• 2005.06.12 Sunday
ワールドカップ予選通過で一段落する間もなく、
15日にはコンフェデレーションズカップが開幕する。
ワールドユースも始まってて、6月のカレンダーはギュウギュウ詰め。

ただ目の前にいろんな大会があるとはいえ、
一番気になるのはやっぱ来年6月のワールドカップ。
コンフェデレーションズカップは、
ワールドカップを見据えての大会っていえる。
ワールドユースは若い世代が経験を積むための場だったりする。
どんな大会も、その先にはワールドカップがある。

ワールドカップで日本は活躍できるのか、
少なくとも決勝トーナメントに進めるのか、
目の前にどんな試合があっても、興味はそこ。

中でも考えちゃうのは「ジーコで大丈夫なのか?」。

参考になるかどうか、エピソードをひとつ。

1999年後半、ジーコが鹿島アントラーズの総監督をやってたときのこと。
普段は指揮をとらないジーコだったけど、
ゼ・マリオの解任を受けたあとの何試合かは、監督としてベンチにいた。

そのころ僕は、アントラーズスタッフのバイト生だった。
ジーコファミリーの一員って言ったら言い過ぎだけども、
仕事的に、試合中ジーコの数メートル隣りに座ることがあった。

そこには苛立ちからベンチの壁(透明)を蹴るジーコがいた。
基礎を大切にするジーコだからキックも的確で、
壁はものすごい音を立ててた。
他のときもジーコは、審判にものすごい剣幕で抗議をしてた。
20〜30秒くらい怒鳴り続けたのに、
鈴木通訳は「インチキだ!」と一言しか訳してくれなかったけど。
ベンチへ帰ってくセーター姿のジーコが、
娘から「ほっといてよ!」って言われたオヤジみたいで悲しげだった。

たぶん世の中には“放任主義=何もしない”ってイメージがあると思う。
確かにたいした選手交代はしない。
選手選考の段階でも、新しい選手を試すっていう冒険をしない。
選手の疲れとかを考えた、連戦の戦い方を考えてほしいとは思う。

とはいえリアルジーコはたぶん、
世間のイメージにあるジーコよりも闘ってる。
ワールドカップ予選のアウェー2連戦で見せた鬼っぷりが、
本物のジーコなんだと思う。
鹿島時代のジーコが醸し出してたのが、その雰囲気だった。
それが普通の監督の姿なんだろうけど。

そんなわけで、僕の中での結論は月並みだけど「W杯もジーコ」。
結果も残してるわけだし、ジーコ以外の理由がない。

ただ中田が言うように
「このチームにW杯を勝ち抜く力はまだない」。

選手も、監督も。

不安は来年6月まで続くと思う。

  • 2005.06.10 Friday
どーも。
リモコンが利かないなと思ったら、
電池をコロコロ回すイチカワです。

梅雨入りした今日は、部屋でゴロゴロ。
仕事をしつつ、ゴロゴロ。


梅雨といえば、雨の中のプールが懐かしいな〜ってふと思った。
水泳の授業って梅雨の時期に始まるから、
必ず梅雨寒の日にプールへ入んなきゃなんないことがあって。

それが“今思うと”だけど、すごくいい思い出になってる。

水着に着替えてる時点でものっすごく憂鬱だった。
裸でプールサイドに出ると寒くて寒くて、
腰洗い槽で数える1から10までは超高速。
シャワーを浴びるときには一大決心が必要だったし、
プールはプールで凍死するんじゃないかってくらい水が冷たいから、
水に入ったら陸上のダッシュみたいな動きをして体を温めてた。

で、プールから上がると唇は紫色。
体も唇もガクガクさせながら、先生の話を聞いてた。

「ビート板の使い方なんていいから、早く体動かさせて!」

そんなことを思いながら、
耐えることで精一杯の僕らは、話なんて頭に入っちゃあいなかった。

そんなだったから、梅雨の水泳は地獄の授業だった。

だけどその感覚が、今じゃ懐かしい。


たぶんこれからも、
梅雨の季節になると思い出されるプールの記憶。

梅雨も意外と悪くない。

  • 2005.06.08 Wednesday
2002年6月9日、ワールドカップ・ロシア戦。
国立競技場のパブリックビューイングでは、
ピッチに誰もいないのに、超満員・5万人のサポーターが集まってた。

僕はその5万人のうちの1人として、
ワールドカップ初勝利っていう、歴史的瞬間に立ち会った。
こんなにも盛り上がるスタジアムを、僕は味わったことがなかった。

その帰り道、僕らはサポーター同士、ハイタッチを交わし続けた。
スタジアムも街もお祭り騒ぎで、
すれ違う人は、コワモテもメガネもデブもガリガリもみんな仲間だった。
ハイタッチをしすぎて手が痛かった。
輪があればそこに加わり「ニッポン!」って叫んだ。歌った。
地下鉄で切符を買う待ち列の人たちも、
黙ってることができず「ニッポン!」って応援を繰り返してた。
ユニフォーム姿で地下鉄に乗ることさえ初めてだった。


