• 2018.09.22 Saturday
昨日のJ1第27節、清水はホームで
ガンバ大阪と戦い、1-2で敗れた。

清水は、前半早々の緩い守備から2失点。
その後は立ち直り猛攻を仕掛け、
再三のチャンスを作ったものの決めきれず、
追いつけないまま試合終了。

勝ち負けを交互に繰り返し、
なかなか残留争い付近から抜け出せずにいる。


試合内容は、勝った前節と変わっていない。
ここ最近ずっと、基本はしっかり戦えている。

ただ同時に、前節はその前節の
負けた試合とも変わっていない。

つまりいい部分はいいままで、
悪い部分は悪いまま。
相手の調子によって勝敗が決まる。


いい部分は、全体の距離感と連動性によって生まれる、
チーム全体での守備と、攻撃に移ったときの迫力。

ここ数シーズンの中では一番良いチームになっていて、
たぶん選手たちも手ごたえを感じていると思う。

でも悪い部分として、守備での軽さというか、
緩さというか、簡単に得点されてしまう。

前節の柏戦も、チーム全体で守れているのに、
単発の攻撃で簡単に失点してしまい、
完勝のはずが3-2という数字になっていた。

90分間では戦えているけれど、
1秒1秒で戦えていないときがある。

それが今日の場合は敗戦となってしまったということ。


団子状態のJリーグ、連勝すれば上位争いに加われて、
連敗すれば残留争いに引きずり込まれる。

そんなリーグだからこそ、
今の清水の状態はもどかしくもある。

昨シーズンと比べれば、明らかに良くなった。
だから今は、これで良しとすべきだとは思うけれど、
ここからもう一段階良くなれば、
順位としては大きくジャンプアップできる可能性がある。

負けたけど決して悪いチームじゃないからこそ、
もったいない。

  • 2018.09.15 Saturday
J1第26節、清水はアウェイで
柏と戦い、3-2で勝利した。

柏の寄せがかなり甘く、
自由にやらせてもらえた試合は、
前半に多くの決定的な場面を作ったものの
決めきれず、スコア上は競った試合に。

それでもソッコがケガでスタメンから外れた中、
勝たなければいけない質だった相手に、
きっちり勝てたことは大きく、
降格圏とは一定距離を保てている。


清水は竹内が復帰したことで、
白崎を前で使えるようになり、
全体のクオリティが上がった印象。

前半は特に距離感が非常に良く、
五分五分のボールはだいたい取れていた。

まあ、柏が五分五分のボールに全然来ず、
清水がやりたいようにやらせてもらえていたから、
手放しで喜べるものじゃないけれど、
それでも清水のここ数試合は内容がいいのを考えると、
チームとして良くなっているのは分かった。

降格するときは、こういう楽な試合でも、
勝ち点を失ってしまうわけで。


ちなみに試合で感動したのは、松原の右足!

まだまだぎこちないけれど、
3度右足でクロスを上げて、右もあることを見せていた。

この前から右足でチャレンジしてはいたけれど、
余裕があったのもあるのか、今回は最高の3度。

こういう少しずつの成長が、
チーム力をアップさせてくれるし、
海外移籍や代表入りに近づくことができる。

抜け出しもキープも見事な北川もそうだし、
1対1で抜群の強さを見せている立田、
相変わらず貢献度の高い金子と、
若手の成長が、今のチームを支えている。

外国人選手や、今日得点した中堅の選手たちも、
もちろん貢献度は高いんだけど、
中規模のクラブで若手の成長は欠かせない。

そして意識の高い若手の成長は、
次の若手の成長を生むはずで。

勝ち点はそこまで大きく積みあがっていないけれど、
明らかに昨シーズンよりいいチームになっていると思う。


次のガンバ大阪戦は、ドウグラスが出停から復帰し、
ソッコも戻れる感じかもしれない。
いよいよ今シーズンのベストメンバーが見られそう。

前回の対戦では、柏同様に寄せが甘かったガンバ。
どこまで復調しているかにもよるけれど、
清水は、今日のチャンスメイクに加えて、
ドウグラスの決定力と、ソッコの守備範囲の広さで、
今日よりいい結果を出し、きっちり勝ってほしい。

