• 2005.11.24 Thursday
例えば大きなつらい出来事があったとして、

ヘコんだり、落ち込んだり、思い悩んだりしたら、

ヘコめたことや、落ち込めたこと、思い悩めたことが、

大きなすばらしい出来事なんだ思う。

  • 2005.11.23 Wednesday
ちょうど6年前の今日、1999年11月23日。
横浜国際総合競技場(現・日産スタジアム)で、
Jリーグ「横浜FM×清水」の試合をスタジアム観戦した。
そこで清水は、2ndステージの優勝を決めた。
鳥肌立ちっぱなし。たまんない興奮だった。

ちなみに同じ年、もうひとつ鳥肌が立つ出来事があった。
ジュビロ磐田との“静岡ダービー”になった、
その年のJリーグ王者を決めるチャンピオンシップ。(テレビ観戦)
清水が第1戦を落としたあとの第2戦、
先制されたうえに清水のアレックス(三都主)が退場となった直後の、
絶体絶命の中で放たれた澤登のフリーキック。
蹴ったボールが、鋭い弾道でゴールに入ったときの興奮ったらなかった。
今もそのときの映像を見るたびに、感情がブルッと動く。

結局その年のチャンピオンにはなれなかったけど、
これまでのJリーグの中でも特に、忘れられない2つの瞬間だった。


2005年11月23日。
今日、清水はJ1の残留をほぼ決めた。

残留をかけたここ2試合に連勝。
しかも2試合ともロスタイムの決勝点で勝った。
特に前節の柏戦。
今回もテレビ観戦だったけど、
大げさじゃなく、ワールドカップ予選並みの緊張感と興奮があった。
リードされてたときの全身が痺れるような焦りと、
同点、決勝点での室内ガッツポーズ。
6年前はチャンピオン争いで、今回は残留争いだったけど、
緊張と興奮は同じくらいか、前以上のもんがあった。
J2に落ちるかどうかっていう生死を分ける戦いなのに、
つい、幸せだな〜なんて思ったりもした。

それが、2005年11月23日っていう偶然。
時代の区切りを感じる、大きな出来事だった。


そして今日、もうひとつ。
これは必然なのかもしれないけど、
あのチャンピオンシップでフリーキックを決めた澤登が、
引退を発表した。
まだまだ活躍していただけに、衝撃的だった。

清水エスパルスが生まれた92年に加入の、新人選手だった。
サッカー選手は移籍が当たり前になり、
一般社会でも終身雇用なんて過去のものになりつつある時代に、
J開幕から13年間(入団からは14年間)、清水一筋だった澤登。
どっちがいいわけじゃないけど、澤登最高って思う。

別に知り合いでもないのに、
「ありがとう」って言いたい相手がいることを、幸せに思った。

  • 2005.11.22 Tuesday
どーも。
スクワットを50回やったら、
イスから立ち上がることすらままならないイチカワです。

週末にスポーツせねばなもんですから。


そんな僕以上に足腰の弱い建物を設計したのが、姉歯。
テレビも新聞もネットも、そこかしこで姉歯の話題。
アネキ以上に危険なアネハ。
森山未來でも、さすがにこれは許さない。

姉歯建築設計事務所が、
マンションやホテルを作るための書類で耐震強度を偽造して、
震度5強でも崩れるかもしれない建物を設計した問題。
分かりやすいとこで言うと、柱が少ないとか、柱が細いとか。
その結果、ホテルは休業、住民は退去を余儀なくされた。

しかも危険なアネハ、インタビューでの受け答えがひどかった。
記者に対して「業界の風潮」「自分だけの責任じゃない」となすりつけ。
腐った人間っぷりを露呈してた。


ある職人気質の大工は家を建てたあと、
その家に住む人の喜ぶ顔を見て、充実感を覚えるという。

ある商店街の魚屋は、お客さんから
「この前の魚、おいしかったです」って言われるのが一番うれしいという。

ある下請け工場の工場長は、
「自分たちの作った部品が誰かのために動いてると思うと幸せ」だという。


人との関わりが直接的だろうが間接的だろうが、
こういうのが普通だと思う。
キレイごとでも理想論でもなんでもない。

お金のために仕事してていいから、
仕事の向こうにいる人たちの喜びに、
少しでもモチベーションが上がる人間であってほしいと思う。

  • 2005.11.21 Monday
今日の16時30分過ぎ、
僕は東京都港区の麻布警察署にいた。

少しの拘束のあと、無事釈放された。


警察署の建物は、冷たい雰囲気だった。
古びた病棟の廊下で見るようなタイル張りの地面と、
白く塗られたコンクリートの壁。
すれ違う警官の顔はどこか険しかった。

足音が響く階段を4階へ上がると、
行くべき場所には、僕と同じように書類を提出する女性がいた。
書類が受理されず、食い下がっていた。

彼女は別の警察へ行くことを余儀なくされた。


今度は僕が警官と対峙。
女性の警官から、指示が出た。

住所や名前、電話番号を記入させられた。
身分証明書も提示させられた。
服のポケットやカバンの中身は調べられなかったものの、
住所が正確かをもう一度問われた。

間違いないことを答えると、
書類の手続きのため、1〜2分ほど待つこととなった。


そして書類は受理された。


車通りが激しい六本木通りに面した警察署ながら、
外に出たときの空気は心なしかおいしかった。
人の群れがいつもより賑やかに聞こえた。

自宅へ帰るため、地下鉄の駅へと歩き出した。


運転免許証の住所変更は、めんどくさい。

  • 2005.11.20 Sunday
鼻をほじることは、
ほじったあと指が汚れるんじゃなくて、
ほじった指で鼻が汚れてることを世間に訴えたい今日このごろ。

指についてる菌が、鼻から忍び込んでくるから。


そんな今日、鼻をムズムズさせながら本屋へ行くと、
おととい発売のサッカーダイジェストに、気になる特集があった。

【79年組はもっと輝ける】

79年度生まれのサッカー選手を徹底研究する記事だった。


なぜ79年度生まれが特集されるかっていうと、
その世代は昔から「黄金世代」「ゴールデンエイジ」って呼ばれてて、
逸材が揃ってるってことで注目を浴び続けてるから。
今も彼らはたったひとつの年代で、日本代表の半分近くを占めてる。

