• 2007.01.16 Tuesday
昨日の続き)


「楽しんでること」って、普通にいれば自然とそうなってるもの。
好きな仕事をしてるわけだから、当たり前のこと。

ただ、たまに楽しさよりも苦しさや辛さが上回ることがある。
普段なら楽しめてる自分が、どっか行っちゃうことがある。

そんなときばかりは、楽しむことの大切さを思い出す必要が出てくる。
もともと好きなことをやってるわけだから、
苦しい中での楽しむ要素を再確認することで、
また自然と楽しくなってく。


仕事でも勉強でも遊びでもスポーツでもなんでも、
楽しんでるときが一番上達しやすいと僕は思う。

だから僕が学生のとき、
好きな数学や化学・物理は身についてったけど、
嫌いな国語や社会、英語はなかなか身につかなかった。
特に古文単語や英単語を覚えることや、
歴史の勉強をするのはたまらなくつまんなかったから、
全然覚えられなかった。

好きか嫌いか、つまり楽しいか楽しくないか。
僕がニワトリやペンギンと並ぶ記憶力ってのもあるんだろうけど、
楽しく思えるかどうかが、
上達スピードを全く違うものにするんだと思う。

だから、楽しむことほど大切なことはないって思う。

と同時に、楽しんでる人が作ったものほど、
楽しいものが生まれるとも思ってる。


それに根本的なもんとして、いつも楽しんでたい。
誰だってそうだろうけど、楽しめない仕事はしてたくない。

人生は人それぞれで、
お金を稼ぐために就いたイヤな仕事をガマンして、
休みの日に自分がやりたいことをやってたっていいとは思う。

ただ僕にとって仕事は趣味の延長線上。
仕事してる日常が楽しくないと、人生は楽しくない。

別に普段意識してないけど、
そうやって、これまでずっと楽しんで生きてきた。


話がそれてきちゃったけど、
今年もハードに楽しんでいたい。

そんな、仕事面での今年の目標。

目標を立ててる割に具体的なもんは一切ないし、
そもそも目標でもないとか書いちゃったけど、
大切なこととして、広い意味で今年の抱負として、
「楽しんでること」を大切にしてたいと思う。

心に刻むんじゃなくて、
心を楽しげな色で塗っておきたいと思う。

  • 2007.01.15 Monday
昨日の続き)


去年のことをふまえて、今年の目標を。
って言っても、新しい目標っていうより去年の続きでしかない。

作家として本格的に仕事できてなかった去年までの僕は、
「作家活動を始めること」が一番手前の目標だった。
まずは実戦の場に立たせてもらうことが必要だった。

それが今年は、不確定なポジションではあるけど、
作家の立場として活動してる。
だから今年は、ざっくり言うと「作家として認められること」が必要。

サッカー日本代表の目標が「ワールドカップ出場」から、
「ワールドカップ初勝利」や「決勝トーナメント進出」になったように、
視線はその先に移ってる。


細かく言えば台本を書くスキルを上げるっていうような、
基礎のレベルアップが大切になる。

じゃあレベルアップさせるためにはどうすればいいかっていうと、
それは意識や姿勢の問題で、
台本を直されたときに学び取ろうっていう気持ちとか、
会議での積極的な発言みたいな、
前を向いてゴリゴリと進むことが大切なんだと思う。

誰かにがんばる姿を見られたいとかじゃなくて、
素直に、愚直に、地道に努力することで、
自然とレベルアップされていく。

で、向かってるのが自分の夢とか目標だから、自然とがんばれる。

どんなに崖から蹴落とされそうになっても、
食らいつこうと必死になれる。


そういうの全部をまとめると、
結局いつもシンプルなところに落ち着く。

それは「楽しむこと」。
もっといえば、自然と「楽しんでること」。

目標でもなんでもないけど、
どんな段階にいようが、一番大切にしてることは変わらない。

これが、エネルギーにも栄養にもなる。


(明日がラスト)

  • 2007.01.14 Sunday
昨日の続き)


昨日書いたように、周りのサポートと偶然がたくさん絡まりあって、
去年は作家としての仕事をさせてもらえた。

初めてといっていい、本格的な作家の仕事。
去年が、作家として一歩目を踏み出した年っていえるのかもしれない。

でも、実感は違った。

作家の仕事をして初めて分かったんだけど、
これまでに自分がしてきた仕事をはじめいろんなことが、
僕のベースとなって役立ってた。

「見たこと」や「聞いたこと」よりも遥かに、
「実践したこと」「経験したこと」が大切だと再確認した。


リサーチ(調べごと)の仕事をしてきたから、
その経験が、台本を書くときに生きた。
おもしろいネタを盛り込めばもちろん台本もおもしろくなるわけで、
どこまで活かせたかは分からないけど、リサーチ経験が武器になった。
4年半リサーチをしてきたことで、自然とリサーチ力が身についてた。

それと自己流だけど余美高でコント台本を書いてたから、
実力は全然だけど、台本を書くこと自体は苦にならなかった。
特に笑いに寄せた台本を書くときには、コント作り自体が生きた。
出来上がった台本はひどいもんだったかもしれないけど、
コント台本を書いてたことで、自然と台本を書く感覚は体にあった。

