• 2006.06.06 Tuesday
受け手って自分勝手。

芸人を「おもしろくない」って言ってみたり、
アーティストに「ノリだけじゃん」とか批判してみたり、
役者に「演技ヘタクソ」ってブログに書いたりする。

僕もそうなる。


でも彼らの中には真剣に悩み、毎日勉強しながら、
その仕事に人生を懸けてる人が多い。

裏側にある努力はハンパなもんじゃなくて、
過去には地道なことをたくさんやってたりする。
何十本も何百本もライブ出演をこなしてはチラシを配ったり、
鏡の前で何時間も演技の練習をしてたりする。

だから…

「じゃあお前はできるのかよ」

って受け手に言うのは、正論っていえば正論だと思う。
ときに傷つくほどの言葉を浴びせかける受け手の人たちに、
怒り混じりで言ったって、それは間違ってない意見だと思う。


ただ、それは自己満足だとも思う。


受け手が「つまんない」って簡単に言えるように、
「じゃあお前はできるのかよ」って言うのも簡単。

もちろん、誰にも受け入れられなくていいんなら、
分かる人だけが分かるよう細々と活動してたっていい。
自分の個性や感性を貫くことだって大切。
それで人気になる人だっているから、悪いとはいえない。

だけどときにそれで、伸びがストップしちゃうことがある。
生活できなくなって、その世界でやっていけなくなることがある。

受け手が作り手のプロじゃないように、
作り手が受け手のプロとは限らない。
作り手は作り手のプロで、受け手は受け手のプロ。
だったら受け手のプロの意見は大切なんじゃないかって思う。

意見を素直に聞くことで、自分に求められてることを知ることができる。


受け手の評価には、実力も努力も関係ない。
努力したんなら、自分の中にしまっとけばいい。
そもそも努力を口にするのは「がんばってるアピール」だから、
ホントに努力してる人は努力を口にしない。

「じゃあお前はできるのかよ」は思考停止の合図。


いや別に、
ワールドカップでボロクソ言うための準備をしてるわけじゃなく。

  • 2006.06.05 Monday
日曜、僕が初めて作家として関わらせてもらってる番組の収録があった。

下っ端の下っ端として貢献度はものすごく低いけど、
ほぼ立ち上げから参加させてもらってて、
番組を作り上げる全過程を経験させてもらってる番組。

見学じゃなく実習みたいな感じで、
だけど実習生みたいな外部の人間ってわけでもなくて、
会社でいうところの「研修期間」みたいな感じかもしれない。
それか入社することを前提にしたインターンシップ。

どうしたら番組がおもしろくなるのかっていう、
企画を練り上げてくひとつのケースを、ひと通り経験させてもらった。
作家として必要なたくさんのことを勉強させてもらった。

学んでばかりだった。


視聴者だったら、文句を言ってるだけでいい。
「あの番組おもしろくなかった」っていう会話があるくらいで、
それ以上のものが求められることなんかない。
高校生が建設的な意見を出し合ってたら、逆に怖い。

でも作り手は「じゃあどうやっておもしろくするか」を考えなきゃなんない。
批判や批評だけの作家なんか要らなくて、番組に呼ぶ価値はない。
ヤジを飛ばすだけの国会議員は必要ない。

当たり前だけど、必要なのは番組をおもしろくできる発言。


感性と経験の絶妙なミックスでできる美味しいカクテルを、
早く作れるようになりたいと思う。

世の中は、試行錯誤の中で生まれてきたものばかり。

  • 2006.06.04 Sunday
自分が立ち止まってるように思えたときは、
近くの景色を見て動いてることを感じ、
自分が動いてるように思えたときは、
遠くの景色を眺めてそれほど動いてないことを感じたい。

そうしてるうち、いつの間にか遠くに着いてるんだと思う。

  • 2006.06.03 Saturday
小学生のころ僕は、親戚や近所の人、それに友達の親などみんなから、
「アツシくんはしっかりしてるね」って言われてた。

言葉を受けて自分で自分に期待をかけるうち、
自分はしっかりした子であるべきだと思うようになった。
「しっかりした自分は悪いことをしちゃいけないんだ」って、
斜めな角度からの道徳観を持って生きるようになった。
もちろんそれ以前に、親のしつけでしっかりしてたんだけど、
加えて、自分にプレッシャーをかけるようになってた。

