J1第4節「川崎×清水」の試合を観に、
川崎市にある等々力陸上競技場へ行ってきた。
清水を応援する僕だけど、川崎を応援する友だちと、
思いっきり川崎側の、僕にとってアウェーな席で観てた。
味スタや横国、国立あたりでも、
バックスタンドのホーム自由席で観てるから、
いつも通りっていえばいつも通りなんだけど、
いつも以上にホーム寄りの場所、僕にとってアウェーな感じだった。
自分からはやろうとしない貴重な体験で、楽しかった。
▲全景。買ったばかりのサイバーショットで撮影したパノラマ写真。
▲試合前の川崎側。もっと手前側に、サポーターの中心がある。
▲清水側。首都圏での試合はどこでも、清水サポーターは多い。
▲選手入場。等々力は田舎のスタジアムの佇まい。
気温10度そこそこの寒風吹く、
3月の終わりにしては寒いスタジアムで、
この2チームにしては、お寒い内容の試合だった。
展開は良くてもフィニッシュが決められない清水、
個に頼るしかなくて形を作れない川崎。
ケガでベストメンバーが組めない中、
両チームの悪い部分の個性が出ちゃってた。
0−0だったから、
寒さが増して見えただけかもしれないけど。
決めきれない清水を応援する側にとっても、
形を作れない川崎を応援する側にとっても、
フラストレーションの溜まる試合だったと思う。
それでもまだ良かったのが、清水だったかもしれない。
川崎よりも、試合を支配してた。
何度もサイド深くまでえぐって、決定機を作ってた。
ボールへの寄せが川崎より早くて、中盤でボールを奪われたら、
2〜3人がササッと寄せていってた。
全体の守備意識が高かったから、
岩下・市川がいなくて不安のあったディフェンス面も、
ある程度安心して観られた。
いつも通り、ディフェンスラインでの怖いボール回しはあったけど。
ただなんにしても、フィニッシュの精度が悪すぎたなぁ。
川崎は、どうしちゃったんだろうってほど精彩を欠いてた。
攻撃には個人技以外怖さはなくて、サイドの守備も危うかった。
ケガ人続出と過密日程なのは、
相当厳しいんだろうなぁって思った。
本来なら、両チームともベストなメンバーで、
ハイレベルな、できれば点の取り合いを見たかった、このカード。
清水はアウェーで最低限の勝ち点を取ったととるか、
勝てる相手に勝てなかったととるか。
川崎はホームで勝つことができなかったととるか、
厳しいスケジュールと台所事情で引き分けに持ち込んだととるか。
メンバーやコンディション、気温含めて、5月ごろ見たい試合だった。