他にもテレビ業界にいるだけで得てきた感覚がたくさんある。

そういった経験で得てきたあらゆるものが、
作家としての活動に役立ってた。

だから去年は一歩目じゃなくて、
もう歩き始めてた中で、景色が少し変わった年だった。

去年は大きく前進したのとともに、
これまでも前進してたことを知った一年だった。


で、今年どうするかっていうと、また明日。

  • 2007.01.13 Saturday
大学を卒業し、テレビの仕事を始めてから今年の春で6年目。

2007年になって半月も経っちゃったけど、
今年も目標を立てときたいと思う。

2月になれば忘れちゃう「一年の計」。
小学生のころ強制的に書かされてからの年中行事みたいなもんだから、
今思うことをまとめとこうかと。

1年後にこの目標を見て楽しむだけでも価値はあるし。


まず2006年をふまえとく。
去年一年間を振り返ってみる。

まず結果から書くと、やっと作家らしい仕事ができてきた年だった。
1年の最後3ヶ月になってから、
試しに入れてもらった番組で、作家としてのいろんな経験をさせてもらえた。

僕には実績がなかったし、奇抜なキャラもアイデアもないから、
もちろん最初は作家として認められてなかった。
一応作家として接してもらえてたけど、
事実上、仕事内容は「リサーチ」っていう調べごとがメインで、
あくまで「作家の勉強をしている見習い生」だった。

スタッフ一覧にも「リサーチ」として載ってた。


転機がいつだったかは、正直分からない。

先輩が「書かせてあげて」って言ってくれたこと、
それまでにリサーチで最低限の信頼を得てただろうこと、
書かせてもらってから、ヘタクソなりに食らいついてったこと、
他にもいろんな理由が合わさってたと思う。

さらに時間の空いてる作家が少なかったこと、
僕が年齢的にも一番下っ端で何かと頼みやすかったこと、
組ませてもらったディレクターが多忙で僕に任せざるをえなかったこと、
たくさんの偶然が重なって、予定より遥かに多く仕事をふってもらえた。

本来ならうんざりするほどの量なんだろうけど、
仮免状態の僕にとっては、路上に出る機会が多ければ多いほど良かった。

そうして、少しずつ少しずつ、いろんなことをさせてもらえた。

表記は「作家」になった。


(明日に続く)

  • 2006.12.27 Wednesday
年末なのにっていうか、年末だからっていうか、
いつもながらっていうか…
仕事の提出が年末まで続いてて、まったく休みをもらえてない。

25日で仕事が終わると思ったら、
27日までに延び、また29日までになり…。

部活でグラウンド5周走れば終わりのはずが、
7周になり、9周になり…って気分。

気分が年末と門松だから、余計にモチベーションが上がらない。


ヨーロッパのフットボールリーグって、
だいたい6月から7月に長いシーズンオフがある。
このとき選手たちは日々のプレッシャーから解放されるわけで、
メンタル面を整えるためにも、ものすごく大切な時期になってる。

こういうこともあって、
4年に1度、この時期にワールドカップがある年は、
代表に選出されてる選手たちがパフォーマンスを落とす。
本来休む時期に休んでないから、
肉体的にもたなくなるし、精神的にも切れる。
で、プレーのクオリティが上がらない。
どんなにサッカーが好きだとしても、そうなったりする。


僕はサッカー選手じゃないし、
ワールドカップレベルの実力を持ってるわけでもないから、
休みを求めるなんて甘いのかもしれない。
仕事し続けることで精神的に鍛えられることだってあると思う。

それを分かってるうえでもやっぱり、
適度な休みは誰にだって必要だと、僕は思ってる。

都合のいい例えを引き合いに出して、
自分を正当化してるだけかもしれないけど、そう思う。


あと2〜3日だけ乗り切れば、確実に休みが来る。
もうちょっと。あとほんのわずか。

終われば、時間的に“休むこと”ができるし、
気持ち的に“休まること”もできる。

29日で解放されることを祈って、
乳酸たまりまくりの体で、もうちょっとだけダッシュしたい。

  • 2006.12.26 Tuesday
オンエアされた番組が、まずまずの視聴率でホッ。

うれしさじゃなくて、
裏の番組には絶対に負けられない状況で、
その最低ラインをクリアしたことでの、安堵の気持ち。

サッカーの日本代表がワールドカップのアジア予選で勝っても、
喜びっていうよりホッとした気持ちになるような感じで。

これならまた同じ番組で仕事ができるかもしれない。


ただうれしい気持ちももちろんあって、
なんにもできない僕によくしてくれるスタッフの人たちと、
また仕事ができるうれしさが一番大きい。楽しみっていうか。
かなりつらい仕事ではあるけど。

もっと個人的なことをいえば、
仕事が次につながったっていうホッとした中のうれしさと、
次は勝手を知ってる仕事としてできるから、
作家の勉強がレッスン2に進めるうれしさもある。

