• 2005.11.20 Sunday
鼻をほじることは、
ほじったあと指が汚れるんじゃなくて、
ほじった指で鼻が汚れてることを世間に訴えたい今日このごろ。

指についてる菌が、鼻から忍び込んでくるから。


そんな今日、鼻をムズムズさせながら本屋へ行くと、
おととい発売のサッカーダイジェストに、気になる特集があった。

【79年組はもっと輝ける】

79年度生まれのサッカー選手を徹底研究する記事だった。


なぜ79年度生まれが特集されるかっていうと、
その世代は昔から「黄金世代」「ゴールデンエイジ」って呼ばれてて、
逸材が揃ってるってことで注目を浴び続けてるから。
今も彼らはたったひとつの年代で、日本代表の半分近くを占めてる。

小野、高原、稲本、中田浩、小笠原、遠藤、本山、加地、坪井、村井。

彼らはみんな、79年度に生まれた。
で、これだけの選手が揃ったのは、必然だった。


検証記事は、20ページ近くに渡って書かれてた。


79年生まれの僕は、つい雑誌を買った。



僕にとって同い年のサッカー選手は、
目指すジャンルは違うけど、僕の勝手なライバルだった。
でもって、自信の源でもあった。

意識し始めたのは確か高校時代だった。
僕はそのころからテレビの仕事をしようと思ってて、
放送作家が何かをよく理解してないころだったけど、
“日本で一番の放送作家になりたい”ってぼんやりと思ってた。
それは夢じゃなくて現実的な目標として、
自分が作家として日本のトップに立つのは当たり前だと思ってた。

だいぶ自信過剰な痛い子なんだけど、
そのころから本気でそう信じてた。

努力を続けてれば必ずうまくいくって、信じてた。


高校時代、静岡ローカルでは、
小野伸二っていうものすごい選手がいることが話題になってた。
あのチリチリ頭はとんでもない選手だと。
全国では稲本がJリーグ史上最年少出場を果たし、
世間からもこの世代に注目が集まり始めた。

さらに大学へ進むと、僕らの世代がワールドユースで準優勝した。
目の前で授業を受けてた石川竜也が、準優勝して帰ってきた。

「世界と戦える自信がついた」
「自分たちが通用することが分かった」

選手たちはそう言ってた。
さらに、スポーツ専門誌にはこんなことも書いてあった。

「天才と呼ばれながら、努力を怠って潰れた選手はたくさんいる」


人って自信と目標を持つと、継続力が生まれる。

“同い年がこんなにも活躍してうれしい”
“自分もヤツらに負けたくない”

同い年が活躍したうれしさは“自分もできる”っていう自信になり、
活躍する同い年は“追いつきたい”って強く思える目標になった。

それがどれだけ影響してるのかは分かんないけど、
今の僕もあのころと同じ目標を持って、テレビの世界にいる。



僕らは、26歳になった。
サッカー界では、日本人選手が世界で戦うのは普通になった。
若いわりに上手いとか、日本人のわりにデキるとか、
もうそんな世代でも時代でもなくなった。

そんな中で黄金世代は、輝きがくすんできてるように見える。
金であることは間違いないんだけど、黄金色じゃない。
充分合格ラインのプレーはするんだけど、突き抜けた感じがない。
中田英寿や中村俊輔みたいには、なれてない。

サッカーダイジェストでは、こう評してる。

“バーレーンで小野は、骨折した次の日も練習に顔を出した。
 代役となった小笠原は改めて、
 フォア・ザ・チームの姿勢を打ち出していた。
 遠藤や本山はたとえ試合に出られないと分かっていても、
 紅白戦で手を抜くことがない。
 宮本という酷な役回りを強いられているキャプテンを
 後方から盛り上げているのが、実は彼らであることも分かっている。
 だが、やはりムード形成の最渦中にいる彼らが真のリーダーとなり、
 俺たちが引っ張って行くんだという気概が出てこなければ、
 チームとしての駆動力は芽生えてこないのではないか。
 どこかドライでスマートな印象が拭えないジーコジャパンは、
 いつまでも限界点に到達できないのではないかと、
 思いを巡らせてしまう”