  • 2018.09.01 Saturday
J1第25節、清水はアウェイで
仙台と戦い、1-2で敗れた。

またセットプレーで失点をし、
またドウグラスの力強いヘッドで同点に追いつくも、
またクロスでマークにつききれず失点し敗戦。

また試合内容としては悪くなかったものの、
ちょっとした緩さが失点に結び付いてしまった。


チーム全体で、よく戦えていたとは思う。

ホームから中3日で戦った
水曜の横浜FM戦よりも、
中2日でアウェイ連戦となった
今日の試合の方が走れていた。

連動性や寄せの速さもあって、
悪い戦いはしていなかった。

でも、セットプレーの失点など、
守備の緩さで簡単に失点してしまう。

チーム全体でのディフェンスは、
だいぶできてきているんだけど、
局面での守備がうまくできていない。

連戦や暑さでの集中力の問題か、
個の能力の問題かは分からないけど、
もったいない勝ち点の失い方が続いている。


ディフェンスラインからの
フィフティフィフティのロングボールが
増えているのも気になるところ。

フレイレの意図したロングキックも、
飯田のアバウトな蹴り出しも、
ドウグラスに任せたりすること自体は、
戦い方のひとつとしてアリだと思うんだけど、
今の清水はその方向で戦っていない。

みんながドウグラスの縦にかけるサッカーをするなら、
その準備もできているし、効果的かもしれないけど、
潰されたときにすぐ、攻撃を受けることになる。

バランスの問題なんだけど、
そうしたブレが全体のバランスを崩して、
他の選手のパフォーマンスまで落としてしまう。

この2週間で改善してほしいと思う。


ちなみに今日のアジア大会で、
21歳以下の日本代表の3バックで戦った立田が、
Jでも見せている個の強さを発揮し、
23歳以下の韓国相手に十分戦えていた。

今シーズン、成長を続ける20歳は、
右サイドバックも、センターバックもできる。

ここから代表ウィークのインターバルで、
Jリーグは2週間中断する。

どっちのポジションでもいいから、
中断後にまた、清水のスタメンで見たいと思った。


そして中断明けの柏戦は、
出場停止のドウグラス抜きで戦うことになる。

クリスランもテセもケガという中で、
かなりのピンチではあるけれど、
全体がリフレッシュすることで、僕は十分戦えると思う。

あとは最後の決定力。

リフレッシュした北川に、かかる期待は大きい。

  • 2018.08.25 Saturday
J1第24節、清水はホームで
札幌と戦い、1-2で敗れた。

またも先制してからの逆転負けで、
攻守ともに、どことなく冴えない印象。

これで引き分けを挟んで5試合勝ちなし、
残留争いに巻き込まれそうな位置まで、
沈んできてしまった。


清水は昨シーズンと比べて、
大きな部分での質は上がっていると思う。

チーム全体としての動きの質、
攻守にわたって連動して動く質、
選手個々も全体的には能力が上がって、
いい内容の試合ができるようになっている。

ドウグラス・北川のカウンターは脅威で、
2人だけで得点できそうな気配がある。

ただ個の細かな質に、ここ最近は問題が出ている。

チャンスで決めきれない、
チャンスを作り切れない、
相手の動きを捕まえきれず、守り切れない。

シュートの精度が上がらない、
クロスの精度が上がらない、
ディフェンスで簡単に抜けられる。

試合内容が悪いわけじゃないんだけど、
微妙にバランスが崩れている。


選手たちが100%の能力を発揮できるような、
チーム状況ではないんじゃないだろうか。

例えばチーム全体で守備をしていて、
これまでうまくいっていたわけだけど、
右サイドの守備に不安があるからか、
周りの選手が少しずつ、
ケアのために気を遣っているのかもしれない。