それに自分のことを少しは知ってくれてるスタッフとの仕事だから、
「自分はどう思われてるんだろ」っていう不安が前より軽い。
会議で思い切ったことを言うことができる。

さらに誰もが「作家として初めてじゃない」僕を知ってるわけで、
僕が要求されるもののレベルは上がるはず。
それに応えなきゃなんないことで、
自分に負荷がかかるから、それだけ自分に厳しくなれる。


視聴率の結果に一喜一憂する、
そんなテレビの世界は、経済の世界では健全だろうけど、
表現の世界では不健全だと思う。

ただ実際、この結果によって、
表現し続けられるかどうかが決まるっていう現実があるから、
視聴率を気にせざるを得ない。

そんな歪な世界だから、
どっちを大きく膨らませることだってできる。
視聴率の方ばっか膨張してる番組だってたくさんある。

だからこそ、
作るときにどれだけ「おもしろいものを」と思って作れるかどうか、
それを大切にしながら作らないとって思う。
一番下っ端のペーペーが言うことじゃないかもしれないけど、
いつまでもそんな気持ちでありたいなーって思った。


なんか思うこといろいろありすぎてまとまらないけど、
ホッとしたら、いろいろ出てきちゃって。

  • 2006.12.23 Saturday
初めて作家として関わらせてもらった番組が、
今日放送された。

海外の新しい常識を探し紹介する番組で、
その台本の一部を書かせてもらった。

自分の意見が反映された部分や、
自分の書いたナレーションがテレビで流れるってのは、
すごく楽しいし、やりがいがあった。

と同時に、
初めてエンドロールに名前が出た番組だったから、
親に仕事してることが報告できて、うれしかった。

僕自身はどうでもよかったんだけど、
これでほんのちょっとは親を安心させられたかなって思う。

これまでも歩いてはいたんだけれど、
初めて足跡が残った一歩。

大きな一歩であり、分かりやすい一歩だったのは、
すごく意味のあることだったと思う。

  • 2006.12.17 Sunday
今日は告知。
今週末の12月23日土曜16時から、こんな番組があります。

こんな番組 (携帯はこちら)

僕が作家らしい仕事としては初めて、
ガッツリと関わらせてもらった番組です。

実戦経験を積ませてもらいながら、
たくさんのことを学ばせてもらったこともあって、
僕にとってはすごく思い入れが深いです。

初めてで食らいついてくのが精一杯の僕に、
スタッフのみなさんがすごくよくしてくれた、
そんな思い入れ深さもあります。

ちなみにここ2ヶ月の間、ブログが仕事でいっぱいになってたのは、
この番組があったからです。
そのくらいに、頭の中がこの番組ばっかでした。

…と、個人的な思い入れだらけになっちゃいましたが、
番組としてもちろんおもしろいので、
クリスマスイブイブだとか言ってないで、ぜひ見てください。

ただ、おもしろくても、
それは僕の力とは関係ないので、あしからず。
僕は足を引っ張らないようがんばってたレベルなので。

以上、告知でした。


(検索で引っかからないよう、番組名は伏せました)

  • 2006.12.13 Wednesday
テレビを見ることや、
芸人のネタを見ること、
テレビ番組を作ることや、
コントとかのネタを作ることが、
趣味と仕事の境界線なしで、存在してる。

昔、仕事漬けのサラリーマンを揶揄した、
「仕事が趣味」とかいう言葉があった。
僕の場合はそれとはニュアンスが違って、趣味を仕事にした。
やりたいことと、やるべきことが重なり合ってて、
極端なことを言うなら、
毎日趣味をやってる。

マラソンも山登りも、興味がなかったらただの罰。
趣味だから楽しんでできる。

そんなことを考えながら、今日も会社に泊まって仕事。

フリーなんですけど。

…っていう言葉が、にこやか。

  • 2006.12.12 Tuesday
お風呂から上がって体を拭いたあと、
なんか髪質がやわらかすぎる〜と思ったら、
どうやらコンディショナーを流し忘れてた僕です。

戻ってシャワー浴び直し。
やっぱヌルヌル。

まあそれはそれとして、
リンスじゃなくてコンディショナーって書いた15秒前の自分が、
なんかキモい。


肩の荷を降ろしたり、また積んだり降ろしたり。

ブログに仕事のことばっか書いてるけど、
もうホント、頭の中がそれでかさばってて、
他のことがなかなか考えられないでいる。

書き上がった台本を何度も修正してると、
ものっすごく時間がかかるし、
「終わった」と思ったすぐあとにまた始まるから、
休まるときがない。


ただ学校のテストが、テストを受けるときよりも、
間違い直しの方が大切だったりするように、
台本を直すことがものっすごく力になってる。

走りこみや筋トレみたいに、
地味で苦しい作業が、
実はかなり大切なことなわけで。

もちろん実戦が重要なのはありつつ。


そんな現状。
いつもいっぱいいっぱい。

だからコンディショナーを流し忘れる、
なんていう理由にしてみたり。

まあ、コンディショナーというかリンスというか。


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