確かに、って思った。

僕も確かに、って思った。


黄金世代に、自分がキレイに重なり合った。
自分が黄金ってことじゃなくて、
黄金世代が抱える問題が、そのまま自分の問題に思えた。

解決の糸口は見つかってない。
ガムシャラさとか、積極性とか、ある種の身勝手さとか、
僕が持つべきものはいくつもあるけど、何が必要なのか分からない。
まだ黄金世代も教えてくれてない。

ただ、今こうやって書いてて少し思ったのは、
こういう分析や巡らせた考えが、
逆に自分の足を止めさせてるのかもしれないってこと。

僕らは、
「部活をやってるときは水を飲んじゃダメだ」っていう根性論と、
「練習でノドが渇いたら水を飲みなさい」っていう科学的な正論を、
どっちも経験してきた世代だった。

そこで、ノドが渇いたら水を飲んだ方がいいことを知った。
正しいのはいつも、科学的根拠だった。

そうして、無謀なことは頭の段階で止めるようになった。


水を飲ませないような根性論がいいとは思わない。
スパルタ指導よりもコーチングの方が大切だとも思う。

ただ、“79年組がもっと輝く”ために大切なことは、
僕らが経験した負の部分から、結構近くにあるのかもしれない。

それも何なのか分かんないけど、そんな気がしてる。


僕も『黄金世代』のひとりとして輝けるようになりたいと思う。

でその前に、熱く輝くとき変なニオイがしないよう、
冬前の電気ストーブみたいに、ホコリを掃っておきたいと思う。

  • 2005.11.17 Thursday
雨ふりの中を外へ飛び出していったり、

遠足の前の日に眠れなかったり、

サンタさんやお星さまに願い事をしたり、

拾ったどんぐりを大切に机の中へしまうような、

持って生まれたはずの心を、もっと大切にしたいと思う。

  • 2005.11.15 Tuesday
相手をあからさまに持ち上げるとき、
「僕は○○(相手の名前)チルドレンですから」って言っときゃ
場がなごんじゃう今日このごろ。

チルドレン、もう使わないようにしないと。


本題。


仕事がうまくいったときは賑やかな通りを歩きたくなるし、
うまくいかなかったときは人通りの少ない道を歩きたくなる。
それはたぶん、仕事がうまくいったら人から何か言ってもらいたくて、
うまくいかなかったらヘコんで人とあまり接したくないから。

会議の結果によって、どっちの心理状態にもなる。

今日は人通りの少ない道を歩いた。

今日は定例の会議の日で、
いつものように夜中から朝にかけて課題をこなして、そのまま参加した。
そしたらいつも以上に気合い入れて出した課題が、芳しくなかった。
別に何を言われたわけでもないんだけど、うまく通らず。

努力量が大きかっただけに、認められなかったのは辛かった。

ただ、認められなくて良かったとも思ってる。


僕は結構頭でっかちで、
番組作りの感覚や知識が少しずつ蓄えられるにつれて、
自分が作り手としてレベルアップした気になることがある。
理論を理解できてるからって、
作り手として優れてるわけじゃないのに、
あたかもおもしろいもんが作れる人みたいな感覚に陥っちゃう。
台本やナレーション原稿を書けって言われても、
たいしたもんを書けるわけじゃないのに。
絵画を見る目のある人が、
すばらしい絵を描けるわけじゃないのと同じで。

見る感覚が優れてても、作る感覚を持ってないと作れない。


そんなだから、こうやってガツン!とやられるのは効果的だった。

ありきたりの表現だけど“目が覚めた”。


別に調子に乗ってたつもりはない。
でも仕事が忙しい状態になって、一時的にだけど収入が増えて、
番組作りについての知識が増え始めて、
自分の中のバランスがどっか崩れてたんだと思う。
それでいて自分の立場は変わってないから、
焦りもあって、いろんなことに噛みついちゃってた。

そんな崩れてる自分を、
今回のふがいない課題結果で発見できた。
調子に乗ってたことが悪い結果につながったわけじゃなくても、
今の精神状態が悪かったんだと反省しなきゃって思った。