そしたら、いつの間にか完全無欠になろうとしてた。
「しっかり者」っていう自分像を下書きして、なぞるようになってた。

僕は、毎年学級委員をやるようになった。


人は自分のキャラを自分で作り上げる。
周りからどう見られてるかを察知して、想像して、
自然に役作りした自分のキャラを演じて生きてる。

例えば勉強ができないって周りから言われたとき、
できないことを認めるかどうかでその後が変わってくる。
“できないキャラ”を自分で宣言して植え付けると勉強しなくなるし、
反発して“できるキャラ”だと言い張れば勉強するようになる。
そうやって、勉強のできる子とできない子が生まれることがある。

会社でだけ物静かな人や、
学校でだけ悪ぶってる人も、自分を演じてるからそう行動してる。
「A型は几帳面」って言われて生きてくれば、
もともとそうだとしても、より几帳面な性格になる。
“人見知り”だって、人に話しかけられない自分を
演じてるだけだったりする。

なんかややこしいこと書いてるけど、そう思う。

そしてそれは、自分次第で打破できる。


自分の中にある自分像を入れ替えた瞬間に、
人は周りから変わったように見られるんだと思う。

で、実際にキャラは変わる。


街でかわいく振る舞う着ぐるみを見て、
その中に入ってる汗だくのむさ苦しい男を想像した。

そんなとき、ふと思った。

  • 2006.06.02 Friday
「われわれは日本にすし(食い物)にされた」
(ビルト紙/ドイツ)

「日本はよく組織化され、ドイツは試合の流れをつかむのが難しかった。
 カウンターは常に危険で、ドイツの守備に問題があった」
(ターゲス・シュピーゲル紙/ドイツ)

「過去3回W杯を制したドイツを威圧した」
(フォリャ・ジ・サンパウロ紙/ブラジル)

「(高原は)速さと運動量、強烈なキック(がある)」
(グロボ紙/ブラジル)

「(中田英と中村は)能力が高い」
(エスタド・ジ・サンパウロ紙/ブラジル)

「鍛えられた日本のディフェンスは、ブラジルにとっても問題となるだろう」
(ランセ紙/ブラジル)

「カミカゼ相手に勝つのは、不可能なミッションかもしれない」
(リスト紙/クロアチア)

「初戦でブラジルと対戦した後、
 もう1つのブラジル代表が我々を待ち構える。
 ドイツよりも質の高いサッカーで、
 バルセロナのようにボールを長く支配できる」
(ビエスニク紙/クロアチア)

「日本代表が悩み事を増やしてくれた」
(オーストラリアン紙/オーストラリア)

「(柳沢について)セリエAで結果を出せなかった彼は何?
 日本では素晴らしい」
「(中澤について)空中戦では常に勝っている」
(テレビ局 スポルト・イタリア/イタリア)

「高原はフリンクスとバラックを色あせて見せた」
「巧妙なパス、速いFW陣、創造性あふれるプレーの連係」
(国際サッカー連盟(FIFA))


日本時間の31日早朝に行われた、サッカー国際親善試合のドイツ戦。

強豪相手に引き分けたことも、
内容が良かったこともうれしかったけど、
ドイツをはじめ各国のマスコミに、
日本代表がインパクトを与えられたことが一番うれしかった。

上のはもちろんいい部分を抜き出してるだけだろうだけど、
サッカーの強い国からほめられたってのは、
尊敬する人からほめられたような感じで、たまらなくうれしかった。

しかも外国のマスコミが伝えてるのは、日本代表を客観的に見た姿。
日本代表が評価されてるだけなのに、
自分が認められたような気分で、気持ち良かった。


立て続けで失点されたことや、
本戦の対戦国には研究されてることを考えると、手放しじゃ喜べない。
今回の結果だって、勝ったわけじゃない。

ただ、希望や期待が膨らむ試合内容だったのは確か。
開催国であり、ホームであるドイツと引き分けたのは確か。

『ドイツ 2−2 日本』が世界へ配信されたのは確か。


そして何より、僕らのボルテージが高まったことがうれしい。


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