• 2006.01.07 Saturday
思い起こせば小学生のころ、
3学期の始業式の日に提出する「新年の抱負」が、
そりゃもうめんどくさくてたまんなかった。
文章を書くことが嫌いで、
中でも自分の考えや思いを表すのが大嫌いだったから、
冬休みの終わりの日に、泣きながら書いたこともあった。
書き初めや勉強の宿題も、最後の日にはたまってたけど…。

そんな僕が大人になって、
自分から進んで1年の抱負を書こうとしてることに、
しかも書くことへ何の違和感も持ってないことに、
長い年月の中で変わってきたんだなーって思う。

締め切りギリギリまで動けないのは、変わってないけど。


テレビの世界で仕事を始めたのが2002年5月。
下っ端の下っ端として春で4年。5年目に入る。

下っ端を続けて4年。
作家の勉強を続けて4年。

毎年同じ目標を掲げては、毎年達成されない自分がいる。

「1本でも番組に作家として参加すること」

でっかくもなんともない一番目の前に見える目標を、
僕はまだ乗り越えられてない。


だけどやっぱり今年も、まずはその目標を持たないとって思う。
大きい目標を見据えながら、達成させるべきはまず手前の具体的な目標。
最初のステージをクリアしなきゃ始まらない。
マリオみたいに土管に入ればワープできる、なんてことはない。

で、その目標を達成させるために、
今年もどういうことをしたらいいのか考えたいと思う。

2006年のテーマはもう頭にある。

『メンタル』

誰にもいえることかもしれないけど、
元をたどったとき、去年の課題として見えてきたのはメンタル面だった。


(明日に続く)

  • 2006.01.06 Friday
1年で僕の何が変わったか、
自信を持って言えるわけじゃないけれど、
積んだ経験の分だけ見晴らしは良くなったような気がする。

もともと僕は感覚で勝負するタイプの人間で、
そこに自信があったから、何の迷いもなくテレビの道に進んできた。
小学生のころから大学生までずっと何かを作ることが好きで、
それが通用してきたから、迷う要素がなかった。
笑いのセンスや発想力さえあれば、簡単に戦えると思ってた。

それだけじゃないって知ったのは、この業界に入ってからだった。

リサーチャーとして会議に出席して、
一流作家と呼ばれる方々の企画を見たり発言を聞いてくうち、
経験の重要さを考えるようになった。
番組をおもしろい方向へ持っていく発言には、
思いつきのおもしろさに加えて、おもしろくなる理由があった。
それは考えただけじゃ分からない、経験によるものだった。
成功例と失敗例が具体的にあるから、説得力もあった。


例えば料理で味見したとき、
「あれ?何か足りない…」って気付いたとする。

そのとき料理を作った経験がない人は、
どんな調味料を入れればおいしくなるかが分からない。
でもよく料理を作る人は、
あの調味料を入れればおいしくなるんだろなって想像できる。

料理経験があるかないかで、おいしくもまずくもなる。

それと同じだと思う。


僕が得たのは、知識としてじゃない実際の経験。

例えば番組の浮き沈みを、理由と一緒に知ることができた。
下降気味の番組視聴率を上げるため(番組を魅力あるものにするため)に
作家はどんな方法を考え、番組はどんな方向へ向かったかを知った。
結果、視聴者に受け入れられたものと受け入れられなかったものがあった。
作家として提案すべきことが、少しずつ分かってきた。

他にも、立ち上げから関わらせてもらった番組で、
二転三転する企画内容と演出方法を眺めることができた。
そのしわよせが僕らに来るからたまったもんじゃないけど、
立ち上げた番組をおもしろくするためのプロセスを、学ぶことができた。
実際番組はおもしろくて、今のところ視聴者の方にも受け入れられてる。
企画をどう肉付けすればおもしろくなるかっていう勉強になった。

経験して消化したことは思考回路に組み込まれた。

企画やネタを考えるとき、頭に浮かぶことの質がちょっとだけ上がった。


自炊する程度なら、少しはうまくなってきた。
だけど僕がやるべきなのは、料理をお客さんに提供すること。

店の調理場に立って、自分が作った料理をみんなに食べてもらいたい。
で、先輩のコックやお客さんの評価を仰ぎたい。

それを、5月でテレビ5年目に入る僕の、最低限の目標にしたいと思う。


(明日から2006年の目標を)

  • 2006.01.05 Thursday
『結果』

去年の頭、僕はこれを2005年のテーマとして掲げてた。

努力するなんてのは当たり前で、
結果を出すためにどうするかを考えながら努力していきたいと。
具体的には放送作家として番組に1本でも関わることと、
代表・構成をつとめてる“余美高”のお笑いイベントを満員にすること。
それを実現させるために考えることが大切って意味で。