小野、高原、稲本、中田浩、小笠原、遠藤、本山、加地、坪井、村井。

彼らはみんな、79年度に生まれた。
で、これだけの選手が揃ったのは、必然だった。


検証記事は、20ページ近くに渡って書かれてた。


79年生まれの僕は、つい雑誌を買った。



僕にとって同い年のサッカー選手は、
目指すジャンルは違うけど、僕の勝手なライバルだった。
でもって、自信の源でもあった。

意識し始めたのは確か高校時代だった。
僕はそのころからテレビの仕事をしようと思ってて、
放送作家が何かをよく理解してないころだったけど、
“日本で一番の放送作家になりたい”ってぼんやりと思ってた。
それは夢じゃなくて現実的な目標として、
自分が作家として日本のトップに立つのは当たり前だと思ってた。

だいぶ自信過剰な痛い子なんだけど、
そのころから本気でそう信じてた。

努力を続けてれば必ずうまくいくって、信じてた。


高校時代、静岡ローカルでは、
小野伸二っていうものすごい選手がいることが話題になってた。
あのチリチリ頭はとんでもない選手だと。
全国では稲本がJリーグ史上最年少出場を果たし、
世間からもこの世代に注目が集まり始めた。

さらに大学へ進むと、僕らの世代がワールドユースで準優勝した。
目の前で授業を受けてた石川竜也が、準優勝して帰ってきた。

「世界と戦える自信がついた」
「自分たちが通用することが分かった」

選手たちはそう言ってた。
さらに、スポーツ専門誌にはこんなことも書いてあった。

「天才と呼ばれながら、努力を怠って潰れた選手はたくさんいる」


人って自信と目標を持つと、継続力が生まれる。

“同い年がこんなにも活躍してうれしい”
“自分もヤツらに負けたくない”

同い年が活躍したうれしさは“自分もできる”っていう自信になり、
活躍する同い年は“追いつきたい”って強く思える目標になった。

それがどれだけ影響してるのかは分かんないけど、
今の僕もあのころと同じ目標を持って、テレビの世界にいる。



僕らは、26歳になった。
サッカー界では、日本人選手が世界で戦うのは普通になった。
若いわりに上手いとか、日本人のわりにデキるとか、
もうそんな世代でも時代でもなくなった。

そんな中で黄金世代は、輝きがくすんできてるように見える。
金であることは間違いないんだけど、黄金色じゃない。
充分合格ラインのプレーはするんだけど、突き抜けた感じがない。
中田英寿や中村俊輔みたいには、なれてない。

サッカーダイジェストでは、こう評してる。

“バーレーンで小野は、骨折した次の日も練習に顔を出した。
 代役となった小笠原は改めて、
 フォア・ザ・チームの姿勢を打ち出していた。
 遠藤や本山はたとえ試合に出られないと分かっていても、
 紅白戦で手を抜くことがない。
 宮本という酷な役回りを強いられているキャプテンを
 後方から盛り上げているのが、実は彼らであることも分かっている。
 だが、やはりムード形成の最渦中にいる彼らが真のリーダーとなり、
 俺たちが引っ張って行くんだという気概が出てこなければ、
 チームとしての駆動力は芽生えてこないのではないか。
 どこかドライでスマートな印象が拭えないジーコジャパンは、
 いつまでも限界点に到達できないのではないかと、
 思いを巡らせてしまう”

確かに、って思った。

僕も確かに、って思った。


黄金世代に、自分がキレイに重なり合った。
自分が黄金ってことじゃなくて、
黄金世代が抱える問題が、そのまま自分の問題に思えた。

解決の糸口は見つかってない。
ガムシャラさとか、積極性とか、ある種の身勝手さとか、
僕が持つべきものはいくつもあるけど、何が必要なのか分からない。
まだ黄金世代も教えてくれてない。

ただ、今こうやって書いてて少し思ったのは、
こういう分析や巡らせた考えが、
逆に自分の足を止めさせてるのかもしれないってこと。

僕らは、
「部活をやってるときは水を飲んじゃダメだ」っていう根性論と、
「練習でノドが渇いたら水を飲みなさい」っていう科学的な正論を、
どっちも経験してきた世代だった。

そこで、ノドが渇いたら水を飲んだ方がいいことを知った。
正しいのはいつも、科学的根拠だった。

そうして、無謀なことは頭の段階で止めるようになった。


水を飲ませないような根性論がいいとは思わない。
スパルタ指導よりもコーチングの方が大切だとも思う。

ただ、“79年組がもっと輝く”ために大切なことは、
僕らが経験した負の部分から、結構近くにあるのかもしれない。

それも何なのか分かんないけど、そんな気がしてる。


僕も『黄金世代』のひとりとして輝けるようになりたいと思う。

でその前に、熱く輝くとき変なニオイがしないよう、
冬前の電気ストーブみたいに、ホコリを掃っておきたいと思う。


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