そうすると、これまでバランスがとれていた
チーム全体での守備がちょっと歪になり、
どこからともなく崩壊する瞬間が出る。
気になる分、攻撃でも思い切った攻めができなくなる。

例えば守備から攻撃へと移るとき、
これまではつないでいたボールが、
余裕なく前へ蹴り出されてしまったら、
攻撃の始まりは、守備の始まりへと変わってしまう。

例えば攻撃でボールを預けようとしたときに、
相手に奪われる怖さがあると、
そこでためらったり、パス精度に神経を使い過ぎて、
テンポがわずかに悪くなってしまう。

特に気になるのは、右サイドバックとセンターバック。
元から横たわっていた、選手層の問題でもある。


次の試合は水曜日。
延期になっていた横浜FM戦。

選手層が試されるこの試合は、
勝てれば楽になり、負ければ不安になる。

今はとにかく連動性だけは失わず、
チャンスの回数を増やすしかない。

決して悪いわけじゃない。

  • 2018.08.19 Sunday
J1第23節、清水はホームで
浦和と戦い、3-3で引き分けた。

両チーム合計28本のシュートが放たれ、
枠内シュート数も多かった試合は、
清水が3度リードし、3度追いつかれた。

そして清水はみごとなゴールと、
ミスからのつまらない失点という、
プラスもマイナスもあった試合。

勝ち点3をとれる試合だったけれど、
連敗を3で止めることができたと、評価しておきたい。


清水は3失点したものの、
全体が連動したいいサッカーをしていた。

攻撃での連動性はもちろん、
距離感が良くて寄せが速いから
相手を自由にさせず、
3失点したとはいえ危ない場面は多くなかった。

ボランチが前後にしっかり顔を出し、
中盤は全体的に運動量が豊富で献身的。

そして水曜に試合があって連戦にもかかわらず、
最後まで運動量が大きく落ちることはなく、
集中して戦えていた。


実は3連勝から3連敗を喫したけれど、
基本的に内容はずっと変わらなかった。

単純に相手の調子や戦力、相性によるものが大きく、
大きな崩れ方もしていない。
失点はミスからのものが多い。

後半戦7試合での上積み材料は、
選手の成長と、ドウグラスの加入。

金子はもはや代えのきかない選手になり、
ブレイク直前の岡崎のような雰囲気が漂う。
献身性と運度量、そしてキープ力。
もとからの謙虚で貪欲な性格も似ていて、
自分に足りない部分を周りから吸収している。

最近少しうまくいっていない北川も、
チャンスを作れているし、守備でも貢献。
疲れなのか、気負いなのか分からないけど、
心身がリフレッシュすればまた活躍できそうな、
向上心を常に持っている。

そしてドウグラス。
競り勝てるし、キープできるし、走るし、
決定力あるし、バランスがとれた万能型FW。
ソッコと並んで、ここ最近の当たり外国人。
相手を崩せるようになってきているのも、
周りがドウグラスを頼れるのが大きい。