根拠のあるなしに関わらず自信を持って、
等身大の自分より大きな自分像を描くことはいいと思う。
でもそれと同時に、自分が未熟だってことを頭に入れとかなきゃいけない。
できれば頭だけじゃなくて、実感として…。


自分が力不足だってことを思い知らされたとき、
「なにくそっ!」っていう負けず嫌いな気持ちはビクッと目覚める。

あんま気持ちいい目覚めじゃないけど、目がパッチリの状態になる。


勘違いや過剰な自信は、
基本的に夢を追い続けるときの根拠になるんだけど、
ときに眠った状態にする睡眠薬になる。

今回みたいなことを枕元に置いて、
これからは自分の目覚まし時計で起きるようにしたいと思う。


いつまでも、親に起こされる子供でいちゃダメなわけで。

  • 2005.11.12 Saturday
どーも。
レイザーラモンHGのモノマネをする
前田健を見てみたい今日このごろです。

もしくは相方・自称RGの代役として。これぞ本物のリアル。


リアルといえば、
リアルじゃない存在の“生協の白石さん”が注目されてる。
ちまたではかなり話題になってるらしい。
ちょっと遅いくらいだけど。

というわけで、今日と明日は生協の白石さんについて。


生協の白石さんっていうのは、東京農工大学の生協で働いてる職員。
最近までは年齢不明・性別不明だった謎の人物で、
学生からおもしろ半分で寄せられた生協への意見書に、
マジメなコメントを書いてたことでブログが取り上げ、話題になった。

例えばこんなやりとり。

 「リュウとケンはどっちが
  強いんですか? 同じだろ!」(うんこマン)

 「リュウとケンとは、この場合、誰のことを指すのでしょう?
  (漫画のキャラクターか何かですか・・・?)
  推測の域は出ませんが、竜雷太と松平健の場合、全盛期なら
  おそらく竜雷太の方が腕力は上だと思われます。」(白石)

確かに生協のオバチャンがこんな意見を返してたらおもしろい。

だけどもしこれが、下みたいになってたらどうだろか。

 「リュウとケンはどっちが
  強いんですか? 同じだろ!」(うんこマン)

 「リュウとケンとは、この場合、誰のことを指すのでしょう?
  (漫画のキャラクターか何かですか・・・?)
  推測の域は出ませんが、竜雷太と松平健の場合、全盛期なら
  おそらく竜雷太の方が腕力は上だと思われます。」(20代男)

書いた人で、受ける印象はガラっと変わる。


“生協の白石さん”は、
「意見カード」に「オバチャン」が、
「マジメ」に「ウケを狙わず」書いてる風だったから良かった。

なのに白石さんは、36歳の男だってことをバラした。


ボビー・オロゴンの、
あからさまにウケを狙ったときの言い間違えがつまんないように、
ガッツ石松の、
あからさまにウケを狙ったときの天然風ボケがつまんないように、
36歳男がウケを狙ったコメントだとしたら、おもしろくない。

オバチャンのマジメな天然コメントだと思って、
ハードルが下がった状態だったからおもしろかった。
狙った笑いじゃ、ちょいムカッとさえする。

見方によっては、ものすごく寒い問答になり下がった。


で、白石さんは、
これからも種明かしをしたマジックを見せ続けることになる。


それでも人気は出るのかもしんないけど、
ずっと正体を明かさずにいたときと比べたら半減すると思う。
「電車男」が逆の例で、あの話はフィクションって言われてるけど、
ずっと本物のストーリーだと思ってたから、爆発的にヒットした。
もし最初からフィクションだったら、ヒットすらしなかったと思う。
人の心を動かすこともなかった。

白石さんは意見カードに返事を書いてるだけだから、
人気者になる必要はないけど、なんだかもったいない気がした。

白石さんにとっても、楽しんでた人たちにとっても。


HGが本物のゲイじゃなくてもおもしろいのとは、ワケが違う。

  • 2005.11.10 Thursday
僕はここで何回か「人を見た目で判断できる」って書いてきた。
これまでたくさんの人と接してきたわけで、
その経験からだいたいは性格が見た目に表れてると思うから。