結局、結果は出せなかった。

一応“放送作家”として番組に関わらせてもらったけど、
クイズを作るっていうそれほど作家らしいものじゃなかった。
余美高もコント作りの面では成長できたけど、結果は伴なわなかった。

「一歩ずつ」っていう聞こえのいい言葉を逃げ道に使って、
死に物狂いになるくらい結果を求めることはできない自分がいた。
結果を出すために、ガツガツすることもなかった。
今の仕事でいっぱいいっぱいになってた。


ただ自分にまた言い訳をさせてもらうと、
求めるものが何であれ、やるべきことは変わらないと思う。
結果を求めたのは分かりやすい目標を作りたかったからで、
ゴルフのホールに旗が立ってるのと同じようなものだと思ってる。

グリーンのあたりに向かってなんとなくボールを打つよりも、
旗を目がけてボールを打った方が、目標物があるから近くに寄せやすい。
より近くに寄せようと努力するし、そのためにどうすればいいか考える。
それを続けてくうちに、ゴルフだって上手くなれる。
サッカーのパス練習でいえばなんとなく蹴るんじゃなくて、
相手の足元を狙って蹴ることで、パスの精度は上がってく。

求めたのは結果だったけど、
大切なのはそれ以外にあったんだと思う。

実際に、前よりもちょっとだけゴルフが上手くなった。


(明日へ続いたあと2006年の抱負を)

  • 2006.01.04 Wednesday
カメハメ波を撃った。
人生で初めて、カメハメ波を撃った。

アニメ「ドラゴンボール」の、あの有名な必殺技を繰り出した。


今日まで僕は、田舎の実家に帰省してた。
年末年始の5日間、中1の弟とゲーム三昧の日々。
眠いときもテレビ見たいときも、半ば強制的に付き合わされてた。

で、その中に、
「ドラゴンボールZ バトル体感かめはめ波 おめぇとフュージョン」
ってのがあった。
体感型の格闘ゲームだった。

内容は手の指にセンサーをつけて、
テレビの画面(正確にはテレビの上とか手前に置いた本体)に向かって
パンチを出したり防御したりすると、
ゲームの中のキャラもパンチを出したり防御して闘ってくれるもの。
で、フリーザとかセルとか敵を倒してく。
相手のパワーがゼロになったら勝ちっていう。

これがかなりおもしろかった。

パンチの他にも手をグーパーすると気功波が出せたり、
相手が繰り出す気功波のタイミングに合わせて手で振り払う動作をすれば、
ペイッてはじくこともできた。

興奮して、息を乱しながらパンチを連打してた。
敵に気功波をぶつけようと、グーパーを繰り返してた。
弟からの冷静なアドバイスを受けながら、
ワーキャー言ってはしゃいでた。

カメハメ波を出したのは、その中でのことだった。
テレビに向かって、手をカメハメ波の形にして撃った。

ヘトヘトになりながら、フリーザを倒した。


その3時間後、僕は東京へ戻る新幹線に乗ってた。
そこは乗車率120%ながら、静かな車内。

落ち着いた僕はふと気付いた。

カメハメ波を撃つことに夢中になってる僕は、26歳。

口を半開きにしながら、必死になってパンチを打ってた。
フリーザに向かって熱くなってた。

4年目の社会人が、カメハメ波を撃てた自分に感動してた。


車内で立ってた僕の近くには、小学生が座ってた。
新幹線で静かに座ってる小学生の男の子。

ちょっと大人に見えた。

  • 2006.01.03 Tuesday
田舎で生まれ、田舎で育った僕は、田舎の高校に通ってた。
確か県内でビリかビリ2の理数科で、
男子31人、女子10人の1クラスで3年間を過ごした。
1クラスしかないから、3年間同じメンバーだった。

2日、その同級会があった。
毎年やってる割に定着してないんだけど、12〜13人くらいが集まった。

帰ってきて思った。

「高校のクラスメイトってやっぱ特別」


僕も含めてみんな、高校時代とはどのくらいか変わった。
都会で暮らす中で変わったのかもしれないし、
結婚したり子供ができて変わったのかもしれない。
何も変わらないように見えても、本人の中では変わってたりもする。
卒業から8年近くが経って、
あのころと同じ話題で笑い合えるとも限らなくなった。

でも集まれば、また違う楽しさがある。

ベタだけど「時間を共有したこと」って大きいな〜と思う。


仲がいいとか悪いとかじゃなくて、
いつも一緒にいたとかよくしゃべったとかでもなくて、
つまらなくて眠い授業や、登校してから1時間目までみたいな、
思い出に残り得ない時間を共有したこと、それが特別だったんだと思う。

特別じゃないからこその特別。

もちろん高校時代そのものが特別ではあるんだけど、
ただただ流れてた時間があるから、今の関係があるんだと思う。


学園ドラマの回想ナレーションみたいで痛いこと書いてるけども、
そんなことを思いながら、何も変わらない実家の僕の部屋で寝転んでる。


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