さらに大きいのは、
今日のようにドウグラス・北川先発でも、
交代でクリスランを入れることができる。
交代カードが厳しかったこれまでとは違う。


今日は勝てる試合を、個のミスで引き分けた。

でも組織的な攻撃が、できてきた。
組織的な守備は、もともとできている。

ここのところの試合を見る限り、
勝ったり負けたりはあるけれど、
負け続けることはないと思った。

  • 2018.08.15 Wednesday
J1第22節、清水はアウェイで
C大阪と戦い、1-3で敗れた。

全体的にお互いクオリティは高くなく、
清水は特にフィニッシュの精度に問題があり、
チャンスを生かせず得点が遠かった。

そんな試合でしっかり決めたセレッソが勝ち、
清水は3連勝からの3連敗となってしまった。


3失点したとはいえ、
守備が破綻していたわけじゃない。
これまでとさほど変わらない。

ある程度の時間帯は、全体が組織的に守り、
速い寄せをして相手の自由を奪えていた。

ただ、ソウザに決められた2点目のように、
後ろから入ってくる選手を捕まえられないという、
川崎戦でもやられた形は、改善しなきゃならない。

相手のミスに助けられるシーンも、
まだまだ多くて、脆さは感じた。

でも3失点と3連敗で、深刻になる必要はない。


深刻さでいえば、清水が敗れた原因のひとつ、
北川が何度も外していたことの方が深刻。

カウンターから決めきることで、
清水は今の攻撃を成り立たせているわけで、
決めきれなければ、負けてしまう。

決めきれないと、攻撃のリズムも悪くなり、
逆に相手が決めきれば、相手のリズムが良くなり、
マークもどんどんズレて、守備が悪くなる。

北川はここを乗り越えると、
もうひとつ高みへいけそうなだけに、
自分で乗り越えさせるのか、
控えに置いてリフレッシュさせるのか、
ヨンソン監督の心理的なマネジメント力に期待したい。

どっちも正しいだけに難しい。
まあもっと深刻なのは、松原だけども…。


で、北川の扱いにも関わってくるのが、
次の試合はフレイレがイエロー4枚で出場停止になること。

ドウグラスに脳震盪の影響がなければ、
外国人枠の関係もあってベンチ入りさせられなかった
クリスランとドウグラスの2トップも可能になる。

そしてどんなスタメンになっても、
北川を含めた3人のうち誰かを控えに置けるから、
交代カードを積極的に切れる。

今は前線に蹴り出すだけのサッカーじゃないだけに、
かなりの破壊力をもたらしてくれるんじゃないか。

ちなみにディフェンスラインの守備は
ソッコが成り立たせているし、
チーム全体のディフェンス意識が高いから、
フレイレがいなくても、それほど影響はないと思う。


3連敗で下位との差が詰まってきたけれど、
前より明らかに組織的に動けているから、
どこかで勝ち点はついてくる気はする。

  • 2018.08.11 Saturday
J1第21節、清水はホームで
川崎と戦い、1-2で敗れた。

清水は前半の早い時間帯に、
川崎のミスからショートカウンターを仕掛け、
ドウグラスの鮮やかなゴールで先制。

しかし川崎にパスを回される時間帯が長く、
サイドからの崩しと、見事のパスワークで、
キレイに崩されて2失点、今シーズン初の逆転負け。

3連勝のあと2連敗となってしまった。


今日はドウグラスの負傷交代で、
清水のプランが完全に狂った試合だった。

清水は前半、川崎の攻撃に耐えながら、
一瞬のスキを狙ってカウンターを
仕掛けることができていた。
しっかりつないだり、意図を持ったフィードで、
カウンターが成功しそうな場面は作れていた。

シーズン前半に当たったときには、
ボールを奪っても闇雲に蹴り出すだけで、
カウンターさえできていなかったのを考えると、
チームとしての成長があった。

カウンターで得点できそうな気配があり、
それを決めきるドウグラスの存在があった。

耐えて一刺しできるチャンスはあったし、
実際に先制点の場面は、ショートカウンターで一刺しした。

でも前半のドウグラス負傷で、すべてが狂った。
ドウグラスの代わりになるサブの選手はいなかった。

それが、今のチームの力ともいえる。


ただ、コテンパンにやられた
前回の対戦から3か月、少しずつ改善はしている。

清水の選手が動きを整理できてきたからか、
全体的な距離感は改善されていて、
川崎の選手への寄せも、前よりは早くなっていた。

だからボールを奪うこともできていて、
カウンターの場面を作れていた。

ボールを持たれても、サンドバック状態というほど、
ボコボコにやられた印象はなかった。
シーズン前半はパンチを顔で食らっていたのに対して、
今日はパンチを打たれていても、ガードはできていた。
それでもスキがあったし、何度も後手を踏んでいたから、
クリーンヒットを喰らったけれど。