あれから3年。

僕は新宿にいた。


観戦場所は新宿・歌舞伎町、ゴールデン街裏にあるサッカーバー。
スポーツバーでも、スポーツカフェでもない、
サッカー専門っていう珍しい店。
25人くらい収容するのがやっとっていう、
カラオケボックスをちょっと大きくしたくらいのちっちゃな店で、
100インチの大画面を見つめて、ユニフォーム着て応援してた。

得点の瞬間、勝ってワールドカップ出場が決まった瞬間、
僕らは叫び、ハイタッチをかわした。
個人的には大黒が挙げた2点目、最高に痺れてた。

3年前ほどの熱さや爆発力はなかったけど、
そのときとも、岡野のゴールでW杯初出場を決めたときとも違う、
ホッとした喜びがあった。

これがワールドカップ出場3回目の気持ちなんだ、と思った。


バーを出てちっちゃな祝勝会をしたあと、
終電が早い僕は帰ろうと、ユニフォーム姿でひとり新宿を歩いた。

駅までの道のりで、2回話しかけられた。

1回はユニフォーム着た学生みたいなグループ。
もう1回はホットドッグ売ってる白人の兄ちゃん。

学生とは「おめでとぉ〜」と軽く声をかけられてハイタッチ。
声を掛け合う心の準備をしてなかった僕は、
「お、おおぉぅ〜!」と言葉にならないながら、喜びを分かち合った。

兄ちゃんはホットドッグを売ってる人で、
僕が横断歩道を渡ろうとしたとき「ニッポン!」って笑顔で声をかけてきた。
準備のできてる僕は「ありがと!」って言ったあと、
ついでにその外国人の背中をポンポーンと叩いた。
「お前の国もがんばれよ」みたいな感じで。
でもたぶん、兄ちゃんの国の方がサッカー強い。

比較的静かな新宿の夜。
ユニフォーム姿もチラチラといて、
ところどころで盛り上がってもいたけれど、普段と変わらない賑やかさ。

3年前はすれ違いざまに、手が赤くなるほどのハイタッチを交わし続けた。
声が嗄れてもまだ歌い、叫んでた。

それが今回はハイタッチ1回、ありがとう1回。

もちろん「引き分けでも突破」っていう状況もあったけど、
これがワールドカップ出場3回目なんだ、と思った。


熟睡して着いた自宅の最寄り駅。
無言のスーツの群れの中で、ユニフォームを着てるのは僕だけ。
予選突破しただけなのに浮かれてる感じがして、
ちょっとだけ猫背で改札を抜けた。

普段と変わらない静かな町。

ただここは、3年前も同じだった気がする。
田舎町だからってだけだけど。

  • 2005.06.07 Tuesday
午後のちっちゃな歩道に、
小学生くらいの女の子が3人いた。

そのうちひとりは、携帯を持ってる今ドキの小学生。
それをじっと眺める他のふたり。

すると携帯を持つひとりがいきなりクイズを開始。

「さあ、この曲はなんという曲でしょう?」

着うたが鳴らされた。

「え〜、聴いたことあるような気もするんだけど〜!」

小娘どもにゃわかるまい。
とはいえどうしてチョイスされたのかが分からない。
もしかして小学生に流行ってんのか?

TUBEの『あー夏休み』。

着うたっていう機能を見て時代が変わったと思えばいいのか、
TUBEを見て時代が変わってないと思えばいいのか、
よく分からないヒトコマだった。

もしかしたらTUBE、
時代を超えて、まだまだベイベーなのかもしんない。

  • 2005.06.02 Thursday
去年に引き続き、今年もレミオロメンライブ行ってまいりました!
今年もZepp Tokyo。
ゆりかもめ、めんどくさすぎ。

客席はもちろん自由でオールスタンディング。
去年は会社勤めだったからギリギリに到着して、
うしーろの方に位置取ってた。
それが今年は自由人。
余裕を持って到着したから、真ん中くらいにまで前進した。
さすがに前列近くに行く勇気はない。

そんなだから、去年はライブへ参加した気があんましなかった。
お客さんを含めてのライブ全体を眺めてたみたいで。
興業主の位置取り。
しかも後ろで大人しいから直立不動。
ときどき取るリズムは、つま先のみ。

今年はっていうと、みごと参加ポジション。
膝を使ってリズムをとりつつ、頭を大人しく揺らしつつ。
ライブの中に入ってる感じがした。
参加してた。

感想は単純。
レミオロメン最高。ライブ最高。
感覚が刺激されると、そんな言葉しか出ないみたいで。

とにかく楽曲の良さを改めて実感した。
激しい曲は激しい曲の、静かな曲は静かな曲の、
レミオロメンらしい良さが存分に出てた。
あ、なんか抽象的すぎ。
んーなんだろ“らしい良さ”って…。
楽曲にも歌詞にも、
“田舎から東京へ出てきた青年の素直さ”があるっていうか…。
その青年が、レミオロメンそのものにも見えるだけに好感も持てて。

や、そんなごちゃごちゃした例えなんかホントはいらなくて、
とにかく良かった。それだけ。楽しかった。
おいしいもんはおいしいのと同じ。ただそれだけ。

で、年に一度とはいえ、
おいしいもんはこれからも何度も食べていきたい。


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