、
これからの日本代表をいつまでも応援したくなる、
炭火のようなものになる。


この感情は過去2回、
ベスト16で敗れたときには生まれなかった。

2002年、開催国シードでスイスイと勝ち上がったとき、
ベスト16はごほうびとして戦い、
フワフワしていた日本代表は、あっさりと敗れた。

2010年、ガチガチに守って進出したベスト16で、
耐えるサッカーをしたものの、0-0のPK戦で敗退。
試合自体が熱かったとはいえ、勝利を意識する瞬間は訪れなかった。

今回ほど、夢が現実になりそうなことはなかった。

そして夢が現実になりそうなワクワク感を知ってしまうと、
夢破れる痛みを知っても、また夢を見たくなる。

また夢を見たくなる、夢の破れ方だった。


偶然近づいた、夢なのは分かっている。

タラレバはないけれど、
初戦のコロンビア戦、前半3分に
相手が10人になって先制しなければ、
こんなにもうまくいっていたとは思えない。

前回大会で惨敗したサッカーも、
今大会で結果を残したサッカーも、
基本的には大きく変わらない中で
結果が出たのは、偶然の力も大きかったと思う。

それでも、夢へ近づけたことに意味があった。
夢に手が触れた感触は、忘れられない。


今日のベルギー戦は、日本サッカー界にとって、
とてつもなく大きな意味を持つ試合だったと思う。

もちろん勝って、ベスト8の戦いを見たかったけど!

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