ちょっと長くなるけど、これまで書いたことを抜粋すると…


『「人は見かけによらない」とは?』より

 僕は「人は見かけによらない」っていう言葉は、
 「人には見かけによらない人もいる」って解釈してる。
 見かけによらないのは例外で、実は見かけ通りの人が多い。

 顔は、生きてきた数十年で作られてきたもの。
 悪いことを考えてれば悪い顔になっていくし、
 純粋な人は純粋な顔になる。
 黒さを持ってる人っていうのは、
 どんなに笑顔を作ってても、何か違うって感じる。
 感覚的なもんなんだけど。


『顔ににじみ出ちゃう、2つの性格』より

 もちろん例外もあるけど、普段の表情が顔の中で固まってく。
 悪いこと考えてるとき、普通は口角が下がるわけで、
 そういう表情を続けてると、口角が下がったまま固まる。
 他にも否定的にムスっとして生きてると、口角は下がる。
 逆に肯定的でにこやかに生きてれば、口角は上がる。

 同じように目にも性格や普段の様子が出る。
 目の周りの筋肉が、普段の目の形で固まってくはずだから。

 性格は口角と目の形に表れる。
 ちなみに口角を上げて暮らしてると、楽しくなる。
 目をパッチリさせて過ごしてると、活き活きしてくる。

 顔と性格は、お互いにリンクしてる。


『心や性格はしゃべり方を変え、
 しゃべり方は心や性格を変える』より

 しゃべり方って、人の印象を決めるうえで重要だと思う。
 人の性格は、表情・態度・しゃべり方で判断してるような気がする。

 心や性格っていうのは、外見やしゃべり方に表れるもの。
 心や性格は外見を変え、外見は心や性格を変える。
 心や性格はしゃべり方を変え、しゃべり方は心や性格を変える。

 暗い心で暗い口調の人でも、
 ハキハキ明るく発音してしゃべるよう心がけたら、
 心や気持ちも明るくなるんじゃないかって思う。
 心が明るいときは、口調も明るくなるのと同じで、
 口調を明るくすれば、強制的に心を明るくすることができると思う。



最近、こんな本を見つけた。

  『人は見た目が9割』

読んだらスッキリした。



本の内容は演劇や漫画の演出について多く割かれてるから、
期待してた内容と違ってたけど、ところどころの文章に納得した。

中でも気になったのが、下の調査結果。

心理学者の調べでは、
“人が他人から受け取る情報の割合”について、
次のような研究成果を発表してる。

 見た目・身だしなみ、仕草・表情 55%
 声の質(高低)、大きさ、テンポ 38%
 話す言葉の内容 7%

つまり93%の人が、人を見かけで判断してる。
「人は見かけによらない」なんて言う人でも。

筆者はこう結論づけてる。

「人を外見で判断しても、基本的には問題ない。
 ごくまれに、例外があるのみである」


しかも性格や心、頭ん中は、見た目として表れる。

例えば美人でも魅力のない人はいるし、
逆に美人じゃなくても魅力的な人はいっぱいいる。
亀田三兄弟は見かけ通りアホっぽいし(いやいい意味で)、
アニメオタクの多くは同じような顔つきをしてる。

心は確実に、外見に表れてる。
そして外見を変化させてる。


人の性格は見かけに表れる。
人は人を見かけで判断する。

つまり、人は見かけで性格を判断してもそんなに問題ない。


人を見かけで判断しろとは言わないけど、
自分が見かけで判断されてることは意識しといた方がいいと思う。

笑顔でいるだけで、
楽しんで暮らしてるだけで、
素直に生きるだけで、
顔つきも目つきも口調も変わってくと思う。

逆に髪型やファッションを変えるとふるまいが変わるように、
整形することで卑屈だった心が明るくなるように、
意図的にでも笑って暮らしてるだけで、心が楽しくなってくはず。

外見は中身とリンクしてる。


僕自身、いいシワを刻んだおじいちゃんになりたいと思う。


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