サッカー、日本×セルビアの代表戦、
0−3で終わった試合に、見るべきものはなかった。
つまんない試合。
いや、クソつまんない試合だった。
選手が変わったり、
選手のコンディションが落ちると、
チームが完全におかしくなる、ダメなチームが今の日本代表。
コンディションが悪くて絶不調な攻撃陣と、
メンバーの整わない守備陣で、
チームはまったく機能してなかった。
W杯開幕2か月前なのに。
センターバックと右サイドバックのバックアップメンバーが、
結局見つからないままW杯に突入しちゃうんだなぁと思った。
中沢・闘莉王のどっちかがケガや出停になったら、
途端に日本は終わっちゃうかもしれない。
サイドバックの選手が上がった裏を突かれたとき、
周りがそこをカバーしてるはずが、
連携がいまだにできてないから、
…というかいまだにディフェンスで新しい選手をテストしてるから、
サイドを破られてズタズタにされるっていう。
もちろん中盤の選手のコンディションの悪さから、
前めからの守備が機能してなかったのも大きい。
ただそれ以上の問題点として、
最後までセンターバックを見つけられず、
テストに時間を費やしてきたツケは大きいんじゃないだろうか。
選手の能力が足りなかったこともあるけれど、
代表スタッフがあれだけ視察しといて、代表に招集してるのに、
試合に出ないまま解散するっていう流れが
これまで多すぎたことに、大きな問題があったと思う。
これから先、たぶんセンターバックに闘莉王が、
右サイドバックに内田か長谷部が入れば、
チームはいくらかマトモになる。
遠藤や俊輔のコンディションが上がって、
憲剛が戻り、本田も合流すれば、
なんやかんやでそれなりのサッカーになると思う。
少なくとも今日みたいなひどい試合にはならずに、
W杯でもそこそこ戦えるようになるとは思う。
でも、そんなパーフェクトな状態を、
基本にしちゃいけない。
そのメンバーで3試合戦えるのか、
岡田監督が目指すベスト4までさらに2試合戦えるのか、
それを考えると、バックアップメンバーがいないのは、
かなり深刻なウィークポイントだと思う。
ベストメンバーが、ベストの状態を何試合も維持するしか、
日本に勝ち上がる道はないような気がする。
そんなこと、W杯でできるわけないんだけども。
とはいえ残り2か月。
監督を代えたって、守備組織が整うわけじゃない。
監督を代えるなら、
鹿島みたいなチームをそのままW杯に出場させた方がマシ。
練習を積んだ整った組織で戦った方が、機能するわけだから。
あとW杯へ挑むメンバーにサプライズ選出があったとしても、
たぶんチームはそれほど変わらない。
だから、最後の合宿でどれだけ連携を高められるか、
コンディションをどこまで上げられるか、
今の段階では、そこに期待するしかないと思う。
W杯まで不安が払拭されることは、たぶんない。
もしこれから先、どこか1試合でいい戦いをしたって、
こういう試合になる危険があることを、覚えとくべきだと思う。