ガードをしていても、スキができた瞬間にやられてしまう。
だからこそ、強力なカウンターパンチを繰り出せる
ドウグラスの負傷は痛かった。
清水の唯一とも言っていいKO方法だった。


成長は感じられた。

ただそれは、子どもが成長したレベルで、
まだまだ大人にはなれていないことも実感した。

今日の敗戦で2連敗、下位チームの多くが勝利したことで、
下との差が詰まってきている。

完全に力負けした今日の試合で、
自信を失うのではなく、向上心に変えられるメンタルが、
今の選手たちには備わっているはずだから、
ここからの再浮上に期待したいと思う。



PUMA各クラブ、代わり映えのしない夏季限定ユニだけど…
着ることもないけど…ちょうどいい課金アイテム

  • 2018.08.05 Sunday
J1第20節、清水はアウェイで
鹿島と戦い、0-1で敗れた。

清水は終始、固い守備をしていたものの、
後半アディショナルタイム、
セットプレーから失点。

連勝を4に伸ばすことはできなかった。


全体的に落ち着いたゲームで、
引き分け濃厚だったから、
勝ち点1を逃して悔しい試合になった。

ただ、同時に固い試合ができたという、
手ごたえも感じられるゲームだった。

お互いに守備がしっかりしていて、
得点の気配がそれほどなかったから、
それは「つまらない試合」とも言える。

でも、ずっと守備が脆かった清水だから、
固い試合ができた手ごたえも大きかった。


W杯明け再開後の3試合で失点1だったものの、
相手は重いセレッソと、
不調のガンバ、鳥栖ということで、
清水の守備が整ってきたのか、相手が悪かったのか、
評価が難しいところがあった。

でも、状態が悪いわけじゃない鹿島を相手にしても、
守備は破綻することがなかった。

相手がメンバーを入れ替えたことも
守りやすい要因だったとは思うけれど、
一刺しするのが得意な鹿島に、
ほとんどスキを与えなかった。

結局、セットプレーの一刺しで敗れたとはいえ。

敗れて自信がつくというのもおかしいけど、
試合内容に、強がりじゃなく手ごたえを感じられる、
敗戦になったんじゃないかと思う。


そして、清水の守備組織の最終試験は、
次節の川崎戦。

前回の対戦で完膚なきまでにやられ、
守備は崩壊、攻撃では何もできなかった。
ボールをつなぐことすらできなかった。

清水がどれだけやれるようになったのか。
分かりやすい比較対象がある分、
チームとして成長したのかが見えやすい。

ポイントは選手同士の距離感。
それが90分間、破綻することがなければ、
今年の清水はもっと上に行けると思う。

怖くもあるけれど、今日の試合を見る限り、
期待も大きい。

  • 2018.08.01 Wednesday
J1第19節、清水はホームで
鳥栖と戦い、1-0で勝利した。

清水は、日曜に開催されるはずだった
横浜FM戦が台風で延期となって、
十分な休養明けで戦い、全体的に動きは上々。

一方の鳥栖は、戦力が充実してきたとはいえ、
17位に沈んでいるからかどうもうまくいかず、
全体的に清水が試合をコントロール。

ドゥグラスの突破から得たPKで得点した清水が、
J1でなんと4年ぶりの3連勝を飾った。


清水の守備は終始安定していた。

全体の距離感の良さは今日も変わらずで、
ボールを奪えばいい形で攻撃に移ることができ、
ボールを奪われても相手を自由にさせず。

しかも清水は中盤の運動量が豊富だから、
ディフェンスラインに近づいてボールを受けたり、
相手の攻撃の芽を摘んだりと、
チーム全体の守備力を高めていた。

ここ3試合で1失点なのは、
この中盤の守備があるからだと思う。


とはいえ。

この3連勝は、動きの重いセレッソと、
不調の16位ガンバ、17位鳥栖が相手だった。

相手に速く寄せられると
かなりテンパってしまう清水にとっては、
なかなか寄せてこない相手だったことで、
中盤で自由にプレーができ、いいプレーを出せていた。

あと下位に沈んでいると、自信のなさた焦りから
プレーの精度が落ち、シュートも決まらないなど、
悪循環が起こりがちで、そういうのに助けられたのもある。

この先、素早く寄せてくる相手だったり、
例えば河井に強く体を当ててくるなど狙われたとき、
さらにフレイレの裏へと抜け出す動きをされたとき、
どこまで決定的な場面を作らせず戦えるか。

清水が相手に寄せたときに、
個の力でいなされてしまっても、
距離感を保って戦うことができるか。

真価が問われるのはここからで、
上がるも下がるも、ここからが重要になる。

今シーズン開幕したころも、
今と同じように調子は良かったわけで、
同じように失速せずに、上がっていければと。


寄せられても、いなされても、
自信を持った強気のプレーで戦えれば、
じわじわと上が見えてくると思う。

成長している選手が多い中、必要なのは自信。

精神的にも伸びている若手も多いから、
今度こそ、上がっていけるんじゃないかと。

  • 2018.07.22 Sunday
J1第17節、清水はアウェイで
G大阪と戦い、2-1で勝利した。

不調の相手に、ハードワークで流れを引き寄せ、
ボールを奪ってからの素早い攻撃をきっかけに2点。
ガンバの希望を破壊した。

中断期間明け2連勝で、シーズン前半戦を、
7勝3分7敗の五分で終えることができた。


セレッソと同じように、ガンバも中盤の寄せが甘く、
ボールを簡単に持てたのは大きかった。

そしてどうにもうまくいかないガンバに、
助けられた部分も、大きかったとは思う。

とはいえ、清水の距離感の良さで、
試合を優位に進められていたのも確かで、
無闇に蹴るだけのシーンは減少。
一方でボールを奪ってからのチャンスが増えている。

そしてボールを奪ってからの攻撃が明確。
北川が裏へ抜けるスタイルを確立したことで、
攻撃がシンプルかつ威力あるものになっている。

サイド攻撃一辺倒だった清水に、
新たな武器が備わったことで、
攻撃の威力が増しているのは間違いない。

ハードワークによる堅守速攻。
主力へと成長した、北川と金子の存在は、
今の清水に欠かせないものとなっている。


ここ1〜2年、サッカーに取り組む意識が
高まっている若手の存在が、
ようやく結果に結びつき始めている。

北川や金子、松原の言動を見ていると、
向上心とともに、今何に取り組むべきかが
しっかりと考えられている。

そんな意識の高い選手が、
大きな勢力になり、実際に結果を残すことで、
チーム全体のサッカーへ取り組む意識が
高まっているんじゃないかと思う。

人は野心と自信を持って何かを始めても、
自分よりも優れた人の中に入ると遠慮を始め、
うまくいかない挫折を味わう。
いつの間にか自信を失い、野心を持てなくなり、
能力があるのに、成長できずに終わってしまうことがある。

それが、這い上がろうとする仲間と一緒に、
這い上がる術を考えながら取り組むことで、
いつの間にか先輩を超えた存在になっていく。

成長できる選手と、成長できない選手の差。
それは個人の意識の差はありつつも、
チーム内の環境の差、仲間の差も大きいと思う。

悪い友達がいれば、悪いことを始めるのと同じ。
プロだろうと、心が弱ければ同じことが起きる。

そんな心が成長できていない選手を、
引き上げる環境が、選手たち自身によって、
ようやくできてきているんじゃないだろうか。

じわじわと成長を続ける若手の存在は、
大きな戦力になり、結果につながり、お金にもなる。
チームにブランドにつながる。


・・・と、軌道に乗った風に書いたけども、
W杯明けの再開後は、
体が重すぎたセレッソと、絶不調のガンバという、
2チームが相手だったから連勝できた部分もある。

ここから内容を落とすことなく、
結果を積み上げることができれば、
もっと上が見えてくる。

その可能性を感じるチームには、なっている。


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